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横浜市青葉区奈良町にて以前から指摘されていた傷んでしまったスレート屋根(グリシェイドNEO)へスーパーガルテクト(Sシェイドモスグリーン)を使用したカバー工事を行いました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根カバー工法
築年数14年
平米数74.7平米 下屋根含む
施工期間5日間(足場除く)
使用材料IG工業 スーパーガルテクト 色:Sシェイドモスグリーン
費用133万円
保証10年
ハウスメーカー地元工務店


【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
横浜市青葉区奈良町にお住まいのお客様より「以前より、近隣の人や訪問業者に屋根が傷んでいると指摘されていて気にはなっていた。今回は色々なリフォーム会社さんの意見を聞いてみて最適な工事を検討したい。」との事で、その中から私たち街の屋根やさんにもご相談頂きました。
詳しくお話を伺いますと現在築14年~15年程で、数年前から屋根の事に関して気づかれていたそうですが、実害がなかったこともありそのままにされていたそうです。しかし、最近になりやたらと訪問業者にチャイムを押される事から、やはりリフォームをしなくてはとお決めになられ今回の流れになられたようです。
現地調査にお伺いし、ご要望やお困りごとをお聞きした後に屋根に上がらせて頂く事になりましたが、既に調査を終えている業者より、一部屋根が割れていると言われているとの事でした。実際に屋根に上がる前にどのような状態か把握してから調査を行いたかった為にドローンを飛ばしてみますと、確かにクラックが多く発生している事が分かり、さらに軒先付近にはスレートが滑落している部分も分かりました。
ドローンでの確認の跡、慎重に屋根に上がり調査を続けました。使用されていたスレートはスリットが入っているタイプのスレートでして、形状と傷み方と築年数から考慮しますとノンアスベストスレートと呼ばれるグリシェイドNEOと呼ばれる商品です。小口がスパっと直線になっているのが特徴です。脆く割れやすいという嫌な特徴を持っております。むやみに屋根上を移動していると屋根を傷めてしまう事もある為に、雨漏りしている様子はない事も確認できた為に屋根から下りました。
写真を交えてお打合せをした結果、複数パターンで屋根カバー工事のご提案をさせて頂き、結果IG工業のスーパーガルテクトにて屋根カバー工事をご用命頂きました。
私たち、街の屋根やさんではく新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大防止の為にソーシャルディスタンスやこまめな消毒はもちろん、現場対応させて頂く際はマスク着用に努めておりますので、ご安心ください。
詳しくお話を伺いますと現在築14年~15年程で、数年前から屋根の事に関して気づかれていたそうですが、実害がなかったこともありそのままにされていたそうです。しかし、最近になりやたらと訪問業者にチャイムを押される事から、やはりリフォームをしなくてはとお決めになられ今回の流れになられたようです。
現地調査にお伺いし、ご要望やお困りごとをお聞きした後に屋根に上がらせて頂く事になりましたが、既に調査を終えている業者より、一部屋根が割れていると言われているとの事でした。実際に屋根に上がる前にどのような状態か把握してから調査を行いたかった為にドローンを飛ばしてみますと、確かにクラックが多く発生している事が分かり、さらに軒先付近にはスレートが滑落している部分も分かりました。
ドローンでの確認の跡、慎重に屋根に上がり調査を続けました。使用されていたスレートはスリットが入っているタイプのスレートでして、形状と傷み方と築年数から考慮しますとノンアスベストスレートと呼ばれるグリシェイドNEOと呼ばれる商品です。小口がスパっと直線になっているのが特徴です。脆く割れやすいという嫌な特徴を持っております。むやみに屋根上を移動していると屋根を傷めてしまう事もある為に、雨漏りしている様子はない事も確認できた為に屋根から下りました。
