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横浜市港北区の築40年の木造住宅、トタン屋根が剥がれたと思っていたら剥がれたのは棟板金でした

更新日:2018年09月09日

本日は台風により屋根が剥がれて今にも落ちそう、点検してほしいとのことで横浜市港北区のお宅に調査にお伺い致しました。

お問合せ時にはトタン屋根が捲れたとの事でしたが、現地について屋根のほうを見上げると確かに何かが浮いています。しかし、見える限りトタン屋根ではなく、化粧スレートの屋根です。しかも軒先の方に捲れているのが確認できます。

寄棟(よせむね)と呼ばれるこちらのお宅の屋根の一番高い所から四隅に呼びている板金部、隅棟(すみむね)が部分的に捲れているようです。幸いにもまだ屋根に乗っかっている状態で止まっているので、至急調査致します。

【スレート屋根には必ずある棟板金が捲れています】

屋根に上がってみますと、隅棟の板金が台風による強風の影響を強烈に受けてしまい捲れて途中で折れ曲がって板金の内側が見えてしまっている状態でした。

あたりを見回すと既に見えてはいますが、普段は隠れている貫板(ぬきいた)と呼ばれる板金を固定するために打つ釘が散乱しています。

貫板も築年数がかなり経過していることもあり、長年の雨水の侵入により腐食が進んでしまっており、木自体がスカスカで、触ると簡単に崩れ落ちます。

築年数40年と、強い台風の相乗効果で耐えきれずこうなったようです。風の力がいかに怖いか実感できる瞬間です。

貫板を近くで見ますと、今は浮いてしまっていて見えますが、藻や苔が既にかなりの生えてしまっております。もう見る限りこのお宅のスレート屋根の寿命はとうに過ぎており、台風がこなくても捲れてしまうのは時間の問題だったかもしれません。屋根に限らず、点検を推奨もしくは必要とされている箇所をきちんと定期的に行っていないとどうやってもこうなってしまいます。

屋根の一番高い部分、大棟から写したところです。スレートも雨水を吸い込みすぎてボロボロで日当たりが良い面ですら苔や藻が屋根全体に広がってしまっており、もし屋根のリフォームをやるなら塗装やカバー工法は無理です。下地からやりかえる葺き替えしかないでしょう。

隣の写真は捲れた板金を接写してみたところです。固定していた釘が外れそのまま板金についたままになっています。先は見ての通りとがっております。

これがこのまま何もせず放置していて、また強風や台風に煽られ捲れ、耐えきれず飛散してしまったら・・・大変な二次災害に繋がる恐れがございます。

今回の台風ではこのような普段気づかない箇所の破損があり、そのご相談やお問合せが多く弊社にも寄せられております。

気になって屋根にあがってみようと行動するのだけはお止め下さい。大変危険です。専門の私たちに点検はお任せください。

 

街の屋根やさんでは点検調査は無料です。お困りの時は親身で迅速な対応を心掛けている弊社にお任せください。

(フリーダイヤル0120-989-936)

 記事内に記載されている金額は2018年09月09日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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