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横浜市旭区二俣川にて三階建てお住まいのバルコニーからの雨漏り、田島ルーフィングのGO-JINを使用したウレタン密着工法にて防水工事を行い雨漏り解消
【施工前】
【施工後】
施工内容防水工事、雨漏り修理
築年数11年
平米数2.21㎡
施工期間3日間
使用材料田島 GO-JIN
費用詳しくはお問合せください
保証メーカー保証 10年
ハウスメーカー地元工務店




【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
「最近雨が降ると必ず室内へ漏れてきて天井のクロスが剥がれてしまっているので本格的に雨漏りを直したい。」との事で横浜市都筑区長坂にお住まいのH様より街の屋根やさんへご相談を頂きました。
現地にお伺いしさっそく室内の雨漏り箇所から見させて頂きました。H様邸は三階建てになっており、雨漏りしている箇所は二階居室内の天井からでした。どこから漏れているか確認する為に三階へ移動させて頂きます。確認したかったのはバルコニーの状態です。バルコニーに出て確認致しますとH様邸に使われていた防水はFRP防水でした。近くで見てみますと、FRP防水の塗膜表面に多く亀裂が入っている事が分かりました。ただし、この亀裂は築10年前後するとよく見られる症状なのでここからの雨漏りだとは確定できません。しかし、平場(床面)から立上りを確認しようと目線を落としたところ、今回の原因であろう箇所が確認できました。立上り部分の防水がきちんと納められておらず、捲れてしまっており、入隅部分には切れ目がございました。おそらくですが、そこまで広くはないバルコニー内ですので、ある程度まとまった雨が降ると立上り部分や入隅から雨水が建物内に入り込んでいたと思われます。オーバーフロー管も取り付けられていなかった為に、ある程度勾配がついて排水されるようになっているバルコニーでも雨水が溜まると漏れてしまっていたようです。
今回は雨漏り改修の為にバルコニー防水工事を行う運びとなりました。
使用致します防水剤は、田島ルーフィングのウレタン塗膜防水剤であるGO-JINです。バランスの取れたウレタン塗膜防水剤として強靭な塗膜防水と伸縮性を持ち合わせている為に、下地に影響なく強い防水層を形成できます。メッシュフリーで施工ができるのも特徴です。
私たち、街の屋根やさんでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為にソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用の徹底などを行い現地対応にあたらせて頂いております。
現地にお伺いしさっそく室内の雨漏り箇所から見させて頂きました。H様邸は三階建てになっており、雨漏りしている箇所は二階居室内の天井からでした。どこから漏れているか確認する為に三階へ移動させて頂きます。確認したかったのはバルコニーの状態です。バルコニーに出て確認致しますとH様邸に使われていた防水はFRP防水でした。近くで見てみますと、FRP防水の塗膜表面に多く亀裂が入っている事が分かりました。ただし、この亀裂は築10年前後するとよく見られる症状なのでここからの雨漏りだとは確定できません。しかし、平場(床面)から立上りを確認しようと目線を落としたところ、今回の原因であろう箇所が確認できました。立上り部分の防水がきちんと納められておらず、捲れてしまっており、入隅部分には切れ目がございました。おそらくですが、そこまで広くはないバルコニー内ですので、ある程度まとまった雨が降ると立上り部分や入隅から雨水が建物内に入り込んでいたと思われます。オーバーフロー管も取り付けられていなかった為に、ある程度勾配がついて排水されるようになっているバルコニーでも雨水が溜まると漏れてしまっていたようです。
今回は雨漏り改修の為にバルコニー防水工事を行う運びとなりました。
使用致します防水剤は、田島ルーフィングのウレタン塗膜防水剤であるGO-JINです。バランスの取れたウレタン塗膜防水剤として強靭な塗膜防水と伸縮性を持ち合わせている為に、下地に影響なく強い防水層を形成できます。メッシュフリーで施工ができるのも特徴です。
私たち、街の屋根やさんでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為にソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用の徹底などを行い現地対応にあたらせて頂いております。
担当:新海
現地調査の様子
こちらが現地調査にお伺いし、雨漏り箇所を確認している所です。天井仕上げのクロスが漏水の影響で剥がれてしまったので、どこからか確認をしたかったとの事もあり、H様がある程度剥がしておかれていたようです。
