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葉山町下山口にて表層剥離が起きている化粧スレートへ雨漏りする前にスーパーガルテクトでカバー工事
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根カバー工法
築年数13年
平米数84.9平米
施工期間9日間
使用材料スーパーガルテクト (Sシェイドブルー)
費用143万円
保証10年
ハウスメーカー地元工務店



【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
葉山町下山口にお住まいのY様より「庭に屋根材の一部と思われる物が落ちている。」との事で、屋根点検調査のご依頼がございました。少し強風が吹いた翌朝に玄関を出たら落ちていたそうで、自宅のものなのかどうかも分からない中心配されていらっしゃいました。
Y様邸は築13年程経過していた事もあり、以前より屋根を含めた外装のメンテナンスを検討されていたそうです。
調査にお伺いすると、庭先に落ちていたものの一部を見せて頂きました。よく見ると化粧スレートの表層部分と分かります。築年数と表層部分を見ると頭に浮かぶのは経年で必ず表層剥離してしまう化粧スレート屋根材、ニチハのパミールです。屋根に上がるとすぐにパミールと分かるほど屋根全体に表層剥離が多く散見され既に雨漏りが始まってしまっているのではと感じるほどでした。屋根の調査を終え心配な為Y様に了解を得て屋根裏を点検させて頂きましたが、雨漏りはまだ始まっておりませんでした。
以上の事からまだ雨漏りもしていない事が分かりましたので、今回は既存の化粧スレートを残した上に新たな屋根材を被せる屋根カバー工事を行う運びとなりました。
使用する屋根材はアイジー工業さんのスーパーガルテクトです。表面には遮熱性ポリエステル塗料でコーティングされた意匠性に優れたちぢみ塗装、裏には厚い断熱材、軽量で錆びにくいガルバリウム鋼板製軽量金属屋根です。今後はなるべくメンテナンスが不要でコストを抑えた工事をご希望されていらっしゃましたので、Y様邸にはぴったりの屋根材ではないでしょうか。
お色は映えるSシェイドブルーをお選び頂きました。スーパーガルテクトは他にもSシェイドブラック、Sシェイドモスグリーン、Sシェイドブラウン、Sシェイドチャコールと合計5色の中からお選び頂けますので、外壁とのバランスを見てお色選びも楽しめます。それでは施工の様子をご覧ください。
Y様邸は築13年程経過していた事もあり、以前より屋根を含めた外装のメンテナンスを検討されていたそうです。
調査にお伺いすると、庭先に落ちていたものの一部を見せて頂きました。よく見ると化粧スレートの表層部分と分かります。築年数と表層部分を見ると頭に浮かぶのは経年で必ず表層剥離してしまう化粧スレート屋根材、ニチハのパミールです。屋根に上がるとすぐにパミールと分かるほど屋根全体に表層剥離が多く散見され既に雨漏りが始まってしまっているのではと感じるほどでした。屋根の調査を終え心配な為Y様に了解を得て屋根裏を点検させて頂きましたが、雨漏りはまだ始まっておりませんでした。
以上の事からまだ雨漏りもしていない事が分かりましたので、今回は既存の化粧スレートを残した上に新たな屋根材を被せる屋根カバー工事を行う運びとなりました。
使用する屋根材はアイジー工業さんのスーパーガルテクトです。表面には遮熱性ポリエステル塗料でコーティングされた意匠性に優れたちぢみ塗装、裏には厚い断熱材、軽量で錆びにくいガルバリウム鋼板製軽量金属屋根です。今後はなるべくメンテナンスが不要でコストを抑えた工事をご希望されていらっしゃましたので、Y様邸にはぴったりの屋根材ではないでしょうか。
お色は映えるSシェイドブルーをお選び頂きました。スーパーガルテクトは他にもSシェイドブラック、Sシェイドモスグリーン、Sシェイドブラウン、Sシェイドチャコールと合計5色の中からお選び頂けますので、外壁とのバランスを見てお色選びも楽しめます。それでは施工の様子をご覧ください。
担当:新海
【調査時の様子】
