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横浜市港北区師岡町の竜巻で被災したスレート屋根をコロニアルグラッサで葺き替えました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根葺き替え
築年数約30年
平米数54.5㎡
施工期間10日程
使用材料ケイミュー コロニアルグラッサ グラッサ・ブラック
費用詳しくはお問合せください
保証10年
ハウスメーカー地元工務店



【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
以前屋根塗装工事を担当させていただいたお客様より、強風の被害でご近所さんの屋根が飛んでしまったから状態を見てあげて欲しいとご連絡をいただき、横浜市港北区師岡町にお住まいのO様の屋根の確認にお伺いしたことが今回の工事のきっかけでした。
屋根に登ってみると屋根の一部がバラバラと捲れてしまっており、防水紙も剥がれて内部の野地板が見えてしまっている状態でした。飛散したスレートもいくつか屋根の上に残っている状態で、まずは残っているスレートの回収を行い、屋根もこのままでは100%雨漏りを起こす状態だったので、応急処置として強力な防水テープとブルーシートで養生対応をさせていただきました。
お住まいは築約30年とのことで、そろそろ屋根工事をした方がいいかなと考えていた矢先の出来事だったそうで、O様も大変驚かれていました。後のニュース発表では竜巻による被害だったことが判明し、火災保険の申請も併せて対応させていただきました。
最新のスレート屋根を使って被災した2階の屋根全体をコロニアルグラッサで葺き替え工事して、費用もほとんど保険で賄うことができ、これで安心してまた生活できるとO様にとても喜んでいただくことができました。
屋根に登ってみると屋根の一部がバラバラと捲れてしまっており、防水紙も剥がれて内部の野地板が見えてしまっている状態でした。飛散したスレートもいくつか屋根の上に残っている状態で、まずは残っているスレートの回収を行い、屋根もこのままでは100%雨漏りを起こす状態だったので、応急処置として強力な防水テープとブルーシートで養生対応をさせていただきました。
お住まいは築約30年とのことで、そろそろ屋根工事をした方がいいかなと考えていた矢先の出来事だったそうで、O様も大変驚かれていました。後のニュース発表では竜巻による被害だったことが判明し、火災保険の申請も併せて対応させていただきました。
最新のスレート屋根を使って被災した2階の屋根全体をコロニアルグラッサで葺き替え工事して、費用もほとんど保険で賄うことができ、これで安心してまた生活できるとO様にとても喜んでいただくことができました。
担当:高田
ご近所さんの屋根が強風で被害を受けたので見てあげて欲しい
以前屋根塗装工事を担当させていただいたお客様より、強風の被害でご近所さんの屋根が飛んでしまったから状態を見てあげて欲しいとご連絡をいただき、横浜市港北区師岡町にお住まいのO様の屋根の確認にお伺いしたことが今回の工事のきっかけでした。屋根が欠けたようなお話だったので、簡易補修でなんとかなるだろうかと思いつつ現場に向かい、お伺いして目に飛び込んできたのは想像以上の光景でした。
スレートが捲れて野地まで剥がれていました
屋根に登ってみると屋根の一部がバラバラと捲れてしまっており、防水紙も剥がれて内部の野地板が見えてしまっている状態でした。飛散したスレートもいくつか屋根の上に残っている状態で、いつ落ちてきてもおかしくない状態だったので、まずは残っているスレートの回収を行いました。スレート屋根は薄くて軽いように見えますが、セメントを固めて作った板なので案外重く、1枚約3.5kgほどの重さがあります。これが二階の屋根から落ちてきて人に当たれば大けがをしてしまいます。今回飛散したタイミングで人に当たらなかったことは不幸中の幸いでした。
工事着工までの応急処置としてブルーシート養生
