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横浜市港北区富士塚にて汚れや落ち葉が詰まって雨水が流れなくなった軒樋と施工不良だった竪樋を部分交換、落ち葉除けネットも取り付けました
【施工前】
【施工後】
施工内容雨樋工事、雨樋交換
築年数20年
施工期間1日(仮設足場除く)
使用材料Denka DL55 色:新茶 専用落ち葉除けネット
費用詳しくはお問合せください
ハウスメーカー地元工務店


【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
横浜市港北区富士塚にお住まいのT様より、雨樋の継ぎ目から雨水が落ちてきてしまっているので一度見てほしいと街の屋根やさんへご相談を頂きました。
さっそく現地にお伺いした所、雨樋の継ぎ目とは屋根の軒先に取り付けられている「軒樋」と下水管に落とす「竪樋」を合わせる「集水マス」の内側より雨水が落ちてきてしまうとの事。運がいい事にちょうど調査にお伺いした日は小雨が降っており、その状態を天候が再現してくれました。集水マスあたりを見ていると確かに本来は雨水が落ちることはない箇所から雨水が落ちてきている事が確認できました。ただしこれだけでは原因は特定できませんでしたが、どうやらお話を伺っていると以前から雨樋内に汚れが溜まりやすい立地だったらしく、雨樋清掃を何度も行っているという事で、その際に樋内部を見ると清掃前は汚れや落ち葉が溜まりに溜まっており雨が降るとすぐに溢れてしまう事が多かったそうです。経年による多少の歪みもありました。
気になったのは、軒樋の長さの割に竪樋が少ない事でした。軒にたまった雨水を正常に落とす竪樋が少ない事と、全体を見てみると軒樋に勾配がほぼつけられていない事、また汚れが溜まりやすい為の対策が無かったことから、今回は樋の部分交換と落ち葉除けネットの取付のご提案をさせて頂きました。
現在新型コロナウィルスの感染拡大が止まる気配がありません。街の屋根やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を徹底しており感染拡大防止に努めておりますので安心して工事をお任せください。
さっそく現地にお伺いした所、雨樋の継ぎ目とは屋根の軒先に取り付けられている「軒樋」と下水管に落とす「竪樋」を合わせる「集水マス」の内側より雨水が落ちてきてしまうとの事。運がいい事にちょうど調査にお伺いした日は小雨が降っており、その状態を天候が再現してくれました。集水マスあたりを見ていると確かに本来は雨水が落ちることはない箇所から雨水が落ちてきている事が確認できました。ただしこれだけでは原因は特定できませんでしたが、どうやらお話を伺っていると以前から雨樋内に汚れが溜まりやすい立地だったらしく、雨樋清掃を何度も行っているという事で、その際に樋内部を見ると清掃前は汚れや落ち葉が溜まりに溜まっており雨が降るとすぐに溢れてしまう事が多かったそうです。経年による多少の歪みもありました。
気になったのは、軒樋の長さの割に竪樋が少ない事でした。軒にたまった雨水を正常に落とす竪樋が少ない事と、全体を見てみると軒樋に勾配がほぼつけられていない事、また汚れが溜まりやすい為の対策が無かったことから、今回は樋の部分交換と落ち葉除けネットの取付のご提案をさせて頂きました。
現在新型コロナウィルスの感染拡大が止まる気配がありません。街の屋根やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を徹底しており感染拡大防止に努めておりますので安心して工事をお任せください。
担当:新海
【現地調査の様子】
こちらはお問合せを頂きまして、現地調査に伺った時の様子です。当日は小雨が降っており、運がいい事に雨樋から雨水が滴り落ちている様子をはっきり確認する事ができました。
写真の赤い矢印がそうなのですが、樋の継ぎ目から漏れている様子です。軒に取り付けられている軒樋と下水管へと落とす竪樋の交わる箇所に取り付けてある「集水マス」と竪樋のエルボと呼ばれる役物あたりから漏れていました。ただ落ちているだけならいいのですが、この雨水がお住まいの外壁や庇などを傷めてしまい、最悪は雨漏りの原因になっていたりする事もありますので、普段落ちない所から雨水がポタポタ落ちている時は雨樋のメンテナンスを考えましょう。