ちょうど石膏ボードの継ぎ目あたりが特に湿っている状態になっておりました。雨漏りは数年前から起きてしまっていて、とりあえずご自分で養生などをされてきて様子を見てこられたとの事です。しかし、最近の雨続きできちんと修繕しなくてはと街の屋根やさんへご相談頂きました。
三階建てのH様邸の二階天井に漏水しておりましたので、位置関係を把握した後に三階に上がらせて頂き調査を致しました。ちょうど漏水していた箇所の真上にバルコニーがあるわけではありませんでしたが、可能性が高い箇所としてバルコニーがありましたので、まずはバルコニー内をしっかりと調査を致しました。
H様邸はちょうど10年を過ぎており、そろそろ外装のリフォームをとご検討されていたとの事でした。当然、バルコニーもメンテナンスはしていないという事になります。FRP防水が施されたバルコニー内は汚れが溜まってしまっており、あまり水はけが良い状態ではありませんでした。経年での劣化もありますが、気になりましたのが緑色のテープが防水の立上りとモルタル外壁の際に一周貼られていた事です。雨漏りしているのがバルコニーからかもしれないとの事でH様が何度もアルミテープをホームセンターで購入し水が入らないようにと簡易養生をされていたようです。
防水面を近くで見てみますと、FRP防水の経年劣化が進んでしまっており、防水層のガラス繊維が見えそうなほどグレー色のトップコートの塗膜が劣化している様子が多く確認できました。その後、雨漏り箇所特定の為に事前に了承を頂いてから緑色のアルミテープを剥がしていきました。気になるのはサッシと外壁との取り合いの入隅部分でしたので、じっくり見てみることに致しました。
サッシの下端と防水立上りにもアルミテープが貼られていたのでゆっくり剥がしていきます。そうしますと立上り部に何やら補修をかけたような跡がありました。H様にお話しを伺いますと、以前に何かしらの塗料で雨漏りが止まらないか試されていたようです。
しかし、それを除いてもサッシが取り付けてある外壁面の立上りだけがしっかりと施工がされていないように見えました。そのほかの三面は立上りはしっかりと防水されておりました。一番気になっていた雨漏り箇所に近い入隅部分を見ていると亀裂が入っていたり隙間があいており、通常の雨では雨漏りはしないが大雨や強風を伴うような時の降雨時に漏水するとの事でした。
こちらが立上り部分の防水層の傷みです。サッシ下端があたりは防水がほとんどされていないようになっており、ある程度の大雨ではここから雨水が侵入し、じわじわとお住まい内部に雨漏りが拡がってしまっていたと思われます。ですので、今回は早急に雨漏りを止めたいとの強いご要望がございましたので、工期も早く短縮できるウレタン塗膜防水密着工法にて雨漏り改修工事を行う運びとなりました。
また、H様邸のバルコニー内部には水切り金物が取り付けられておりませんでしたので、この機会に一緒に取り付けておくことに致しました。
施工の様子
まずは施工前の段取りを致します。エアコンの室外機がありましたので、吊って施工スペースを確保致します。その後、10Mpaほどで水圧を調整し、高圧な水を使って施工面を全て洗浄致しました。屋根や外壁塗装、防水工事などの塗料を使って塗膜を形成する施工では、塗装面の汚れを綺麗に洗い流しておくのは必須の工程となります。
下地処理
洗浄が終わりましたら、ケレン作業を行います。防水工事においても下地処理としてケレン作業はとても重要です。
新しい防水層の為に、既存の傷んだ箇所を削りきります。ケレン作業を行わずに防水工事を行ってしまいますと、残った傷んでいた箇所からすぐ塗膜が剥がれてしまったり、雨水が侵入してしまう危険が残ってしまいます。ケレン作業はとても重要な工程となります。
プライマー塗布
ケレン作業が終わりましたら、次は下塗りに入ります。OTプライマーMブルーを使用致します。通常のウレタン防水用のプライマーと比べておよそ倍の速さで硬化しる速硬タイプのプライマーとなります。通常のプライマーと違い、薄く青い色が付けられておりますので塗り漏れがないかどうか一目でわかるようになっており、現場での人的ミスを防ぎます。しっかりと全体にプライマーを塗り込んでおきます。
入隅シール補強
次に防水の立上り端部シーリングを多く打ち込んでおき、ヘラで均しておきます。H様邸のバルコニー内部の外壁に水切り金物がない為に、パラペットなどで言うアゴ部分に雨水が伝わりやすい状態でしたので、今回はこちらにしっかりと端部処理をした後に水切り金物を取り付けます。水切り、目地があるとないとでは雨水が建物内に入るリスクが大きく変わってまいります。
改修ドレン取付
ウレタン塗膜防水材を塗り込む前に、側溝内に横引きで設置されております排水口に改修用鉛ドレンを取り付けます。裏側にシールをたっぷり塗り込んで置き、既存の排水口内部へ改修用鉛ドレンを入れ込みハンマーで叩いて密着させておき、最後にまわりにシールを打ち込んだ後に補強メッシュを張っておきます。
