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川崎市宮前区野川本町でスレート屋根をジンカリウム鋼板のエコグラーニに葺き替え工事
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根葺き替え
築年数約15年
平米数72.1㎡
施工期間約1週間
使用材料エコグラーニ ツィードグレー
費用詳しくはお問合せください
保証10年
ハウスメーカー地元工務店



【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
川崎市宮前区野川本町にお住いのK様より、屋根材が剥がれてしまったのでしっかりと修理したいとお問い合わせをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
現地にお伺いすると剥がれたスレート屋根が置いておりました。屋根に使われていたスレート屋根は「グリシェイドNEO」という屋根材で、ノンアスベストスレート屋根の初代シリーズの一つです。この、ノンアスベストスレートの初代屋根材は強度に問題があり、築10年を過ぎたころからヒビや割れが目立ってくるといった特徴があります。今回の屋根材も例に漏れず割れて落ちてきてしまったようでした。
新しい屋根はメンテナンスに手がかからず、強風などにも耐えられる頑丈なものにしたいというご要望もあり、ディートレーディング社のエコグラーニをご提案いたしました。アメリカのハリケーンにも耐えた実績のある、頑丈な屋根材です。また、石粒吹き付け仕上げであることから塗装メンテナンスが不要で、ランニングコストにも優れています。
新しい屋根に生まれ変わり、K様にも仕上がりをとても喜んでいただくことができました。K様には施工後のインタビュー動画の撮影にもご協力いただいております。
現地にお伺いすると剥がれたスレート屋根が置いておりました。屋根に使われていたスレート屋根は「グリシェイドNEO」という屋根材で、ノンアスベストスレート屋根の初代シリーズの一つです。この、ノンアスベストスレートの初代屋根材は強度に問題があり、築10年を過ぎたころからヒビや割れが目立ってくるといった特徴があります。今回の屋根材も例に漏れず割れて落ちてきてしまったようでした。
新しい屋根はメンテナンスに手がかからず、強風などにも耐えられる頑丈なものにしたいというご要望もあり、ディートレーディング社のエコグラーニをご提案いたしました。アメリカのハリケーンにも耐えた実績のある、頑丈な屋根材です。また、石粒吹き付け仕上げであることから塗装メンテナンスが不要で、ランニングコストにも優れています。
新しい屋根に生まれ変わり、K様にも仕上がりをとても喜んでいただくことができました。K様には施工後のインタビュー動画の撮影にもご協力いただいております。
担当:高田
屋根が剥がれてしまったのでしっかりと修理がしたい
川崎市宮前区野川本町にお住いのK様より、屋根が剥がれてしまったのでしっかりと修理がしたいとお問い合わせをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。屋根が剥がれるケースは台風などの強風の際によくお問い合わせをいただきます。多くは屋根のてっぺんに取り付けられた棟板金という部分が剥がれることが多いのですが、今回は屋根材そのものが剥がれてきてしまったとのことです。
グリシェイドNEOという屋根材でした
早速現場にお伺いしました。梯子がかけられる屋根であれば梯子を使って屋根に登らせていただくのですが、立地やお住いの形状によっては梯子が架けられない場合も珍しくありません。今回のK様のお宅も梯子が架けられないタイプのお住まいであったため、ドローンを使って空撮で点検させていただきました。こちらがドローンで見つけた破損個所ですが、落ちてきたスレート屋根と全く同じ形なのでこの場所が被害箇所だとわかりました。
使われていた屋根材はグリシェイドNEOというノンアスベスト屋根材の初代シリーズの一つでした。この世代の屋根材はアスベストを抜いたことによる強度不足が問題で、築10年を過ぎたころにひび割れや欠けが目立ってくることが多くなっています。スレート屋根の重さは1枚で約3kgなので、この大きさでも約500gほどの重さがあります。ペットボトルが屋根から落ちてきたと思うと、人に当たらなくて本当によかったなというところです。
太陽光パネルは処分します
屋根葺き替え工事のご契約をいただき、足場を設置してから工事開始いたしました。屋根上に設置されていた太陽光パネルは今後またメンテナンスするのが大変であるということもあり、今回の工事を機に全て処分することになりました。一枚一枚剥がしてから、作業を進めていきます。太陽光パネルは海外製のものや古い製品になると処分が難しかったり有害物質の関係で処分が高額になる場合もあるので、ご注意ください。
スレートを全て剥がします
太陽子パネルの撤去が終わったら屋根材を全て剥がしていきます。スレート屋根であればカバー工事か葺き替え工事で選択肢が二つありますが、今回は葺き替え工事をお選びいただきました。葺き替え工事にした理由としては、屋根の重さ増量・次回工事の際の処分費の増額を懸念したためです。カバー工事は既存の屋根に新しい屋根を被せて葺く工事なので、重さが単純に増します。頭が重くなれば地震などの際に建物が揺れる幅も大きくなるので、負担が増します。倒壊するほど重くなるわけではありませんが、建物にとってベストな工事と言われれば葺き替え工事になります。
天窓は撤去しました