梯子を架けて軒先から見えた屋根は表層剥離が相当進んでおり、すぐに雨漏りの心配をしてしまうほどでした。Y様邸はまだ築13年前後と本来の化粧スレートであれば塗装でのメンテナンスが間に合う築年数ですが、表層剥離が起きてしまう屋根材は塗装でのメンテナンスが無意味になってしまうので屋根工事が必要です。
この表層剥離している屋根材はニチハのパミールと呼ばれるノンアスベスト屋根材で写真の様な表層剥離が必ず起きてしまう屋根材ですので、気づいた時点で屋根工事をしておきませんと雨漏りに繋がってしまう屋根材の一つです。現在築13年から16年程のお住まいの屋根に使われている事が多く見受けられます。
軒先から見えた面だけが劣化が相当進んでいると思いましたが、大棟から屋根全体を見渡してみますと寄棟形状の屋根全体に表層剥離が見られます。またパミールの特徴として、野地板に屋根材を固定する時に使用する釘が錆びやすいという特徴もあり、知らずに屋根の上を移動しているとスパっと屋根材が抜け落ちてしまう事もあります。調査する側が屋根を傷めてしまう事も考えられますので、パミールが使われている屋根は慎重に調査する必要がございます。
また雨漏りしているかの確認で屋根から下りた後に屋根裏も見させて頂いた所、野地板や垂木に雨染みは見られなく問題ありませんでしたので今回は既存の屋根を残しその上にルーフィング(防水紙)を敷設し軽量な屋根材を被せるカバー工事を行う事となりました。それでは施工中の様子です。
【施工中の様子】
良い工事になる為にはまずはしっかりとした足場が必要です。街の屋根やさんで足場を架けての工事の時は楔式足場を使用し作業性や安全性を確保し施工させて頂きます。
屋根工事ですので足場が架かった後は梯子を足場にかけて設置し施工期間中は固定しておきます。昇降機がついておりますので資材や廃材などの上げ下げに使用致します。
【役物撤去作業】
屋根カバー工事で最初に行うのは棟板金の撤去作業や、軒先に設置されている雪止め金具の切断作業です。既存の屋根の上にルーフィングを敷設するために均す必要がある為に最初に棟板金と内部にあります貫板と呼ばれる木材の撤去、また雪止めは電動工具で切断しておき、次の工程であるルーフィングの敷設に備えます。また同時に清掃も行います。
【ルーフィング敷設、役物設置】
次に重要なルーフィングの敷設です。屋根材がなくともこちらのルーフィングに問題がなければ雨漏りしないと言っても過言ではないほど、ルーフィングは重要です。
軒先から敷設し、重ね部分をしっかりと作りながら軒先から棟へと敷設していきます。Y様邸は寄棟屋根ですので斜めに降っている隅棟、屋根の一番高いところに設置されている大棟はルーフィングの継ぎ目が来ないよう、また二重三重に重ねて雨仕舞をしておきます。特に大棟部分は反対側まで覆いかぶさるように敷設するのが重要です。
ルーフィングと同時に軒先の水切り板金の役物を設置しておきます。雨樋が設置されている内部には鼻隠しと呼ばれる化粧板が設置されておりますが「水を切る」軒先水切りと呼ばれる役物があるおかげで傷まずに済みます。また今回使用するスーパーガルテクトをこちらの軒先水切りに引っ掛けるようにして(写真右)、軒先からスーパーガルテクト本体の取り付け作業が行われます。
軒先がしっかりと納まっておりませんと、屋根材が風の影響を受けやすくなり捲れてしまうなどの原因になってしまいますので、軒先役物の設置はしっかりと確認しながら行います。
【スーパーガルテクト設置】
その後二列目の設置時には雪止め金具を設置しておきます。二列目と三列目に交互になるように設置しておきます。後付けできない役物になりますので、この時点で設置しておくことをお勧めしております。いざという時の為の備えとして必要です。軒先に隣地との境界が近い場合や、カーポート等が自宅にもある場合は重要になってきます。
その後スーパーガルテクトを棟に向かって綺麗に並べて設置してゆきます。軒先側と棟側を嵌合、引っ掛けるようにして設置していきます。寄棟屋根は屋根材同士がぶつかる場所が生まれるので、最後に切断する必要がございます。
