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葉山町一色でかわらUからガルバリウム鋼板製の立平葺きへ葺き替え工事を行いました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根葺き替え
築年数38年
平米数49.1㎡
施工期間6日間
使用材料ガルバリウム鋼板
費用121.1万円
保証10年間




【お問い合わせのきっかけ】
担当:佐々木
2019年に発生した令和元年房総半島台風(台風15号)の影響による被害は、神奈川県でも甚大な被害が起こりました。普段飛ばないものが数多く飛ばされておりましたが、建物の屋根も例外ではなく甚大な被害が起こりました。房総半島の建物の屋根は大工工事も必要となるほどの破損状況が多かったようですが、神奈川県で多かった被害は、大工工事が必要となる程ではないにしろ、件数で言えば横浜市中心に相当数ございました。
葉山町一色にお住いになられているS様のお宅でも、ご自宅の屋根の棟に使用されている屋根材が飛ばされてしまいました。幸いにも火災保険にご加入されていたことで、金銭的負担は最小限に留めることが出来ましたが、葉山町一色S様のお宅で使用されていた屋根材はかわらUという商品で、すでに生産中止となった屋根材で廃盤品とも言います。既存の屋根材がまだ販売されていたのなら購入が可能で、部分的に直すことも可能なのですが、既存の屋根材が販売されていない場合は、他の屋根材で代替え効かないため、原状復旧するためには屋根を葺き替えるしか方法がございません。
葉山町一色S様のお宅の屋根は勾配が非常に緩く、屋根職人ではない人でも簡単にあることの出来るほど緩い勾配の屋根でした。屋根の勾配が緩い場合は、使用できる屋根材の種類が極端に限られてしまいます。勾配が緩い屋根に有効な葺き方は、横葺きでなく縦葺きです。
葉山町一色S様のお宅では、かわらUからガルバリウム鋼板を使用した縦葺きの一種である立平葺きへ屋根葺き替え工事を行いました。ガルバリウム鋼板などの板金屋根は、割れたり破れたりすることが少なく軽量です。裏地に断熱材などが貼らていないガルバリウム鋼板製の屋根材は、1㎡あたり3kg~4kg程度です。築年数の経過している建物の屋根に使用する屋根材は、軽量である方が建物の耐震性の向上にも繋がります。
葉山町一色にお住いになられているS様のお宅でも、ご自宅の屋根の棟に使用されている屋根材が飛ばされてしまいました。幸いにも火災保険にご加入されていたことで、金銭的負担は最小限に留めることが出来ましたが、葉山町一色S様のお宅で使用されていた屋根材はかわらUという商品で、すでに生産中止となった屋根材で廃盤品とも言います。既存の屋根材がまだ販売されていたのなら購入が可能で、部分的に直すことも可能なのですが、既存の屋根材が販売されていない場合は、他の屋根材で代替え効かないため、原状復旧するためには屋根を葺き替えるしか方法がございません。
葉山町一色S様のお宅の屋根は勾配が非常に緩く、屋根職人ではない人でも簡単にあることの出来るほど緩い勾配の屋根でした。屋根の勾配が緩い場合は、使用できる屋根材の種類が極端に限られてしまいます。勾配が緩い屋根に有効な葺き方は、横葺きでなく縦葺きです。
葉山町一色S様のお宅では、かわらUからガルバリウム鋼板を使用した縦葺きの一種である立平葺きへ屋根葺き替え工事を行いました。ガルバリウム鋼板などの板金屋根は、割れたり破れたりすることが少なく軽量です。裏地に断熱材などが貼らていないガルバリウム鋼板製の屋根材は、1㎡あたり3kg~4kg程度です。築年数の経過している建物の屋根に使用する屋根材は、軽量である方が建物の耐震性の向上にも繋がります。
担当:佐々木
【調査の様子】
葉山町一色にお住いになられているS様のお宅では、2019年に発生した令和元年房総半島台風(台風15号)の影響による影響で屋根が破損してしまいました。最初は全く気が付かなかったそうです。
お隣様がお隣様のお宅の2階から外を眺めていて気が付いたそうで、葉山町一色S様のお宅の室内に雨漏りも発生していなかったとのことでした。2019年に発生した令和元年房総半島台風(台風15号)での被害は、神奈川県でも甚大な被害が起こっております。
葉山町一色S様のお宅にお伺いして、まずは屋根に上がらせていただきました。使用されている屋根材は、すでに生産中止となっているかわらUと呼ばれていた屋根材でした。棟に使用されている部材が屋根の上に散乱しておりました。
外れていない部材も隙間が出来ており、覗いてい見ると反対側が見えてしまう状態です。これらは全て台風発生時に起こる暴風の影響により起こっております。屋根にとって風は天敵になりえます。すでに30年以上は使用しているというこのかわらU。これまでに塗装でのメンテナンスを行っていないため、表面が剥がれ出しておりました。飛散したり割れたりしている部材と同じ材料が手に入らないため、ご加入している火災保険に申請を行い、屋根葺き替え工事として復旧することになりました。
【施工の様子】
屋根葺き替え工事を行うにあたり、まずは建物の周囲に足場を設置します。かわらUは一時期とても流行っていた屋根材です。昔はカバー工法という施工法が可能な屋根材は少なかったのですが、このかわらUは既存の屋根に上からカバーすることが可能でしたので、それゆえ多く使用されていたという点もございます。
葉山町一色S様のお宅の屋根は、勾配が非常に緩く、屋根の上の作業に慣れていない方でも歩くことの出来るくらい緩い勾配でした。勾配が緩い屋根に使用されている屋根材や葺き方には限りがございます。今回はガルバリウム鋼板を使用した立平葺きで新しい屋根を仕上げます。