写真を交えてお打合せをした結果、複数パターンで屋根カバー工事のご提案をさせて頂き、結果IG工業のスーパーガルテクトにて屋根カバー工事をご用命頂きました。
私たち、街の屋根やさんではく新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大防止の為にソーシャルディスタンスやこまめな消毒はもちろん、現場対応させて頂く際はマスク着用に努めておりますので、ご安心ください。
担当:新海
【現地調査時の様子】
こちらが現地調査時の様子になります。玄関先で色々と調査前に気になされている事や今後どうしたいかなどのお打合せをしている際、既に調査が終わっている他業者から屋根が一部割れているとの事で、割れて屋根上に残っているスレートを下ろしてもらっていたそうです。そちらを確認すると、縦に大きくクラックが入った結果滑落していたと思われます。
築年数から考えますと、Y様邸が建てられた当時はアスベスト規制が始まってまもなくの、ノンアスベストスレートに切り替わっていた頃と重なります。アスベスト入りだったスレートに比べて当時のノンアスベストスレートは脆弱な商品が色々なメーカーから製造販売されていた時期でした。クボタのコロニアルNEO、ニチハのパミールがそれらに該当致します。ですので、屋根に上がる前にドローンを使用して全体的に傷んでいる様子を確認してから屋根に上がる事に致しました。
ドローンを飛ばし全体を確認してみますと、全体的に黄色い苔や黒カビの付着が確認できます。お隣が擁壁上に建てられていて、さらに三階建て相当の高さがございましたので西面も日陰になる時間帯が多いからと推測できます。東面以外は同様の汚れの付着や劣化が確認できます。
さきほどの滑落していた箇所がどこかを空から確認すると、東面の軒先から四列目のスレートが半分割れている事が分かりました。バルコニー内で確認した滑落していたスレートを触れた際に脆くポロポロ崩れるほどでしたので、屋根に上がる際には極力負荷をかけずに素早く調査を終え、屋根面を傷めないように心がけました。踏み場所が悪いとスレートを割ってしまう危険があるからです。その為にも屋根に上がる前にドローンで全体を確認できる事は重要です。
軒先からすぐに目に入りましたのはスレートの重なり部分である小口がどこを見ても削れて剥がれてしまっており、スレートの素地であるセメントがあらわになっている様子です。この部分は保護されていないのと同意ですので、雨が降ればここから雨水を吸い込んでしまいますので、スレートの劣化も早まります。また、既に割れや欠けている箇所も多く確認できましたので、早急に屋根工事が必要な状態と分かります。通常スレートのメンテナンスは塗装が一般的ですが、それはあくまで塗れるスレート、屋根材に限りです。塗装しても無駄になってしまうスレートには塗装ではなく屋根カバー工事、もしくは屋根葺き替え工事を行わなければなりません。
他にも見てみますと、屋根の雨仕舞としてスレート同士の取合い部分に取り付けられている「棟板金」、継ぎ目が必ず出来ますのでシーリングを打ち雨水の侵入を防ぐのですが、こちらが切れていた箇所が多く見つかりました。スレートが傷んでいなくても、こちらが原因によるスレートの劣化や雨漏りに繋がる事もありますので、屋根を塗装でメンテナンスをする際には棟板金も気にしておいた方がいいでしょう。今回は屋根全体の改修のご提案になりますので、もちろん棟板金も交換となります。
また、先ほどバルコニー内で見たスレート以外にも棟板金直下のスレートが割れて滑落している箇所もございました。野地板へとスレートを固定する為に打たれている釘の頭が丸見えです。ここから雨水が伝わりじわじわと雨漏りに繋がるケースもございます。全体の調査を終え、下地はしっかりしている事とお打合せの結果、軽量な屋根材と既存の脆弱なスレートに適している粘着性の防水紙を使って屋根カバー工事を行う運びとなりました。
【施工の様子、下屋根施工開始】