ちょうどこちらの建物は高台の途中にあった為に、裏側の道に回り先ほどの部分全体を確認します。特に樋自体が歪んでいたり破損している様子はございませんでした。しかし、お客様のお話で高台のさらに上の方に木が多く生い茂っている空き地があり、その影響で軒樋の内部にゴミが溜まりやすい立地になっていて以前から何度も雨樋清掃をされていたそうです。何度か清掃をしていて清掃業者に樋自体に劣化はないか確認していた所、数年前に破損部分があった為に補修をされたそうです。今回の件はその補修が意味を成さなかった事も関係しているのではないでしょうか。
この時点で気になりましたのが竪樋がこちらから確認できる東と北の外壁二面に一本しかない事です。写真左奥と右奥からの雨水を一本の竪樋で流せるように樋が設置されていますが、出隅や入隅が多く竪樋はもう一本あった方がよかったのかもしれません。しかし、現在販売製造されている軒樋は性能が良くなっており「水勾配」と呼ばれる雨水が竪樋にうまく流れるように角度をつける必要があまりなくても問題ない樋もございます。
また、通路から竪樋を見ていると途中エルボを二個使って曲げ加工をしてあるところに違和感を覚えたために近くで確認することに致しました。
どうやら先ほどの違和感はこれです。何か色が違って見えたのは部分的に違うメーカーの商品が取り付けられておりました。
お客様にお話しを伺っていると、どうやら以前に竪樋を落としているすぐ横の外壁に後付けサッシを取り付けられたそうで、その際の業者が樋を外していたとの事です。お客様はその時の業者を信用されていたみたいできちんと元通りにしてあると思われていたようですが、手でもつと簡単に外れてしまう様な取付がなされていました。その影響かその直下にあるエアコンの室外機廻りや擁壁や外壁が藻で覆われたり、常に濡れてしまうような環境になってしまっており、お住まいを傷めつけてしまっておりました。ですので、今回は足場を架けて部分的な雨樋交換工事を行うと同時に、樋が破損していなくても雨水が溢れやすいという事の対策として、軒樋に専用落ち葉除けネットも同時につける施工を行う運びとなりました。
【施工の様子】
雨樋工事は一階や施工によっては足場を架けなくても可能な場合がありますが、二階屋根廻りの軒樋や竪樋を交換するには足場が必要になります。今回もお住まい全面ではありませんが、交換する樋がある二面に足場を架けて施工致しました。ちょうど職人が作業しやすい位置にステージをつけておきます。
まずは既存の軒樋や竪樋の撤去から始まります。軒樋を外すと写真右の様に吊り金具が確認できます。まだ数年前に交換されたとの事でしたので、そこまで劣化は見受けられません。
今回調査時に判明していたのは、現在使用されている軒樋と竪樋はDenkaのDL55という事でした。排水能力が高く、角型の軒樋としてよく選ばれている高品質な樋です。今回、交換するにあたりまだ同じ物があるのであればとのお話になり同じ商品を用意し交換することになりました。樋の役物にメーカー名や型番が刻印されている事が多いので、そちらで判断致します。
今回施工したのは北と東の二面の軒樋と関わる竪樋となります。こちらは北側の軒樋でちょうど写真右側に見える木々から季節によって大量に落ち葉が舞うために軒樋内に落ち葉が溜まり詰まりやすいとの事でした。樋を撤去し東面同様にビスで固定されていた吊り金具を撤去しておきます。
樋の内側にある板を鼻隠しと言いますが、ビス穴の数を見ると交換した事があるかどうかわかりやすいのではないでしょうか。こちらのT様邸の一部雨樋は一度交換されている為ビス穴が多くあるのが写真から見て取れると思います。しかし、通常ビス穴は使用しなければシーリングで塞いでおくものですが、以前施工した業者はそのような雨仕舞をしていなかったようです。今回は吊り金具を撤去しできた穴を全て同色のシーリング材を充填し塞いで起き、雨水が入らないようにしておきました。
新しく吊り金具を取り付ける際に新しくビス穴が出来てしまいますが、穴も近すぎると鼻隠し板が割れてしまったりしてしまうために慎重に吊り金具を取り付ける事に致しました。今回は幸いにもまだ鼻隠し板はそれほど傷んでおりませんでしたのでシーリングで塞いでおくだけで問題ありませんでした。
