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相模原市南区トタン屋根の調査で塗膜剥がれや釘抜け
相模原市南区のお宅よりトタン屋根調査のご依頼がありました。
増築を重ねた建物で、増築前の建物は築４０年近く経過しているそうです。１階も２階もトタン屋根で出来ているそうです。それでは調査に入ります。
トタン屋根は過去に３回塗装をしており、最近では３年前に行っていたそうです。こちらのトタン屋根は瓦棒葺きとも言います。３年前ということで比較的新しいとは思いますが、塗り替えを重ねていることで、塗膜剥がれが早く発生しております。塗装では塗り替えを重ねることで塗膜剥がれが早くなる傾向があります。
棟板金は釘抜けが起きており、すでにガバガバに浮いているところもあります。
板金の裏から錆色の水が流れているようです。板金自体に錆びが発生しているようです。
雨樋を吊るす針金が切れております。触るとガタガタと揺れておりました。雨樋交換工事も必要なってきます。
太陽熱温水器の架台をワイヤーで引っ張って固定しておりますが、この状況をみると動いているようです。擦れて塗膜剥がれが起きており、あと少しで瓦棒の上から落ちそうになっております。
既存の破風板と板金の間に隙間が出来ております。元からこうなっていたのかは分かりませんが、この隙間から雨水が入り込むと流れ出る出口が無いためとても不安です。全体的に調査させて頂きましたが、築年数を考えると屋根の上に重いものは載せない方が良いでしょう。太陽熱温水器は使用していないそうなので降ろした方が良いでしょう。トタン屋根は、錆びが流れ塗膜も剥がれ、塗り替えを重ねても３年でこのような状態であることを考えると、今後も建て替える予定はないということもあり、屋根葺き替え工事のご提案をいたします。雨樋も針金切れで外れそうになっておりますので、雨樋交換工事のご提案をいたします。
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