今回施工するにあたり、Y様邸は北側に一階部分の屋根である下屋根がございましたので、そちらから施工する事に致しました。奥まった方にございましたので二階が仕上がってから下屋根の施工をする際に二階屋根に傷をつけてしまったりの心配が出てきてしまうために先に下屋根から施工する事に致しました。
カバー工事の最初の工程は雪止め金具の切断・撤去と棟板金撤去、また屋根と外壁の取合いにあります捨て谷や雨押えといった役物を切断しておくところから始まります。 Y様邸の下屋根には雪止め金具がなかったので、棟板金の撤去と雨押えの役物を切断してから清掃。それから軒先水切り板金を取り付け、遅粘着性の防水紙(ルーフィング)であるタディスセルフを使って下葺きを行います。こちらのメリットは余計な釘穴を開けずに固定が出来る点です。脆弱なスレートに対して釘穴を多く設けるのはよくありません。街の屋根やさんでは屋根カバー工事の際は、粘着性の防水紙をお勧めしております。
防水紙を全体に敷設し終えましたら、本体のスーパーガルテクトの取付です。今回は明るくおしゃれなSシェイドモスグリーンをお選び頂きました。明るい色ですのでお住まい全体のイメージも変わるのではないでしょうか。先ほど取付けました軒先水切りに引っ掛けるようにして本体を取り付けていきます。途中二段目三段目にはハネタイプのステンレス製雪止め金具を取り付けておきます。
下屋根は施工する平米は狭くとも、作業スペースの確保が難しい為に時間がかかってしまいます。足場の単管を避けながら施工を進める為、本体を傷つけないように施工品質が落ちないように気を付けながら施工致します。丁寧に葺きあがっていき、外壁に当たる部分の雨押えの取付ます。下地には壁と屋根が斜めにぶつかる部分には捨て板を仕込んで置き胴縁を取り付け、さらに貫板を取り付けて下地を造っておきます。
雨押えや棟板金を取り付けて、取合いにはシーリングを厚めに打ち込み下屋根の施工は完了となります。固定は全てステンレス製のビスを使用して固定しております。
ただ、シーリングはスーパーガルテクト本体程は耐用年数がございませんので、定期的にメンテナンスが必要です。マスキングをして綺麗に壁際のシーリングも納まりました。下屋根が終わりましたので、ようやく二階の大屋根の施工に入ります。
【大屋根施工開始】
下屋根施工と同様に進めていきます。下屋根と違い大屋根には写真左の丸で囲った部分に雪止め金具が取り付けてありましたので切断し、棟板金も撤去し屋根面を清掃し均しておきます。あまりにも苔やカビの付着が多い時は洗浄をしてから防水紙を敷設しますが、Y様邸は問題なく敷設が出来ました。
屋根の先端、軒先部分から頂点である棟側へとロール状になっている防水紙を転がしながら敷設します。大屋根は寄棟でしたが入母屋があり谷樋もありと複雑な屋根形状になっておりましたので、特に雨漏りに繋がりやすい箇所は二重三重に防水紙を折返しながら敷設致します。
また、横と縦の防水紙同士の重ねも十分に余裕をもって敷設しなければなりませんので、注意しながら敷設致しました。
防水紙の敷設の前に写真左に見えます軒先水切りを取り付けております。万が一屋根裏に雨水が回っても滞留しないように水切りに水抜き穴が設けられておりますのでいざという時も安心な設計になっております。本体を取り付ける前に軒先水切りや谷樋、ケラバ水切りなども取り付けて置きます。特に谷樋は雨水を受け止め雨樋へ流す重要な役目を担っておりますのできちんと施工致します。
各種役物が取付終わったらいよいよスーパーガルテクト本体の取付に入ります。下屋根と違い作業スペースがある為に施工速度が全く変わります。下屋根と同様に軒先水切りに引っ掛けるように一列目を葺き終えて同じく二段目三段目に千鳥になるように雪止め金具を取り付けておきます。後付けできませんので、このタイミングで取り付けておきます。
寄棟や方形屋根の場合は本体を斜めにカットする必要が出てきますので、事前に積算してあります屋根平米よりも多く現場に用意しておきませんと足りなくなります。ロス率と呼ばれる計算式を用いて現場で使用する屋根材を積算しております。切妻屋根が二面しかない為、斜めにカットする部分が少ない為端材が少なく済みます。