新規防水材 田島ルーフィング GO-JIN
今回の雨漏り解消の為に用意しましたのが、こちらの田島ルーフィングのGO-JINと呼ばれる高耐性のウレタン塗膜防水材です。
主剤と硬化剤を現地で計量し配合を行って初めて使用できるようになります。取材と硬化剤を混ぜる為配合比を間違わないようにしないといけません。しかし、こちらのGO-JINは着色されている物同士を配合すると水色になり、きちんと撹拌されているかどうかが分かるように現場に配慮した塗膜防水材となっております。GO-JINの特徴は高い強度と高伸長です。下地が劣化しても追従し割れにくい塗膜防止を形成してくれます。
ウレタン防水1層目、2層目
先ほどの説明どおり、GO-JINの主剤と硬化剤を配合を守って撹拌しますと写真の様な綺麗な水色になります。この状態になりましたら防水材として使用できますので、二回塗りで新たな防水層を形成していきます。施工期間中は天気にも恵まれ予定している日数よりも早く仕上げることができました。勾配屋根などと違い陸屋根やバルコニー、ベランダは養生が難しい箇所ですので、施工が止まらずに入れるのも重要です。
オーバーフロー管を新設
GO-JINを二回塗りで仕上げた後にしっかりと乾燥時間を設けます。また、仕上げのトップコートを塗布する前に取り付けられていなかったオーバーフロー管を新規に取付致しました。H様邸はサッシからバルコニーに出るようになっておりましたが、バルコニー床からサッシ下端までがあまり高さがなかった為に、大雨などで今後排水がなかなか進まないような事を想定し、ある程度雨水が溜まったらこの新規に取り付けましたオーバーフロー管から流れ落ちるようにしておきます。
高耐候性トップコート OTコートシリコーン塗布
防水層を紫外線などから保護するトップコートを塗布する前の段取りが全て終わってから、同じく田島ルーフィングのトップコート剤、OTコートシリコーンを塗布致します。OTコートシリコーンは優れた耐候性を持っており、紫外線や熱や水分から防水層をしっかりと保護してくれ、なおかつ環境にも配慮したすぐれたトップコートです。フッ素と同程度の耐久性も持っております。
こちらもローラーにたっぷりしみこませてGO-JINで形成した防水層をしっかりと保護するために塗布しておきます。
水切り新設
トップコートの乾燥を待ってから、今まではなかった水切り金物を取り付けておきます。直線部分や出隅入隅とそれぞれ異なる部材を用意し取り付けます。固定はステンレスビスで行います。その後水切り金物端部にもシーリングを打ち込んでおきます。
プライマーを塗り込んだ後に、変性シリコンをたっぷり充填しヘラで均しておきます。今までは水切り金物がなかった為に立上り部分に壁を伝わった雨水が入り込む可能性がありましたが、今回の水切り金物の取付でその可能性も低くなりました。
ストレーナー設置
最後に横引き改修用鉛ドレン部に専用のストレーナーを取り付けてウレタン塗膜防水工事の完成です。ストレーナーと言われるとすぐに何かお分かりいただけないと思いますが、ゴミ避けです。ゴミがたまって排水不良を起こし防水層が傷んでしまったりしないように防水の改修工事時には必ず新しくストレーナーを取り付けます。
お引渡し前確認
こちらはお引渡し前にご連絡し、現場を確認した時の様子です。傷んでいたサッシ下端の立上り部分など、綺麗に納まっておりました。小面積の為、なかなか全体を撮影するのが難しく分かりづらくなっておりますが、綺麗に平場(床面)と立上りが施工してあることが確認できました。実はこの日の前日、ちょうどかなりの雨が降ったのですが雨漏りしなくなっていてH様も大変安心できたとお喜び頂けました。
雨漏り解消の為のウレタン塗膜防水工事竣工
横浜市旭区二俣川H様邸、三階バルコニー防水工事が無事に竣工となりました。雨漏りは放置してしまうと傷みが進み想定外の予算を組まないと修繕が出来なくなる場合もございます。雨漏りは自然には直りません。気づかれた時点で修繕しておきましょう。大切なご自宅を傷めてしまう事にもつながりかねません。最近、ホームセンターなどで気軽にご自宅のバルコニーやベランダのメンテナンスをしませんかなどとDIYコーナーがあるほどですが、雨漏りに繋がりやすい防水工事は専門のプロに任せておいたほうがいいでしょう。
今回使用した塗膜防水材は田島ルーフィングのGO-JIN、トップコートも同じく田島ルーフィングのOTコートシリコーンです。どちらも高耐候性でお住まいのしっかりと守ってくれます。
この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2022年10月28日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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