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横浜市保土ケ谷区鎌谷町でパミール屋根を最新のスレート屋根に葺き替え工事しました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根葺き替え
築年数約20年
平米数約70㎡
施工期間約2週間
使用材料ケイミュー コロニアルグラッサ グラッサ・ブラック
費用詳しくはお問合せください
保証10年
ハウスメーカー地元工務店
【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
横浜市保土ケ谷区鎌谷町にお住まいのH様より、屋根工事の見積もりをお願いしたいとお問合せをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
屋根を拝見させていただいたところ、屋根材にはニチハ製のパミールという屋根材が使われていました。パミールは最初に作られたノンアスベスト屋根材の一つとして登場しました。初めこそ最新鋭の屋根材として大変な人気を博しましたが、パミールを使った屋根の家が築10年程を迎えると表面が剥離してくるという独特の現象が多発し、瞬く間に問題を抱えた屋根として全国的に知られてしまいます。
パミールは屋根材そのものが結露を起こしやすいという特徴もあるため、カバー工事はあまりオススメしていません。今回のH様邸の工事のご提案も葺き替え工事でご提案させていただきました。実際に工事をしてパミールを剥がしてみると、パミールの下では結露による下地の腐食が見受けられたため、葺き替えを選んでよかったという状態でした。
無事に葺き替え工事が完了し、綺麗になった屋根をH様にとても喜んでいただくことができました。
屋根を拝見させていただいたところ、屋根材にはニチハ製のパミールという屋根材が使われていました。パミールは最初に作られたノンアスベスト屋根材の一つとして登場しました。初めこそ最新鋭の屋根材として大変な人気を博しましたが、パミールを使った屋根の家が築10年程を迎えると表面が剥離してくるという独特の現象が多発し、瞬く間に問題を抱えた屋根として全国的に知られてしまいます。
パミールは屋根材そのものが結露を起こしやすいという特徴もあるため、カバー工事はあまりオススメしていません。今回のH様邸の工事のご提案も葺き替え工事でご提案させていただきました。実際に工事をしてパミールを剥がしてみると、パミールの下では結露による下地の腐食が見受けられたため、葺き替えを選んでよかったという状態でした。
無事に葺き替え工事が完了し、綺麗になった屋根をH様にとても喜んでいただくことができました。
担当:高田
パミールで葺かれた屋根でした
横浜市保土ケ谷区鎌谷町にお住まいのH様より、屋根工事の見積もりをお願いしたいとお問合せをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
屋根を拝見させていただいたところ、屋根材にはニチハ製のパミールという屋根材が使われていました。一昔前にアスベストという素材を建材に混ぜることが健康被害をもたらす原因になると社会的に問題になっていたころ、スレート屋根にも当然のようにアスベストが使われていました。パミールはそんな時代背景を受けて、最初に作られたノンアスベスト屋根材の一つとして登場しました。初めこそ最新鋭の屋根材として大変な人気を博しましたが、パミールを使った屋根の家が築10年程を迎えると、各地で驚きの声が上がることになります。
パミールは特に注意が必要なスレート屋根です
アスベストは建材を頑丈に作るために練り込まれていた素材でしたが、アスベスト無しでも頑丈に屋根材を作る技術が未熟なまま作られてしまったパミールは、築10年前後で表面がミルフィーユを剥がしたようにバリバリと剥離してくる現象を起こしてしまいました。残念なことに、一部のパミールで起きたというわけではなく、ほぼ全てのパミールで剥離現象は発生しました。また、屋根材そのものが結露を起こしやすいという特徴も併せ持ち、屋根材を固定する釘を錆びさせて屋根材が落下してくるという被害も報告されるようになりました。未熟な技術が産んでしまった困った屋根材として、テレビにまで取り上げられたほどです。
他社様では屋根カバー工事を勧められたとのことでしたが、街の屋根やさんではパミールのカバー工事はあまりオススメしていません。というのも、先述したようにパミールは特に結露を起こしやすい屋根材であるため、上から新しい屋根で覆い隠すカバー工事をしても内部で結露をし続けます。その結果、表面上は綺麗になっても内部で腐食が進み、脆い屋根になってしまうなどのトラブルが予想されます。パミールの屋根であれば、基本的に葺き替え工事をオススメしています。
葺き替えを選んで正解でした
工事開始と共にパミール屋根を剥がしていきます。特に雨漏りなど起こしていない屋根でしたが、屋根材を剥がしてみてびっくり、やはりパミールの結露が原因で野地板まで酷く濡れてしまっている状態でした。もしカバー工事を選んでいた場合、この状態は何も改善されないまま腐食を続けていたことになります。考えただけでもゾッとする光景でした。パミールへのカバー工事は不可能ではないですがオススメしませんとご案内している全ての理由が詰まっていました。
野地板を増し貼りしていきます
屋根を剥がし終えたら野地の補強のために野地板を増し貼りしていきます。屋根材が全て垂木に固定できれば良いのですが、縦葺きではなく横葺きの屋根ではそのようなことは不可能です。基本的に野地板に対して屋根材は固定していくので、年数が経って劣化した野地板では屋根材を固定する力が弱まっていることが考えられます。そのため屋根を剥がしたタイミングで野地板を増し貼りして屋根材を固定する力を強めています。
防水紙を軒先側から施工していきます
