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座間市栗原で下屋のスレートを、ICたてひらスタンビー(モスグリーン)へ葺き替えました

更新日:2020年06月24日

【施工前】

【施工後】

施工内容屋根葺き替え

築年数22年

平米数7.7㎡

施工期間4日間

使用材料ICたてひらスタンビー(モスグリーン)

費用28.5万円

ハウスメーカーハウスメーカー不明

足場アイコン屋根葺き替え

【お問い合わせのきっかけ】


担当:佐々木


 座間市栗原にお住いになられているS様のお宅では、増築した部分の屋根に使用されているスレートが傷んでおりました。既存の建物の屋根は板金が使用されておりましたが、増築部分の屋根にはスレートが使用されたそうです。「スレートがたくさんひび割れている」とお困りのご様子でしたので、まずは調査にお伺いして 状況を確認いたしました。座間市栗原S様のお宅にお伺いして、増築部分の屋根を見させていただきました。座間市栗原S様のお宅は3階建てですが、玄関が3階部分にある建物でした。増築部部分はお庭側にあり2階までの高さがありました。このような1階分や2階分下がった屋根を「下屋(げや)」と呼びます。
 増築部分の屋根は3階の窓から降りることが可能でしたので、3階の窓から通していただきましたが、確かにスレートのひび割れが目立ちました。スレートをよく見ていくと、スレートの端部が欠けているところが多くボロボロとしておりました。また、表面を見てみると、元々は色がグリーンだったようですが黒々としており、本来は雨水や紫外線から保護するように加工されてる表面が劣化して失われている状態でした。この状態ではスレートが雨水や湿気を吸い込みやすいため、傷みの進行がより進みやすくなってしまいます。
 築年数は22年と長めですが、増築した部分の屋根ですので10年経過したかしていないかくらいとことでした。しかし、スレートがここまで傷んだ状態になるのに10年程度というのは早すぎます。下屋のスレートを眺めながら気づいたのは、勾配がとても緩い屋根であることでした。屋根が緩い勾配であることを、「緩勾配」や「低勾配」と呼びます。座間市栗原S様のお宅の下屋は、勾配の緩い屋根にスレートを使用したため早く傷んでしまいました。
 屋根材はそれぞれ使用できる勾配の角度が違います。スレートは3.5寸勾配までと制限がありますが、座間市栗原S様のお宅の下屋の勾配は3.5寸より低い勾配でした。今回の葺き替え工事では、勾配が緩くても使用が可能なガルバリウム鋼板を使用した立平葺きに葺き替えました。使用した商品は、稲垣商事さんのICたてひらスタンビー(モスグリーン)です。
 座間市栗原にお住いになられているS様のお宅では、増築した部分の屋根に使用されているスレートが傷んでおりました。既存の建物の屋根は板金が使用されておりましたが、増築部分の屋根にはスレートが使用されたそうです。「スレートがたくさんひび割れている」とお困りのご様子でしたので、まずは調査にお伺いして 状況を確認いたしました。座間市栗原S様のお宅にお伺いして、増築部分の屋根を見させていただきました。座間市栗原S様のお宅は3階建てですが、玄関が3階部分にある建物でした。増築部部分はお庭側にあり2階までの高さがありました。このような1階分や2階分下がった屋根を「下屋(げや)」と呼びます。
 増築部分の屋根は3階の窓から降りることが可能でしたので、3階の窓から通していただきましたが、確かにスレートのひび割れが目立ちました。スレートをよく見ていくと、スレートの端部が欠けているところが多くボロボロとしておりました。また、表面を見てみると、元々は色がグリーンだったようですが黒々としており、本来は雨水や紫外線から保護するように加工されてる表面が劣化して失われている状態でした。この状態ではスレートが雨水や湿気を吸い込みやすいため、傷みの進行がより進みやすくなってしまいます。
 築年数は22年と長めですが、増築した部分の屋根ですので10年経過したかしていないかくらいとことでした。しかし、スレートがここまで傷んだ状態になるのに10年程度というのは早すぎます。下屋のスレートを眺めながら気づいたのは、勾配がとても緩い屋根であることでした。屋根が緩い勾配であることを、「緩勾配」や「低勾配」と呼びます。座間市栗原S様のお宅の下屋は、勾配の緩い屋根にスレートを使用したため早く傷んでしまいました。
 屋根材はそれぞれ使用できる勾配の角度が違います。スレートは3.5寸勾配までと制限がありますが、座間市栗原S様のお宅の下屋の勾配は3.5寸より低い勾配でした。今回の葺き替え工事では、勾配が緩くても使用が可能なガルバリウム鋼板を使用した立平葺きに葺き替えました。使用した商品は、稲垣商事さんのICたてひらスタンビー(モスグリーン)です。


担当:佐々木


【調査の様子】

スレートがボロボロしてひび割れ スレートが欠損

 座間市栗原にお住いになられているS様のお宅では、過去に増築した部分の屋根がひび割れているとのことで調査にお伺いいたしました。座間市栗原S様のお宅の屋根のほとんどは板金屋根でしたが、増築した部分の屋根だけがスレートで造られておりました。

 増築部分の屋根に上らせていただくと、スレートはひび割れが多く発生しており、欠けている箇所も多く点在しておりました。ひび割れは縦にひび割れている箇所が多く、欠損は角の部分に多く見られました。この状態はスレートが傷み過ぎているときに見られる現象です。

低勾配なスレート屋根

 3階のお部屋の窓から降りるかたちで屋根に上がらせていただきましたが、元々緑色だったスレートの表面が黒々としている範囲がございました。これはスレートの表面が傷んで、雨水や湿気を吸い込んでいしまっていることで起こる現象です。

