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漆喰の劣化が雨漏りの原因に?瓦屋根で起こる症状と対策を解説
瓦屋根に使われている「漆喰」は、見た目以上に重要な役割を担っていることをご存じでしょうか?
棟瓦の内部を守り、雨水の侵入を防ぐ漆喰ですが、劣化が進むと雨漏りの原因になってしまうこともあります(>_<)
普段は目に入りにくい場所だからこそ、劣化に気付きにくい点も注意が必要です。
この記事では、漆喰が使われている場所や劣化症状、適切なメンテナンス方法について解説いたします!
瓦屋根を長持ちさせるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/

漆喰は瓦屋根のどんな場所に使われている?

漆喰は瓦屋根のさまざまな部分に使われており、屋根を守るうえで欠かせない存在です。
特に代表的なのが棟(むね)部分で、棟瓦の内部に詰められている葺き土を保護する目的で施工されています。
漆喰には
「雨水の侵入を防ぐ」
「葺き土の流出を防止する」
「棟瓦を安定させる」
といった重要な役割があります(#^^#)
また、鬼瓦の根元や袖瓦の内側などにも使用されることがあり、瓦屋根全体の耐久性を支えています。
普段はあまり目にする機会がありませんが、漆喰が健全な状態であることで、瓦屋根は本来の性能を発揮できるのです。
雨漏りに繋がる?漆喰の劣化症状

こちらは、横浜市青葉区荏子田で確認された瓦屋根の漆喰です。
劣化によって固定力が失われ、剥がれ落ちてしまっています。
漆喰は年数の経過とともに徐々に劣化していきます。
寿命は15~20年程度と言われており、劣化が進行すると雨漏りのリスクが高まってしまいます(>_<)
- 漆喰のひび割れ
- 表面の剥がれや欠落
- 黒ずみや変色
- 内部の葺き土が露出している状態
このような症状が見られる場合、雨水が屋根内部へ侵入しやすくなります。
特に棟部分は雨風の影響を受けやすいため、劣化を放置すると葺き土の流出や瓦のズレにつながる可能性があります。
その結果、屋根内部に水が回り込み、雨漏りが発生してしまうケースも少なくありません。
漆喰のメンテナンス方法について

漆喰のメンテナンスは、劣化の程度によって対応方法が異なります。
軽度なひび割れや部分的な剥がれであれば、漆喰の詰め直しや増し打ちによる対応が可能です。
一方で、広範囲に劣化している場合や棟瓦に歪みが見られる場合は、棟を一度取り直し、新しい漆喰を施工し直す方法(棟瓦取り直し工事)が選ばれます。
大切なのは、劣化を早期に発見し、適切なタイミングでメンテナンスを行うことです(^^♪
定期的な点検を行うことで、雨漏りなどの大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
まとめ
漆喰は瓦屋根の棟部分を中心に使用され、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を担っています。
しかし、劣化を放置すると葺き土の流出や瓦のズレが発生し、雨漏りにつながる恐れがあります。
漆喰の状態はご自身で確認しにくい場所だからこそ、定期的な点検が大切です(#^^#)
早めのメンテナンスを行うことで、瓦屋根の寿命を延ばし、大切なお住まいを守ることにつながります。
街の屋根やさんでは、点検~お見積りの作成まで無料で対応しておりますので、気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください(^^)/
記事内に記載されている金額は2025年12月19日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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- 施工内容
- 棟瓦取り直し
- 築年数
- 42年
- 使用材料
- 南蛮漆喰シルガード(黒)
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