天窓が一か所ついていましたが、こちらも工事に併せて撤去いたしました。天窓の寿命は約20年が目安とされています。天窓は屋根に穴をあけるという施工方法のため非常に雨漏りを起こしやすく、屋根トラブルの原因になることが多い場所です。新しい天窓に交換することも可能ですが、今回の天窓は一階から二階に上がる階段の真上にあり、生活上あってもなくても困らない位置についていたということもあり、いっそのこと撤去してしまうという方向性になりました。せっかく屋根工事をしたのに天窓の寿命が来て数年後にまた屋根工事ということがなくなりますので、天窓が屋根に設置されている方は屋根工事と併せて天窓をどうするかということもご検討いただくと良いかと思います。
野地板を増し貼りして下地をメンテナンスします
屋根材を全て剥がし終わったので、屋根全面に野地板を増し貼りします。野地板増し貼りは基本的に葺き替え工事でのみ可能な下地メンテナンスです。屋根材は野地板に対して固定されていますが、野地板は木製なので経年とともに劣化していきます。台風などで屋根が剥がれてしまう映像などを見たことがある方もいらっしゃるかと思いますが、あの原因は野地板の劣化による屋根材の固定力不足です。野地板をメンテナンスできるタイミングは葺き替え工事の際しかないので、これを機に新しい野地板を貼り合わせることで、屋根の下地を強くしています。
新しい防水紙を貼っていきます
野地板が貼り終わったら新しい防水紙を施工していきます。今回使った防水紙は田島ルーフィング社の「PカラーEX+」という防水紙です。既存の屋根には「Pカラー」という防水紙が使われていましたが、その上位品となります。防水紙は屋根からの雨漏りを防ぐ最後の砦といえる部分です。屋根材だけで雨を全て防ぐということは難しく、少量の雨水や結露による水滴が内部に侵入した際、雨漏りを防いで軒先まで排水してくれるのが防水紙の役割です。屋根材が欠けたりしても、この防水紙が無事であれば雨漏りを起こさないので、屋根で一番大事な部分と言っても過言ではありません。雨水が集中しやすい谷部分などには多めに防水紙を施工しています。
先付けの役物を施工します
防水紙の施工が終わったら、軒先唐草や谷板金といった先付の役物を設置していきます。軒先唐草は雨水をしっかり切って雨樋に流すために必要な部材で、谷板金は谷に集中した雨水を排水するために必要な部材です。どれも屋根をしっかりと機能させるために必要な部材なので、しっかりと施工していきます。
エコグラーニ本体を葺いていきます
先付役物が設置できたら、いよいよ屋根本体を施工していきます。今回使用した屋根材はディートレーディング社から出ているエコグラーニという屋根材です。ジンカリウム鋼板という金属材を使って造られている屋根材で、表面には天然の石粒を吹き付けて仕上げています。最近の屋根材ではガルバリウム鋼板という材料が代表的ですが、ジンカリウム鋼板はその親戚のような金属で、鉛とシリコンの比率が0.1%違います。たった0.1%の違いですが、この違いは米国でガルバリウム鋼板の生産工程を改良したことによって導き出された違いで、より耐久性を持つ鋼材の製造を可能にしています。 ジンカリウム鋼板はガルバリウム鋼板と比較した試験結果では、どのような環境下でもより高耐久性を示し、海沿いなどの厳しい塩害地区以外では、試験開始後25年間全く鋼材に腐食が見られなかったそうです。
表面の石粒仕上げも天然石粒であることから塗装のように色あせを起こすことがなく、塗装メンテナンス不要で使い続けることができます。製品価格が高いので初回のコストは高額になってしまいますが、その後のメンテナンス性などを加味して考えると、非常にコストパフォーマンスの高い製品であるといえます。
棟を仕上げていきます
屋根材を葺き終わったら棟を下げていきます。棟板金の下地材には木製の貫板が使われることが多いですが、今回は樹脂製のものを使用しました。樹脂製のメリットは何といっても腐らないことです。貫板が腐食してしまえば棟板金交換工事が必要になりますが、せっかく長持ちする屋根材に変えたのにまた部分的にメンテナンスが必要になってしまうようであれば勿体ない工事になるため、細かい部分ではありますが、今後のことも考えてより長持ちする材料を使わせていただきました。使用した棟板金もメーカー純正の屋根材と同じ仕上げの材料を使っています。少し費用は高いですが、仕上がりに統一感を持たせることができます。
屋根葺き替え工事完了です
エコグラーニを使用した屋根葺き替え工事が完了しました。風による被害でやむを得ず工事となってしまいましたが、今回使用したエコグラーニは風にも強い屋根材で、アメリカのハリケーン並みの風の強さでも耐える強さのある屋根材です。風を受けやすい立地だからこそ、安心安全の屋根材を選んで、強風の日でも安心して暮らせるお住まいにリフォームしていただけたらと思います。屋根葺き替え工事の価格は¥1,097,800(税込)~承っております。
とても綺麗に仕上がって、ご依頼いただいたK様にも仕上がりを非常に喜んでいただくことができました。K様には工事完了後にインタビュー動画の撮影にもご協力いただいております。画面下までスクロールしていただけますとご覧になれますので、ぜひ併せてご覧ください。この度のご用命、誠にありがとうございました。
私たち街の屋根屋さんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際にはご安心していただけますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年02月15日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事を行ったK様のご感想をご紹介いたします
K様のアンケート
【工事前】

【工事後】

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実際にお客様に感想を伺いました
川崎市宮前区 K様

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