野地板も見えてしまっている状態だったので、このままでは100%雨漏りを起こす状態でした。何もしないよりはということで、あり合わせの材料を使った応急処置として強力な防水テープとブルーシートで養生対応をさせていただきました。ブルーシートでも雨を防ぐことは出来ていましたが、材料の到着や工事の段取りでどうしても時間がかかってしまうため、後日再度訪問させていただき、屋根カバー工事などで使用する粘着タイプの防水紙を使ってより頑丈で防水性能の高い養生へグレードアップさせていただきました。ブルーシートと違ってシートの裏前面がシールのように粘着質になっているので、ここまですれば雨が降っても安心して工事を待つことができます。
後日ニュースの発表で、今回の強風は局所的な竜巻による被害であることが判明しました。竜巻と聞くと外国の話のように感じますが、こんなにも身近で発生するものなのかと驚かされました。自然災害による被害ということで保険会社にも申請を出して回答を待っていましたが、回答が来るまで屋根を放置するわけにもいかないので工事は先行して進めることになりました。結果的に工事が終わったころのタイミングで無事に保険金が下りることととなり、O様もほっと一安心していらっしゃいました。
材料も確保できて、いざ屋根工事
材料が確保できたので、いざ屋根工事へと進んでいきます。既存のスレート屋根を剥がしていくとまたしても驚きの光景が広がりました。築30年ともなると野地板などの傷みもそれなりに見受けられますが、今回のO様邸の野地板は非常に傷んでいる状態でした。換気棟と呼ばれる屋根裏の換気口がこの屋根の規模にしては珍しく三カ所も設けられていましたが、効果もむなしく野地板が湿気に負けて傷み続けてしまっていたようです。幸い垂木という野地板を固定する木材はシッカリとしていたので傷みは野地板のみで留まっていましたが、今回の強風被害で屋根材が飛んでしまったことも納得できる傷み具合でした。この症状の原因としては次のことが考えられます。
屋根塗装の際の縁切りがされていませんでした
以前屋根塗装工事でメンテナンスをされたとのことでしたが、その際にスレート屋根の重なり部分に隙間を設ける縁切りという作業が全くされていませんでした。雨漏りを防ぐためにスレート屋根の重なり部分を埋めているという話も聞いたことがありますが、もってのほかです。この重なり部分は屋根材の内部で発生した結露の水を逃がしたり、侵入した雨水を逃がしたり、湿気を逃がしたりととても重要な役割を果たしています。塗装工事でこの隙間を埋めてしまうと、それらの逃げ道を塞ぐことになり、内部が湿気であふれてしまいます。屋根を長持ちさせるためにした塗装工事がきっかけで屋根の寿命を縮めてしまうのですから本末転倒です。今回の野地板の傷みもこの縁切り不足が原因だったと考えられます。
野地板を貼って屋根の下地を整えます
新しい野地板を貼り合わせて、屋根材を固定するための下地を整えました。野地板が綺麗になるだけでも屋根が生き生きとしてきたように感じます。屋根のてっぺん部分に三カ所の凹みが見えますが、ここは換気棟を設置する場所です。既存の屋根にも三カ所の換気棟が取り付けられていたので、今回新しく工事する際にも同様に三カ所の換気棟を設置します。
新しい防水紙を施工していきます
野地板の施工が終わったら次は防水紙を施工していきます。先ほどの屋根養生で使った防水紙は粘着タイプのものでしたが、あちらは基本的に屋根カバー工事の際に既存の屋根に貼り付けて使う製品なので、今回のような葺き替え工事ではあまり使いません。写真で使用しているPカラーEX+は田島ルーフィングという企業から出ている防水紙で、松竹梅のグレードで言えば竹の位置にある防水紙です。屋根の寿命は防水紙の寿命と言っても過言ではないため、防水紙に良いものを使うに越したことはありません。私たちは標準品としてこちらのPカラーEX+を使わせていただいております。
コロニアルグラッサを葺いていきます
防水紙の施工が終われば先付役物と言われる唐草やケラバ板金を取付て、いよいよ屋根を葺いていきます。今回は今までの屋根と同じくスレート屋根を使った工事でお願いしたいというご要望だったので、「コロニアルグラッサ」というスレート屋根を使って屋根葺き作業をさせていただきました。コロニアルグラッサは一般グレードのコロニアルクアッドの上位品で表面に無機加工が施されていることが特徴の製品です。スレート屋根は一般的に10年ごとの塗装メンテナンスが推奨されていますが、コロニアルグラッサは表面に瓦などと同じような無機加工が施されており、30年塗装しなくてもよいスレート屋根として販売されています。スレート屋根は価格が安い一方でメンテナンスにお金がかかってしまうことが弱点ですが、無機加工が施されたコロニアルグラッサならばその弱点を補うことができます。
