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瓦屋根の棟瓦が崩れた、ズレてしまった場合の原因や症状別の対応方法をご紹介!
「瓦屋根のてっぺんが崩れて倒壊していた」、「庭に瓦屋根の破片が落ちていたという場合」、どのような対応が必要になるのでしょうか。屋根の頂上部を「棟」と言うのですが、この棟があることによって屋根頂上部の隙間が塞がれ、雨水が内部へ入り込まないよう守ってくれています。また、屋根の頂上部である棟は雨や風、日差しの影響を最も強く受ける部分であるため、特に注意して維持をしていくことが大切です。
棟の瓦が崩れていたら、隙間から雨漏りが起きてしまうのではないかと不安にもなりますよね。今回は瓦屋根の棟にある瓦が落ちてきた場合の原因や対策、状況に応じた4つの補修方法をご紹介していきたいと思います!
棟瓦が落ちてくる原因は?
瓦屋根は非常に耐久性が高く、その耐用年数は50年以上と言われています。しかし瓦屋根を固定している「銅線」や「漆喰」などはそれよりも早い段階で劣化してしまうため、経年によって固定力が弱まり、強風などの際に崩れてしまう場合があります。
漆喰とその役割とは?
漆喰は、瓦屋根を固定する役割を果たします。漆喰は、瓦の固定にとって重要な役割を果たしており、屋根が耐久性を持つために不可欠な部分です。さらに漆喰は防水性も高く、屋根に雨水などが侵入するのを防ぐ効果があります。瓦屋根の漆喰の耐用年数は、材料や施工方法などによって異なりますが、一般的には20-30年程度とされています。長期間の使用によって漆喰の老化や破損が起こりますので、定期的な点検と修繕が必要です。
棟瓦の倒壊は雨漏りに繋がる?
棟瓦が倒壊していた、漆喰が剥がれ落ちていたという場合、雨漏りが起きてしまう可能性があります。瓦の下には防水紙というものが敷かれており、たとえ瓦の隙間から雨水が入り込んだとしても雨水が内部へ侵入しないような造りになっています。しかし、もしこの防水紙が破れていた場合は棟瓦が倒壊したことで雨水が内部へ入り込み、さらに防水紙の破れた箇所から雨漏りを招くことになるのです。
また現時点ではたとえ防水紙に問題がないという場合でも、棟瓦が倒壊したことで雨水が入り込みやすくなり、防水紙の劣化速度を早めてしまうことになります。そのため、棟瓦の倒壊が必ずしも雨漏りを引き起こすということはないものの、なるべく早く点検・補修をすることが大切です。
棟瓦の倒壊や雨漏りを防ぐには?
棟瓦の倒壊は銅線や漆喰などの固定力が弱まっていることで起こりやすくなるため、10年ほどの間隔で定期的に業者へ点検をご依頼いただくことがオススメです。また、庭に落ちている漆喰や瓦屋根の破片にも注意していきましょう。
固定力が低下している状態で、強風や台風が発生すると棟瓦は崩れることになります。しばらくメンテナンスをしていないという方は台風のシーズンがやってくる前にぜひ点検とメンテナンスをご検討ください。
棟瓦が倒壊していた場合のメンテナンス方法4つ
漆喰詰め直し工事
棟瓦が破損していない、崩れていないという場合に可能な補修方法です。古くなっった漆喰を詰め直すことで本来の固定力と防水性を回復させます。
棟瓦取り直し工事
下地が劣化していない、雨漏りが起きていないという場合に可能な補修方法です。既存の棟瓦を一度取り外し、固定のための葺き土や漆喰、銅線を新しくして棟瓦を設置しなおします。その際、破損している瓦があれば新しいものと取り換えます。
屋根葺き直し工事
雨漏りが起きている、築年数が20年以上経過しているという場合に有効な方法です。既存の瓦を一時的に取り外し、防水紙など下地を新しいものに取り換えてから既存の瓦を積み直します。
屋根葺き替え工事
屋根葺き直し工事と名称や目的は似ているのですが、屋根葺き替え工事は瓦屋根ではない別の屋根に変更したいという場合に必要となる工事方法です。既存の瓦屋根は撤去してしまい、新しい防水紙を設置したうえで新しい屋根材を設置します。瓦の撤去費用や新規屋根材設置の費用が必要になりますが、屋根の寿命がリセットされ、さらに瓦屋根よりもずっと軽量な金属屋根材などを採用することで耐震性を高めることが可能です。
瓦屋根は定期的にメンテナンスを!
私たち、街の屋根やさんでは瓦屋根の様々な施工方法に対応しております。無料で現地調査を実施させていただき、お住まいの状態を診断し適切なメンテナンス方法やお見積りのご提示させていただきますので、瓦屋根のことでお困りの際はお気軽にメールやお電話にてご相談ください。
棟瓦の固定力や防水性は経年によって確実に低下していきます。雨漏りなど大きな被害が起きてしまわないよう、定期的な点検で瓦屋根やお住まいを守っていきましょう!
記事内に記載されている金額は2023年02月01日時点での費用となります。
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