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横浜市旭区二俣川にて賃貸物件の雨漏り、明かり取りを塞ぎ斜壁防水工事を実施致しました
【施工前】
【施工後】
施工内容その他塗装、防水工事
築年数約25年
平米数20,7㎡
施工期間7日間(足場工事除く)
使用材料ロンシール ニューベストプルーフ 塩ビシート防水 機械固定工法
費用詳しくはお問合せください
保証3年
ハウスメーカーハウスメーカー不明地元工務店
【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
横浜市旭区二俣川に賃貸物件を所有されているオーナー様よりご相談を頂きました。屋根が斜めになっていて、明かり取りもついているお部屋へ雨漏りしているとの事でした。入居者様にご迷惑が掛かっているとの事で、最適な提案が欲しいとの事でしたので、日程調整をさせて頂きましてさっそく現地調査を行わせて頂きました。
室内は石膏ボードが水分を多く吸い込んでしまっており、クロスごと垂れ下がる程染みてしまっておりました。ただ、漏水の可能性が疑わしい箇所はすぐにわかるのですが、可能性がある箇所が複合している場合は部分的な補修では納まらないケースが殆どです。すぐにまた同じ症状が再発してしまい終わりが見えなくなる事も少なくありません。
ですので、今回は可能性を潰し雨漏りの心配を無くす施工方法をご提案させて頂きました。既に外部の斜壁になっている部分に施された防水施工は塗膜がひび割れしており躯体へ雨水が染み込んでいる可能性もありましたので、明かり取りを撤去するとかなりの予算をとらなくてはならなくなる為に、明かり取りは残しつつ塞いでしまい、その後漏水箇所を全て包むように塩ビシート防水機械固定工法にて防水工事を行わせて頂きました。一部防水工事だけではなく大工工事や左官、塗装工事も絡む内容の施工になっております。同様な事でお悩みの方の参考になれば幸いです。
私たち、街の屋根やさんでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為、ソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用の徹底を続けております。安心してご用命頂けるよう努めております。
室内は石膏ボードが水分を多く吸い込んでしまっており、クロスごと垂れ下がる程染みてしまっておりました。ただ、漏水の可能性が疑わしい箇所はすぐにわかるのですが、可能性がある箇所が複合している場合は部分的な補修では納まらないケースが殆どです。すぐにまた同じ症状が再発してしまい終わりが見えなくなる事も少なくありません。
ですので、今回は可能性を潰し雨漏りの心配を無くす施工方法をご提案させて頂きました。既に外部の斜壁になっている部分に施された防水施工は塗膜がひび割れしており躯体へ雨水が染み込んでいる可能性もありましたので、明かり取りを撤去するとかなりの予算をとらなくてはならなくなる為に、明かり取りは残しつつ塞いでしまい、その後漏水箇所を全て包むように塩ビシート防水機械固定工法にて防水工事を行わせて頂きました。一部防水工事だけではなく大工工事や左官、塗装工事も絡む内容の施工になっております。同様な事でお悩みの方の参考になれば幸いです。
私たち、街の屋根やさんでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為、ソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用の徹底を続けております。安心してご用命頂けるよう努めております。
担当:新海
現調時の様子
こちらは築20年以上経過したRC造の賃貸物件になっておりました。オーナー様からのご依頼で、入居者様より室内へ漏水している、天井が少し下がっていると連絡があり、対応できる会社を探されていたそうです。
入居者様にご在宅頂きませんと詳細な調査が行えない為、複数候補を頂き現地調査を実施致しました。まずは室内の漏水部分の確認です。漏水部分には大きな明かり取りがございました。既製品ではこのような物はなく、建物に合わせた特注品の様です。メーカーも商品名も不明です。漏水した箇所を見るとボードが水分を吸って下がってきてしまっておりました。
その後、陸屋根から明かり取り部分を中心に見て回ります。以前防水工事を行った形跡は見受けられましたが、経年での劣化により塗膜の膨れ、シーリングの硬化などが進んでしまっており、防水出来ていない事が分かります。特に今回は明かり取りがございますので、外壁と明かり取りとの取合いも気になりますが、それよりも斜壁防水がしっかりと機能していないように感じられました。
近くで見れる限り調査を続けますと、斜壁表面にシーリングで補修した跡や防水塗膜のひび割れが多く散見できます。雨が降れば吸い込んでしまう事が想定できます。室内の漏水箇所は明かり取りの下端に限定されておりました。明かり取りと斜壁との取合いに打たれているシーリングの劣化、また斜壁防水が機能していない事も確認できました。
今回は、以前施工した工事が本当に防水工事かも定かではない為に、今後も見越して必要のない明かり取りを塞ぎ、また漏水を止めるために塩ビシート防水を斜壁部分へ施すご提案をさせて頂きまして、ご用命頂けました。
施工の様子
まずは、既存の明かり取りは撤去してしまうと大工事になってしまいますので、塞ぐ作業から行います。金物を取り付けて完全ではありませんが結露対策のポリスチレンフォーム敷設の為に準備を致します。両側面と上端、また斜壁だけではなく外壁面も塞ぎます。