本体が葺き終えましたら棟板金の取付に入ります。貫板と呼ばれる下地木をステンレス製ビスを使って野地板へ向けて打ちこみ貫板をしっかりと固定致します。シーリングと同様、棟板金もある程度の年数が経過しますと交換が必要になります。屋根面に対して一本ずつ取り付けますが、それに覆いかぶせるように棟板金を被せて側面からステンレス製ビスで打ち込み釘よりも強固に固定するのが街の屋根やさんの標準施工となっております。
こちらはバルコニー側のみ入母屋になっている珍しい形状の屋根でしたので、下屋根と同様に屋根の上に壁が来ます。この部分も雨水が入らないようにしっかりと雨仕舞が必要になります。こちらも防水紙をしっかりと立ち上げておき、そこへ下地である貫板を取り付けて最後に雨押え板金をステンレス製ビスでしっかりと固定しておきます。意匠性の高い屋根の場合は、壁と屋根の取り合いがある事が多く、経年でここから雨水が入ってしまい雨漏りに繋がる事も多いので注意しておきましょう。しっかりと板金と防水紙が機能し、仕上げにシーリングを打ち込んでおけば問題ありません。
入母屋部分は切妻になっているのでケラバが出来、本体とぶつかる取合いは現地にて板金を加工しておかなければなりません。写真左の様に雨押え板金を職人技で綺麗に切り欠きし、ケラバと棟板金との取合いに隙間なくはまるように職人が仕上げます。こういう所で職人の丁寧な仕事ぶりが確認できます。
屋根工事の最後に棟板金を取り付けておりますが、Y様邸には換気用の棟が二カ所ありましたのでこちらもスーパーガルテクトと同質の換気棟を用意し取り付けております。
加工が必要になりますので、板金をつかんで取合いをうまく納めて最後は同色のシーリングで雨水が入らないように雨仕舞をして屋根カバー工事も終わりを迎えます。
【竣工前の確認】
こちらはお引渡し前の確認です。街の屋根やさんではお引渡し前に確認し、仕上がりに問題がないか写真にも残してお客様にご報告させて頂いております。
換気棟や谷樋、下屋根の外壁と取合い部分の納まりなど、しっかりと確認致します。
表面に傷がつくこともある為に、タッチアップ材も同梱されておりますが今回も特に傷がなく綺麗な仕事が出来ましたのでタッチアップする箇所はございませんでした。棟板金や雨押えの役物のシーリングもしっかりと打たれており、無事にお引渡しとなり足場解体が可能となりました。
【屋根カバー工事竣工】
横浜市青葉区奈良町Y様邸の屋根カバー工事が無事に竣工となりました。グリシェイドNEOと呼ばれるノンアスベスト屋根材が使われており、どうしてもクラックや欠けが経年で出てしまう屋根材が使われていた為に傷んでいた屋根がIG工業の通常のガルバリウム鋼板と違い耐久性の高いSGL鋼板を採用した遮熱鋼板と断熱材一体成型型のスーパーガルテクト、Sシェイドモスグリーンにて生まれ変わりました。屋根カバー工事の費用についてですが、今回の様に一階部分に屋根があったり、入母屋造りになっていたりしますと使用する役物の数、手間が変わりますので参考価格になりますが、10,000円/㎡~となっております。
「なるべく早めに工事を行いたいが、比較検討もしたい。」との事で連日Y様とは細かい打合せを進め、早めに着工する事も出来た為に大変満足頂ける施工になったと思います。
この度はご利用いただき、誠にありがとうございました。
【竣工後、ドローンによる撮影】
こちらは完成後にお住まい周りの清掃や確認にお伺いした時にドローンにて施工後の屋根の様子を撮影した様子です。経年で劣化していたスレートから綺麗なモスグリーンのスーパーガルテクトにて生まれ変わったお住まいが一目で確認できました。この写真もY様にご確認頂き、調査時との比較も出来たとの事で大変好評でした。
街の屋根やさんではドローンを使用した調査や、アフターメンテナンスも行っております。屋根に上がれない箇所にもドローンは大活躍です。屋根工事は調査、施工、また施工後のお付き合いもございます。今後ともよろしくお願い致します。
記事内に記載されている金額は2022年06月02日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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