こちらはスーパーガルテクト設置が完了し、残るは雨仕舞の棟板金の設置のみとなった屋根の様子です。日当たりによっては明るく見えたり引き締まって見えたりと変わってきますがスーパーガルテクト独自のちぢみ塗装により意匠性が高い仕上がりです。よく見る板金ですとどこかのっぺりとした感じを受けてしまいますが、スーパーガルテクトはそのような事はなく飽きがこないデザインです。
【棟納め】
最後に棟板金を設置して完了となります。まずは貫板の設置です。防腐処理済の貫板を使用致します。棟を設置する両面にそれぞれ一本ずつ設置致します。
こちらは野地板に向けてビスで固定致しますが、棟板金はこの貫板へビスを打ち固定致しますので貫板の設置もしっかりと行いませんと将来棟板金が早期に傷んでしまったとなり兼ねません。
また、Y様邸には換気棟が設置されておりましたので、スーパーガルテクト本体と同質、同じ模様の換気棟を用意し設置致します。ルーフィングを敷設すると換気棟の為に開けてある隙間をルーフィングで塞いでしまう形となりますが、換気棟設置のタイミングでルーフィングをカットし換気棟用に加工しておきます。
また、Y様邸には下屋根と呼ばれる一階部分の屋根もありそちらには天窓が設置されておりました。Y様の強い希望で天窓は残したいとの事でしたので天窓を残しつつ下屋根も同じスーパーガルテクトにてカバー工事を行いました。最後にそちらの様子もご紹介いたします。
【下屋根施工の様子】
施工は二階大屋根と同様に進みます。下屋根には外壁との際の雨仕舞の役物がございますが、棟はございませんでした。ですので雪止め金具のみ切断しルーフィングを敷設しスーパーガルテクトの設置の流れとなります。ただ、天窓廻りの仕舞が複雑です。
まずはルーフィングを天窓廻りに立ち上げておきます。その後に天窓の外枠がビスで固定されておりますのでそちらを外します。その後立ち上げておいたルーフィングと加工したガルバリウム鋼板を用意し水切りとして加工致します。板金ハサミを使って現場なりに職人さんが加工致します。上部と側面に水切りを設置し、その後スーパーガルテクトを設置します。
最後はルーフィングと水切りの上から最初に外した天窓の外枠を再設置しビスで固定します。Y様邸は加工で残す事が可能でしたが、天窓の設置方法によっては不可能な場合もございます。
最後に板金の継ぎ目にコーキングを打ち、下屋根の納めが完了です。外壁との際に設置致しました雨押え板金と外壁との取合い部分もそのままでは隙間が出来ておりますので、コーキングを打っておきます。目立ちすぎないようにグレーを使用致しました。下屋根も大屋根同様にSシェイドブルーで納めました。
【屋根カバー工事完成】
葉山町下山口、Y様邸のスーパーガルテクト葺き(Sシェイドブルー)を使用した屋根カバー工事が無事完了で致しました。
今までの屋根は経年で劣化しグレーに見えましたが、元は黒でした。今後外壁のメンテナンスを考え明るい色にしておきたいとのお話もあり、Sシェイドブルーをお選び頂きました。他にもスーパーガルテクトはSシェイドブラック、Sシェイドチャコール、Sシェイドモスグリーン、Sシェイドブラウンと全部で計5色のお色からお選び頂けます。
またスーパーガルテクトにはメーカーの手厚い保証がついているのも特徴でして、塗膜15年赤錆20年穴あき25年と長期保証がついております。
Y様には調査の時に初めてみた表層剥離した屋根の様子をご覧頂いておりましたので、仕上がりを見て綺麗になったとお喜び頂けました。
この度はご利用頂きまして誠にありがとうございました。
【定期点検の様子】
施工後一年経過しドローンでの定期点検を実施させて頂きました。施工完了時にもお客様には仕上がりを確認していただくために写真を撮影致しますが、ドローンのようにはいきません。ドローンは屋根全体を確認できるのでお客様も屋根の状態を把握しやすく、大変好評を頂いております。実際屋根に上がる必要がある場合もある為に、ドローンでの点検が全てではございません。
今後も定期点検でお伺いさせて頂きます。
記事内に記載されている金額は2020年03月27日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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