【屋根材撤去・屋根面清掃】
まずは既存かわらUを撤去していきます。棟に使用されている部材を全て外してから、屋根面に取り付けてあるかわらUを棟側から軒先側に向かって取り外していきます。取り外した屋根材は、いくつかに重ねて昇降機を架けているところまで移動します。この作業は全て人力で行っていきます。
重ねた屋根材を運ぶのも人力です。屋根葺き替え工事の工程の中で一番体力を使う作業と言えます。葉山町一色S様のお宅の屋根の広さは49.1㎡ありますので、49.1㎡分の屋根材を全て運んで降ろします。
既存の屋根材を全て降ろすと、野地板に張られた防水紙を露出します。その上にはホコリや小さなゴミがたくさん落ちてます。これは既存の屋根材を使用している期間に、小さな隙間から入り込まれたもと、既存の屋根材を取り外したときに出た粉塵です。
これら全てをほうきと塵取りを使用して清掃します。清楚を終えた表面を見てみると、汚れてはいるものの雨漏りが起きた形跡はありません。屋根材が飛ばされたり割れたりしても雨漏りが発生していないのは何よりでした。
【野地板重ね張り・ルーフィング取付け】
清掃を終えた屋根面には新しい野地板を重ね張りしていきます。パズルを合わせるように敷き詰めるように固定していきます。使用する板は構造用合板の厚さ12mmです。野地板を重ね張りすることで、新しい屋根材を固定する下地も新しくなることになります。
これは新しい屋根材を使用する以外にも、固定力も一緒に向上するということです。屋根材自体を新しくする工事のなかで、下地が新しくなり屋根材の固定力も向上させること出来る工事は、屋根葺き替え工事以外にはありません。屋根葺き替え工事は最大にして最善の工事です。
野地板の重ね張りが終わると、今度は軒先から棟に向かってルーフィング(防水紙)を張っていきます。ルーフィング(防水紙)の敷設と同じタイミングで軒先の水切りも固定していきます。軒先の水切りは屋根面を流れてくる雨水を、軒樋にしっかりと落とす役割があります。
ロール状になって納品されるルーフィング(防水紙)を軒先から棟に向かって横方向に転がしながら敷設していきます。普段から雨漏りが起こらないのは、このルーフィング(防水紙)の活躍があってこそです。
【立平葺き・棟納め】
ガルバリウム鋼板を使用した立平葺きを行う際、棟から軒先までの長さを先に確認しておくことが必要となります。ガルバリウム鋼板を現場で使える形にしている訳ではございません。棟から軒先までの長さを確認して現場での工事が始まる前に、工場でその長さに合わせてガルバリウム鋼板を立平葺きで使用できる形にある程度加工してから現場に納品します。
現場で行う切断作業や曲げ作業を極力減らして、新しい屋根材の設置作業に時間を注げるような環境をつくります。新しいガルバリウム鋼板製の屋根材は、設置・固定する前に横方向に並べて作業がスムーズに進むようにセッティングしておきいます。
新しい屋根材の設置作業に時間を注げるような環境をつくりますが、最終的な細かい調整は現場で行います。端から端まで一度並べてみて端や高さの調整を行います。必要であれば切断や曲げ加工を施します。特に軒先側と棟側の先端は必要です。
軒先側は軒先で固定するために、棟側は雨水の侵入を防ぐための返し(かえし)という仕組みを金鋏(かなばさみ)を用いて造っていきます。雨水の侵入を防ぐための返し(かえし)は、水返し(みずかえし)とも呼ばれます。返しのラインは棟のラインに合わせます。
屋根面に屋根材を固定し終えると屋根葺き替え工事も完成に近づきます。棟に棟板金を取り付けるための貫板を固定していきます。棟は屋根面の角度が変わるところですので、ここには屋根材の切れ目が出来てしまいます。棟板金は屋根に直接固定されている訳ではございません。この貫板に固定されているのです。棟板金を被せて継ぎ目となる部分にコーキングを打って、棟板金の側面にビスを打ち込んで固定します。
【完成】
葉山町一色S様のお宅のガルバリウム鋼板を使用した立平葺き屋根葺き替え工事が完成いたしました。ガルバリウム鋼板製の屋根材を使用した立平葺きを行うときは、事前に屋根の寸法をしっかりと測り、工場で行える作業を先に行っておくことで、屋根の上で行う作業がスムーズに進行します。
屋根の上で板金を加工する作業が減ることになりますので、屋根の上では取付けや固定という作業がメインとなり、現場での作業時間や雨に降られるリスクも減ることになります。アスファルトシングルの上にガルバリウム鋼板製の立平葺きを行う屋根カバー工事が終わりました。色はギングロと呼ばれる黒色と銀色の中間色です。屋根が変わるだけでも建物の印象はかなり変わります。この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
【一ヵ月点検】
葉山町一色S様のお宅のガルバリウム鋼板を使用した立平葺き屋根葺き替え工事が完工して約一か月が経過致しました。その後の屋根の状態を確認するべくお伺いいたしました。屋根の状態は特に問題がなく、正常に屋根として機能していることを確認いたしました。雨が降っても全く問題もなく不具合もありませんでした。屋根材の固定力も向上した屋根となった、葉山町一色S様もとても安堵の表情を浮かべておられました。次回点検は1年点検ですのでよろしくお願いいたします。
私達、街の屋根やさんでは、HPに記載させている対策をとりながら対応させていただいております。詳しくは「新型コロナウイルスの対策について」をご覧ください。
記事内に記載されている金額は2020年04月27日時点での費用となります。
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