その後ポリスチレンフォームを現地加工にてカットし敷設、その上に構造用合板を敷設し新しい下地としました。斜壁面との段差が出来てしまわないように、合板の厚みも計算に入れてから金物を取り付けておりますので、塩ビシート防水機械固定工法にて防水工事を行っても問題ないように下地処理を行います。
このように断熱材を今回の施工では使用しておりますが、全てのお住まいや施工で結露が発生しないわけではございません。あくまで、既存の明かり取りを塞いだ際の予防策として断熱材を敷設致しました。結露は起きる可能性があるのはお客様にもご説明し、ご了承いただいての施工になっております。
こちらは斜壁ではなく外壁面になります。同様にポリスチレンフォーム、合板にて下地処理をした後に左官でモルタルを塗り込みます。継ぎ目の処理が難しく、一部硬質ウレタンフォームを使用しながら斜壁部分と外壁部分の新しい下地の造作完了です。斜壁にはこのあと塩ビシート防水、機械固定方式にて施工。外壁面には塗装にて仕上げを行います。
塩ビシート施工
まずは防水工事だけではなく、施工全般で行う下地処理を行います。手作業にて斜壁全体の塗膜劣化が著しい箇所を中心にしっかりとカワスキを用いてケレン作業を実施致します。今回は塗料による防水工事ではございませんが、下地をしっかりと整えておきますと、仕上がりが良い工事になります。
ケレン作業を行うとそれなりにゴミが出ますので清掃もしっかりと行っておきます。
こちらは各種先付役物の取付です。シート防水といいましてもシートを固定し押える役物が必要になります。斜壁防水を行う端部に専用の金物を先付しておきます。
先付け鋼板役物を取り付けましたら、絶縁シートであるラジアルシートを全面に敷設し、その上から塩ビシートを敷設しておきます。
陸屋根、マンションやアパートの屋上防水ではラジアルシート敷設後、ディスク取付をし、その上から塩ビシートを敷設。その後ディスクと塩ビシートを溶着する工法がござますが、今回の現場は平たい陸屋根ではなく斜壁、建物の構造も考慮し通気をより取れるように先に敷設しております。
また塩ビシートのメリットは密着している箇所が塩ビシートとディスクが溶着し固定されている箇所以外は隙間、浮いている状態です。建物の追従性がありますので密着する防水よりも建物にかかるムービング、動きに強くもし何かあってもパッチをあてれば補修が出来るという点でもメリットがあります。
上端や斜壁部分を溶着し、継ぎ目からの雨水等の浸入を防ぐ為にしっかりと施工を行います。通常であれば立上りもあり、そちらも一緒に巻き込んで塩ビシート防水をする事が多いのですが、今回は立上りがない斜壁防水ですので、シートを敷設したジョイント部分をしっかりと溶着させてゆきます。
しっかりと溶着が出来ているのを確認したら、躯体に下穴をあけアンカーを打ち込み、ディスクをビスで固定していきます。この部分以外は基本的には浮いており通気を設けることができます。今回は脱気筒を取り付けず端部の金物から湿気等を逃がす施工をさせて頂いておりますので、よく通気緩衝工法で用いられる脱気筒は取り付けておりません。
取り付けなくともしっかりとした通気層を設けられております。
ビスで固定した後はディスクパッチと呼ばれる、簡単に言いますと蓋の様なものを取り付け、その回りにシーリングを施し二重で雨水の浸入を遮断します。気密性を高めます。
先ほど役物を先付と説明致しましたが、ディスクを先に取り付けておき溶着する場合と、塩ビシートを敷設してからディスクを取り付け溶着、パッチと鋼板で気密性を高める場合とございます。下地の影響をより受けにくい施工を今回行わせて頂きました。
こちらは左官処理をしてしばらく乾燥を設けた後に、新規下地と既存外壁との取合いの施工になります。これから塗装で仕上げるために各種養生をしっかりと行います。
その後取合い部分に下塗りであるプライマーを塗布し、シーリングを打ち込んでいきます。
その後、通常の外壁塗装と同様に下塗りを行った後に仕上げ二回塗りの工程で塗装致しました。今回は予算の関係もあり部分的な塗装をさせて頂きました。
新しい下地を守る為には必要な工程になります。既存の外壁に汚れが引っかかってしまっており目立ってしまいますが、施工後こうなりますとご説明させて頂いてから塗装しております。
こちらが外壁、左官処理をして下地を造作した後に取合いシーリングと塗装にて明かり取りの外壁面を塞いだ様子です。全面を塗装した訳ではございませんので色の違いがよりはっきりと出てしまっております。今回は少し先に建物全体の塗装もご検討されているとの事でしたので、部分的に下地造作を施した箇所だけの塗装になりました。それでも、綺麗に納まりました。
斜壁防水工事竣工
横浜市旭区二俣川にて斜壁防水工事、漏水改修工事が無事に竣工となりました。斜壁と明かり取り、それぞれから漏水している可能性がありお客様もどうすればいいかお悩みでしたが、無事に竣工し、満足頂ける施工となりました。他の業者では提案がなく、オーナー様も色々情報を集めている中もし自分の所有している物件で雨漏りが起きたらと色々と調べていらっしゃいましたが、現時点ではベストな選択だったとお言葉を頂きました。
今後も何かありましたら、ご相談頂ければと思います。
この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2022年11月25日時点での費用となります。
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