 また、傷んでしまう要因として、スレートを使用する屋根としては勾配が緩すぎることが挙げられます。勾配が緩すぎると雨水がスレート表面に滞留しやすくなるため、スレートの傷む速さが速くなります。緩勾配の屋根には板金を使用した縦葺きが適しております。従って座間市栗原S様のお宅では、ガルバリウム鋼板を使用した縦葺き(スタンビー)屋根に葺き替えることになりました。

 新型コロナウイルス(covid-19)が心配な状況ですが、街の屋根やさんではマスク着用やこまめな消毒などの講じた対策を、これまで通り行いながら工事を進めております。

 

【施工の様子】

玄関が2階にある建物 斜面に建てられて建物

 座間市栗原S様のお宅の建物は3階建てで、玄関は3階部分にあります。増築された屋根は3階の窓の下にあり、増築された部分だけが2階建てとなっておりました。山の斜面に建てられている建物では、このようなタイプの建物が存在します。

 玄関から見て裏側に周るためには階段で降りていかなければ行けません。お庭側にある増築部分の屋根から見下ろすと、やはりかなり高さがります。2階建ての屋根を工事するとなると、軒先側でも作業をすることもあり足場を架ける必要がございます。

 

【既存の屋根材撤去】

既存のスレート撤去前 既存のスレート撤去後

 葺き替え工事では、まず既存の屋根材を撤去します。今回工事を行う箇所が外壁と繋がっている屋根なため、屋根と外壁の繋がったところ(取合い)に雨押えと呼ばれる役物が取り付けてあります。スレートを撤去するときは、勾配の高い位置から低い位置に向かって撤去していきますので、雨押えを取り外してからスレートを撤去します。

 雨押えを取り外してからスレートを撤去し終えると、既存のルーフィング(防水紙)が露出します。隙間から入り込んでいた小さなゴミやホコリ、そして撤去した際に出る粉塵などが表面に落ちておりますので、清掃を行ってから次の工程に入ります。

 

【野地板重ね張り・軒先水切り取付け】

野地板重ね張り 軒先水切り

 既存のルーフィング(防水紙)の表面に落ちているゴミやホコリなどを清掃して取り除くと、次は野地板を重ね張りしていきます。使用しているのは構造用合板の厚さ12mmのものです。下屋の端から端まで敷き詰めるように固定していきます。野地板を新しくすることで、新しい屋根材を新しい下地に固定することになりますので、新築時と同じような固定力が生まれます。野地板を重ね張りしたら、唐草とも呼ばれる軒先の水切りをハメるようなかたちで固定していきます。

 

【ルーフィング敷設】

PカラーEX+ PカラーEX+で使用してルーフィングを敷設

 野地板の重ね張りと軒先の水切りの固定が終わったら、次は新しいルーフィング(防水紙)を敷設していきます。ロール状に梱包されたルーフィング(防水紙)を横方向に転がすように敷いていきます。軒先側から外壁側に向かって重ねます。

 屋根にとってルーフィング(防水紙)はとても重要で、屋根材が雨水から屋根を護っていると思っておられる方が多いようですが、雨水から屋根を護るという点では、このルーフィング(防水紙)の方が重要な役割をしております。使用しているのは田島ルーフィングさんのPカラーEX+です。

 

【新規屋根材取付け・雨押え取付け】

ヒランビー取付け 雨押え取付け

 ルーフィング(防水紙)の敷設が終わると、新しい屋根材を取り付けていきます。勾配が緩いた板金を用いた縦葺きに葺き替えます。縦葺きは、横方向に継ぎ目や折り目がないため、雨水が入りずらい構造になっておりますので、緩勾配や低勾配といった屋根に適しております。

 縦葺きにも種類が色々とありますが、座間市栗原S様のお宅の葺き替え工事では立平葺きと呼ばれる葺き方で納めました。稲垣商事さんのICたてひらスタンビーという屋根材のモスグリーンを使用しました。既存のスレートを撤去するときに、先に雨押えを取り外しましたが、設置するときは逆で最後に雨押えを取り付けます。

 

【壁際コーキング】

雨押えと外壁の取合いをコーキング 雨押えと外壁の隙間をコーキング

 雨押えを取り付けると、屋根葺き替え工事も終盤に差し掛かります。外壁と雨押えに出来る隙間に対して、コーキングを打っていきます。コーキング材で隙間を埋めて、雨水が入り込まないようにします。

 座間市栗原S様のお宅の外壁は、コーナー(角)にL型のアングルが取り付けてあり、外壁とアングルの隙間から雨水が侵入し、その隙間を通って雨押えと外壁の隙間に入り込む心配がありました。外壁とアングルの隙間にもコーキングを打って雨水の侵入を防止します。

 

【完成】

下屋の葺き替え工事が完成

 座間市栗原S様のお宅の下屋にあったスレートを、稲垣商事さんのICたてひらスタンビー(モスグリーン)へ葺き替える工事が終わりました。立平葺きにすることで、雨水が溜まりづらくなって雨樋に流れやすくなりました。

 屋根材には使用できる屋根の勾配にそれぞれ制限がございます。その制限よりも緩い屋根に使用すると、劣化や傷みの進行が速くなったり、最悪の場合は雨漏りにも繋がることがございます。緩勾配や低勾配などの勾配の緩い屋根は、板金で造られた縦葺きが適しております。

 縦葺きの屋根はデザイン性という点で、使用されることが少なくなってきておりますが、屋根の中には機能重視な屋根がございます。座間市栗原S様のお宅の下屋も機能重視の屋根でした。

この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました!!

 

 記事内に記載されている金額は2020年06月24日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

屋根葺き替え898,000円~(消費税・諸経費別)

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