軒樋を取り付ける際に一番気を付けなければいけませんのが、雨水がきちんと流れるように勾配をつけなくてはならない事です。軒樋を取り付ける際は写真の矢印部分に薄く見える水糸を張っておき、勾配が取れているのを確認してからその線にそって吊り金具を新しく取り付けます。現在販売されている一般的な樋はメーカーのカタログにも水平に取り付けても問題はないとの表記があるのを見かけますが、実際に何年も経過したお住まいでは樋が歪んだりして水が溜まってしまう事もあります。水勾配をきちんと取っておくのは悪い事ではありません。
また、T様邸は軒樋の長さの割に一本しか竪樋がございませんでしたので、今回の工事のご提案の際に竪樋をもう一本増やすお話もさせて頂きましたが、増やさずにどうにかならないかとのお話になった為に、軒樋の始まりである一番端を高くして集水マスへ水勾配が取れるように致しました。
しっかりとSUS(ステンレス製)ビスで吊り金具を取り付けた後に新しい軒樋の取付です。今回使用しましたDenkaのDL55は排水能力が高い角型軒樋でして、樋の外側前面にはアクリル樹脂の被覆部分がある為に色褪せがしにくに雨樋となっております。樋も屋根や外壁同様過酷な環境下におかれておりますので塗装で保護したりなどの定期的なメンテナンスや、今回の様に破損していたりある程度の年数が経過している場合は交換が必要になります。
現在では塩ビ系の雨樋が主流ですが、予算によってはガルバリウム鋼板やステンレス、銅製雨樋などお住まいやお客様のご要望によって様々お選び頂けます。
軒樋や竪樋、集水マスなどの取付を専用の接着剤を使いながらしっかりと取り付けます。現地調査時に施工不良が発覚した竪樋の曲げ部分も綺麗に仕上げる事ができました。本来濡れる必要がない箇所が濡れてしまったりする事がないように、お住まいになくてはならないのが雨樋です。
最後に軒樋内に落ち葉除けネットを取り付け致しました。よくホームセンターで見かけるような丸く筒状にして軒樋内に納めるものと違い、こちらの軒樋には専用の役物を使った落ち葉除けネットがございます。写真左の赤い丸内部をご覧ください。クリップのようになっている役物を取り付けることができ、そこへ落ち葉除けネットをしっかりと固定できるようになっております。丸めて軒樋内から出ないように銅線などで固定しているのではなくクリップでがっちりと固定できるので、雨樋を交換する際に落ち葉除けネットもしっかりと固定できるものにしたいとご希望があれば、メーカーや商品によっては落ち葉除けネットをつける前提で製造されている商品もありますのでぜひご相談ください。
施工した事や知識がないとご提案も施工もできませんが、街の屋根やさんでは落ち葉除けネットの取付も様々ご提案可能ですのでお任せください。
【樋工事完了】
横浜市港北区富士塚T様邸の雨樋部分交換工事、落ち葉除けネット取付工事が無事に竣工となりました。現地調査まではたまに落ちてくる集水マスあたりからの雨水が気になっていたとの事でしたが施工不良も判明し早めに施工が出来てよかったと満足頂ける施工となりました。足場を解体する前に排水試験も行い勾配が取れて大雨でなくとも雨水がしっかりと流れる事もお伝えし安心して頂けました。
今回の工事に使用した樋はDenkaのダンラインエクセルシリーズのDL55、色は新茶です。他にもお住まいの外観に合わせてグレーやクロ、ヨーロピアンホワイトや純白も選べる定番商品となっております。雨樋はお住まいに降りかかってしまう雨水をすばやく排水し、雨水が残ってしまい外壁や基礎などお住まいを傷めないようにする為の重要な役目を担っています。雨樋が部分的に破損していても後々お住まいに大きなダメージを起こしてしまう原因になる事も考えられますので、雨樋も定期的にメンテナンスが必要です。
この度はご利用頂きまして誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2021年01月21日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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