棟を仕上げていきます
屋根材が全て葺き終わったら、棟板金を仕上げていきます。屋根材を屋根のてっぺんまで葺いていくと必ずてっぺんに隙間ができるので、その隙間を覆い隠すことが棟板金の役割です。棟板金を板金だけ屋根に打ち付けてしまうと、屋根に雨漏りの原因になる穴を空けてしまうことになるため、先に貫板(ぬきいた)という下地材を取付て、その貫板ごと覆い被せて側面から板金を貫板に固定することで雨漏りを防ぐように造ります。貫板は新築の際には木製のもので造られていますが、今回は樹脂製のものを使わせていただきました。木製の貫板は当然木なので腐ったりしてしまいますが、樹脂製であれば腐ることがありません。なるべく長持ちするように施工させていただきました。
屋根葺き替え工事完成
全ての工程が終了して、屋根葺き替え工事が完了しました。もともとの屋根も黒のスレート屋根だったのでそこまで印象が変わる工事ではありませんが、新しくなった屋根の安心感は別格です。これからまだまだ長く住んでいただくにあたって、無機コーティングしたスレート屋根なので塗装メンテナンスの心配もなくお過ごしいただけます。屋根が新しくなって、O様にもとても喜んでいただくことができました。屋根の形状や大きさによって金額も変わりますが、屋根葺き替え工事の価格は¥987,800(税込)~承っております。
私たち街の屋根やさんでは、感染拡大の続く新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問合せの際にはご安心いただけますと幸いです。
2023年9月14日 追記
一年点検にお伺いしてきました
施工から一年が経過したので、一年点検にお伺いしてきました。久しぶりにO様にお会いできて、お元気そうで何よりでした。一年点検では基本的にドローン調査を実施しています。屋根に登らなくても、これだけ鮮明に画像で屋根を見ることができるので、何か不具合があれば直ぐに発見することができます。三階建てで足場がないと登れない屋根なども時折ございますが、ドローンであれば関係なく確認できるので、非常に助かる屋根やさんの味方です。普段のお見積り・点検の際にもドローンを使用しており、追加料金等はいただいておりません。屋根に登らずに調査して欲しいといったご要望にも応えることができますので、お気軽にご相談ください。
一年経っても非常に綺麗でした
屋根を確認してまず最初に思ったことは非常に綺麗だなということでした。施工後直ぐはどうしても足跡などが残ってしまうので特に黒色の屋根材のときにはどうしても汚れた印象になってしまうのですが、一年経過して綺麗に汚れも洗い流されており、むしろ今の方が綺麗に感じるというピカピカ具合でした。O様も特に不具合もなく屋根の心配も感じずに生活できていて、工事して良かったと仰っていたので、私たちとしては非常に嬉しいお言葉でした。自分たちの仕事がお客様の安心した生活のお役に立っていると感じることができる瞬間でした。
コロニアルグラッサ、オススメです
屋根材に使った材料はスレートですが、スレートの中でも「コロニアルグラッサ」というものを使っています。下位モデルの「コロニアルクァッド」と違って、グラッサは表面に無機加工が施されています。通常の塗装仕上げの場合は10年ごとに塗り替えメンテナンスが必要になりますが、グラッサの場合は塗り替え不要で30年耐久することができます。ただ、注意点としては、塗装不要ですが汚れないわけではありません。発売から10年以上が経過している製品ですので、10年程経過したコロニアルグラッサを調査させていただく機会もございますが、汚れは普通のスレートと同程度に付着しています。綺麗にしたいというご要望がある場合は、基本的に塗装工事をオススメすることになります。高圧洗浄のみで対応できないかとご相談をいただくこともありますが、高圧洗浄はヤスリ掛けのような作業ですので、それ単体で実施した場合は余計に汚れやすくなってしまいますのでご注意ください。
記事内に記載されている金額は2023年09月14日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
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