野地板の施工が終わったら防水紙をタッカーと言われる大きなホチキスの様な道具で固定していきます。今回使った防水紙は田島ルーフィングの「PカラーEX+」という改質アスファルトルーフィングというジャンルの防水紙です。新築の現場などではグレードが一つ下の「Pカラー」という防水紙が使われることが多いですが、一つ上のEX+とそこまで金額は変わりません。屋根の防水の要と言える防水紙ですので、街の屋根やさんでは特にご要望が無ければ標準品としてPカラーEX+を使わせていただいております。
先付の役物を取り付けていきます
防水紙を貼り終えたら役物と言われる屋根本体ではない軒先の唐草板金やケラバ板金といった先付の役物を取り付けていきます。唐草やケラバ板金は仕上がりの見た目だけではなく雨が降った際の水の流れを整える役割もある板金であるため、順序を守ってしっかりと取り付けていきます。
コロニアルグラッサを葺いていきます
先付け役物が取り付け出来たらいよいよ屋根本体を葺いていきます。今回は葺き替えの工事であるため屋根材に重さなどの制限がありません。そのため、H様のご希望もあり、もともと葺かれていたスレート屋根という方向性は変えず、最新型のスレート屋根への葺き替えとなりました。使ったスレート屋根はケイミュー製の「コロニアルグラッサ」という屋根材です。スレート屋根は一般的に美観を保つために10年に1度の塗装が推奨されていますが、コロニアルグラッサはワンランク上のスレート屋根となっており、表面に無機加工が施されており、30年間の耐用年数でその間塗装も不要とされています。価格も一般スレートとほぼ変わらない価格で施工させていただいておりますので、スレート屋根への工事をご希望のお客様へはとてもオススメの屋根材となります。屋根葺き替え工事の価格は¥987,800(税込)~承っております。
樹脂製貫板で棟を仕上げます
屋根材を葺き終えたら棟板金を仕上げていきます。屋根のてっぺんで屋根が交わる部分を棟(むね)と呼びますが、この部分は必ず屋根同士の隙間が空いてしまいます。てっぺんまで防水紙が覆われているので剥き出しでも雨漏りを起こすことはありませんが、そのままにするわけにはいかないため棟板金という板金のカバーで覆い隠します。棟板金の固定は貫板(ぬきいた)という下地材を取り付けてから、貫板に対して固定します。新築などでは木材が使われますが、一般的な木材は当然経年劣化で腐食してしまうため、今回は樹脂製の貫板を使って工事いたしました。せっかく長持ちする屋根材なので、細かいところまで丁寧に仕上げていきます。
屋根葺き替え工事完成
屋根葺き替え工事が完了いたしました。もともとスレート屋根が使われていたということもあり見た目のイメージはあまり変わりませんが、剥離症状が進行し続けるパミールではなくなったことで安心感が段違いです。他社様の相見積もりでは全社カバー工事をオススメしている中、高田さんだけが葺き替え工事をオススメしてくれたが、高田さんの提案を信じて良かったとH様より大変嬉しいお言葉をいただきました。H様は施工後のインタビュー動画の撮影にもご協力いただいておりますので、良ければ併せてご覧になっていただけますと幸いです。H様、この度のご用命誠にありがとうございました。
2023年6月15日追記
一年点検にお伺いしました
施工から一年が経過したので、一年点検にお伺いしてきました。点検の方法は場合によりますが、今回はドローンを使った空撮点検で実施いたしました。実際に屋根に登る点検が一番細部まで見ることが出来るのは間違いないですが、綺麗になった屋根にあまり登ってほしくないとお考えのお客様も中にはいらっしゃいます。ドローンを使った点検は屋根に登らずに屋根の点検ができるため、できる限り屋根に登らないでほしいというお客様には最適な点検方法かと思います。昔はドローンに対する法整備がほとんど進んでおらず、比較的簡単に飛ばすことができましたが、現在ではドローン操縦士の登録や、飛ばす前にドローン情報基盤システム(FISS)への登録が必要になっていたりと縛りが強くなっています。ドローンは操作を誤れば人や物にぶつかってしまう恐れもあるため、しっかりとルールを守って安全に飛ばすように心がけております。
問題なく綺麗な状態でした
屋根の状態はとても良好でした。鳥の糞などの汚れは仕方がないですが、非常に綺麗な状態を保っていました。まだ一年なので、綺麗でなかったらそれはそれで困ってしまうのですが。今回の工事で使用したコロニアルグラッサは表面に無機加工が施されたスレートの中でも上位のグレードの製品となっています。通常10年に一度の塗装がオススメされるスレート屋根ですが、グラッサについては塗装不要で30年は色褪せずに持つと言われています。ノンアスベスト初代の屋根は製造から10年で各所不具合が報告されていましたが、コロニアルグラッサは販売開始から10年以上が経過していますが目立った不具合は聞いたことがありません。ご安心して使っていただけるスレート屋根の一つだと思います。
次回は三年目点検でお伺いいたします
特に問題は無かったので、次回は三年目の定期点検でまたお伺い出来たらと思います。街の屋根やさんを選んでよかったなと思っていただけるように、今後ともアフターフォローも頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。定期点検以外の期間でも、気になることがあれば遠慮なくお問合せいただければ点検にお伺いさせていただきます。
屋根のことでお困りごとがあれば、調査・見積を無料で対応しておりますので、なんでもお気軽にお問合せください。
記事内に記載されている金額は2023年06月15日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事を行ったH様のご感想をご紹介いたします
H様のアンケート
【工事後】
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実際にお客様に感想を伺いました
横浜市保土ケ谷区 H様
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