横浜市神奈川区で雨漏り調査
2012年03月06日更新
雨漏りの調査のご依頼をいただいた、神奈川区のお客様のご紹介です。
和室の天袋内に雨染みを見つけた為に、屋根の状況確認と修繕工事方法の
ご相談でした。
【屋根裏の状況】
野地板に大きな雨染みがありました。
その下にも雨染みがあります。
【屋根の状況】
雨漏りの上の屋根が一部だけ洗浄されていました。
今回の雨漏りは、スレート瓦でコケにより起こる毛細管現象でした。
【毛細管現象】
屋根材のト塗装を行った時に、屋根材1枚1枚が独立せずに塗料によって一体化してしまって
いる施工を見かけます。
縁切りの出来ていない屋根材です。
スクレーバーを指してみると、中から水が出てきました。
この様に、屋根材の重なった部分を塗料が塞いでしまうと、屋根材の下に入り込んだ
雨水が逃げ場を無くしてしまい、内部は真空状態になってしまいます。
この様な状態になると、勾配とは逆に雨水が流れてしまう現象の事を言います。
【毛細管現象を防ぐには】
1、縁切り施工
一度、屋根全体を塗った後に屋根材と屋根材の間に隙間がしっかりと空いているかを
確認して、空いていない場合はすクレーバー(金属製のヘラ)で隙間を作って行きます。
写真の様にスクレーバーが入らない箇所は、塗料を切って縁切りを行う必要があります。
2、タスペーサーの使用
タスペーサーを取り付ける事により、2mmから3mm程の隙間ができるため、
屋根材を1枚1枚独立させる事が出来ます。
また、タスペーサーは縦に切れ目が入っているために、雨水を止める事がないので
排水には問題ありません。
さらに、タスペーサーはポリカーボネートで出来ているので、強度面も問題ない
優れモノです。
【タスペーサーの設置手順】
1、 タスペーサーを仮設置します。
2、 専用の工具を使って奥まで差し込みます。
3、 設置完了
奥までしっかりと差し込む事は比較的出来るのですが、差し込む位置決定と
ラインをそろえて差し込む事には、経験と設置前の判断が必要となります。
しっかりと雨漏りを止めるために、施工方法を再度検討して最善の方法を
ご提案させていただきます。
記事内に記載されている金額は2015年12月25日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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