相模原市南区古淵にて令和元年東日本台風で損傷したコロニアル屋根に火災保険を適用して屋根補修工事を実施

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相模原市南区古淵にて令和元年東日本台風で損傷したコロニアル屋根に火災保険を適用して屋根補修工事を実施

更新日:2025年11月15日

【施工前】
令和元年東日本台風で損傷したコロニアル屋根

【施工後】
令和元年東日本台風で損傷したコロニアル屋根に火災保険を適用して屋根補修工事を実施

施工内容屋根補修工事

築年数18年

平米数瓦14㎡、板金16m

施工期間1日

使用材料コロニアル瓦・棟板金

費用78万円

火災保険アイコン台風アイコン

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


相模原市南区古淵にお住まいのお客様は、昨年の大型台風15号(令和元年東日本台風)の影響で屋根に被害が生じました。朝、外に出てみると駐車場に瓦の破片が散乱していたとのことです。

仕事の合間に修理業者を探す余裕がなかなかなかった中、インターネットで街の屋根やさんを見つけ、休憩時間に連絡をいただきました。
自宅の被害状況がはっきりしないまま不安を抱えていたそうですが、連絡後すぐに担当者が点検に来てくれることになり、安心されたとのことです。

会社の迅速かつ誠実な対応に信頼感を持ち、工事の依頼を決められました。
相模原市南区古淵にお住まいのお客様は、昨年の大型台風15号(令和元年東日本台風)の影響で屋根に被害が生じました。朝、外に出てみると駐車場に瓦の破片が散乱していたとのことです。

仕事の合間に修理業者を探す余裕がなかなかなかった中、インターネットで街の屋根やさんを見つけ、休憩時間に連絡をいただきました。
自宅の被害状況がはっきりしないまま不安を抱えていたそうですが、連絡後すぐに担当者が点検に来てくれることになり、安心されたとのことです。

会社の迅速かつ誠実な対応に信頼感を持ち、工事の依頼を決められました。


担当:高田

損傷したコロニアル屋根の点検調査

台風の影響により剥がれて落ちたコロニアル瓦 剥がれて落ちたコロニアル瓦

現地調査に伺いました。

屋根の点検をすると、令和元年東日本台風の影響により、一部、剥がれて落ちたコロニアル瓦を確認できました。

落下した瓦は駐車場で散乱しており、風の強さや被害の大きさを物語っていました。

欠損したコロニアル瓦 欠損したコロニアル瓦屋根の状態

コロニアル瓦屋根の状況は外側から梯子を使って確認。

駐車場に落下していたコロニアル瓦は、お客様宅の瓦が破損したものとすぐに判別でき、破損箇所と一致していることも確認できました。

屋根の一部ではコロニアル瓦がめくれ上がり、棟板金も数枚飛散していました。

 

近くに落下した形跡はなく、どこか遠方へ飛んでしまったものと思われます。

棟板金やコロニアル瓦は、強風で遠くまで飛ぶことがあり、近隣に被害を及ぼす二次災害のリスクもあります。

 

日本では、災害時に近隣からの飛来物による被害について保証されない場合が多く、自身で修理や対応を行う必要があることが一般的です。

表面の板金だけが飛散した形

お客様の自宅で、棟板金が飛散する原因としてよく挙げられる貫下地の劣化はほとんど見られませんでした。

 

被害の状況は非常に珍しいもので、下地はしっかりと固定されており、表面の板金だけが飛散した形です。

原因としては、予想以上の風圧が特定の箇所に集中し、板金が耐えられず飛散してしまったと考えられます。

 

特に風の通り道となる部分では局所的に負荷がかかり、一部分だけが破損したと推測されます。

その他の棟板金には劣化の兆候はなく、しっかりと設置されていました。

屋根補修工事

破損部分のみを復旧する屋根補修工事 屋根補修工事の作業工程

今回は火災保険を適用して工事を行います。

 

お客様のご自宅が築浅であったため、破損部分のみを復旧する形としました。

破損箇所が屋根面の中間より下にあたるため、屋根面全体を交換する必要があります。

 

既存のコロニアル瓦は現在でも市販されている製品のため、張り替えることで元の状態に戻すことが可能です。

使用したコロニアル瓦はケイミュー製の「コロニアルグラッサ」

使用したコロニアル瓦は、ケイミュー製の「コロニアルグラッサ」という商品です。

コロニアル瓦は現在、住宅で広く使われている一般的な屋根材で、比較的安価で洋風住宅によく採用されています。

 

軽量であることや、強風による被害が出にくい点も特徴です。

耐用年数はおおよそ20~30年とされますが、表面の塗料が劣化すると水はけが悪くなり、セメント系瓦のためコケや藻が付きやすくなります。

 

そのため、定期的な表面塗装によるメンテナンスが必要な屋根材です。

棟板金の復旧工事

棟板金の復旧工事 棟板金の復旧工事

棟板金への施工で工事自体は完了となりますが、今回は屋根面ごとの復旧工事となります。

棟部分では防水紙(ルーフィング)を折り返すことができないため、棟板金内部で立ち上げる形を採用しました。

既存の防水紙と重ね合わせることができないため、万が一の雨水の侵入に備えて、防水紙を立ち上げて施工しています。

コーキング処理で板金が加工 コーキング処理で板金を加工する作業工程

棟板金は工場で型が作られて販売されていますが、屋根に合わせて端部や継ぎ合わせの部分はすべて職人の手作業で加工されます。

 

継ぎ合わせ部分は雨水が浸入しないようにコーキング処理を施して板金を加工し、重ね合わせて取り付けられています。

棟板金は構造自体は単純で、下地の木材と板金だけで雨水の侵入を防いでいます。

 

しかし、板金が剥がれると雨漏りのリスクが大きくなるため、継ぎ目部分の加工には職人の技術が必要で、素人では再現できません。

完工

屋根補修工事が完工した状態

お客様は火災保険に加入していたため、今回のような突発的な災害でも工事を行うことができました。

ただし、火災保険には規約や保険の種類によって対応できない場合もあるため、注意が必要です。

お客様にとって満足できる結果となるよう、街の屋根やさんとしても丁寧な対応を心掛けております。

 記事内に記載されている金額は2025年11月15日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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