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中郡二宮町中里で令和元年東日本台風被災、破損し養生された棟板金を交換工事

【お問い合わせのきっかけ】

屋根調査

 

　中郡二宮町中里のＫ様邸です。令和元年東日本台風で棟板金の一部が飛散し、養生を行ったのですが、強風が来たら不安なので、今回、補修工事を検討されたとの事でした。
　お伺いしましたＫ様邸の屋根は、アーバニーです。アーバニーとは、ケイミュー株式会社が製造販売した、スレート屋根材になります。昭和57年から平成6年まで売られており、アスベスト規制を受け、その含有率が1～0.1％と段階的に引き下げられていき、名称がニューアーバニーになって販売されたのが平成6年から平成13年まで、ノンアスベストとなったアーバニーグラッサが販売されたのは平成13年から平成17年までとなっております。屋根材の表面には、藻が発生しており、せっかくのお洒落な屋根が台無しです。藻が発生してきましたら、屋根の防水機能が低下しているサインですので、そろそろ塗装を検討しても良いと思います。私たち、街の屋根やさんでは、屋根工事だけではなく、屋根塗装も行っております。
　そして、問題の棟板金には、土嚢が置かれています。調査の結果、約4.3mほどの棟板金が破損していました。点検後、Ｋ様から「破損している部分の補修工事をお願いします」とご依頼がありましたので、棟板金交換工事を行いました。

破損している部分の棟板金を交換

 

　まずは、破損箇所の棟板金と貫板を撤去します。掃除を行い綺麗にしましたら、新しい貫板を設置していきます。その後、貫板の上に棟板金を設置し、固定します。棟板金は予め成型加工されていますが、繋ぎ目や端部の折り曲げ加工や処理は、職人が行います。

 

　仕上げに、接合部のコーキング処理を行います。若干の隙間ができてしまうと、そこから雨水が浸入し、下地の貫板を腐食させてしまう可能性がありますので、隙間ができないように、しっかりと処理することが重要です。

　コーキング処理を行いましたら、工事が竣工となります。これで強風が来ても、飛ばされる心配がなくなりました。土嚢や養生は、あくまで応急的な処置ですので、ご自宅の屋根を養生している方は、早めに補修工事を行いましょう。また、今回のように棟板金が落下すると非常に危険です。定期的な屋根の点検を心がけましょう。

　記事内に記載されている金額は2020年08月24日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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