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横浜市南区ガレージの雨漏りで意外なところから雨水の浸入

更新日:2017年05月08日

横浜市南区のお宅よりガレージから雨漏りが発生しているとご相談がありました。

外観 みねお

雨漏り地点 雨漏り地点②

建物1階部分がガレージとなっており、真上にはお部屋がある構造です。雨漏りはガレージ天井の亀裂から発生しております。雨漏り地点は外壁から少し奥に入ったところの天井で、雨漏り地点と外壁の間にはシャッターBOXがあるため一見雨漏りしそうにないように思えますが、雨の降った日に漏れてくるそうです。外部からだけの情報では雨漏りの原因がはっきりしませんので、室内を確認させて頂くことになりました。

室内① 室内②

ガレージ真上のお部屋へ通して頂きました。すると外壁側はコンクリートの上に砂利が敷いてある空間がありました。サッシに下のコンクリートに染みがあり、触ってみると明らかに湿っております。外壁からかなと思いましたが、1年前に塗装しているそうで、1度の外に出て外壁を確認しましたが、壁面しっかり塗膜が付着してありサッシと外壁の取合いもコーキングが打たれておりました。

パッキン 板

そんな中で見つけたのはサッシと硝子隙間を埋めているパッキンの剥がれです。パッキンは四隅のみならず直線部分も剥がれており外側も剥がれておりました。下端の隙間に溜まれば内側へ溢れてくる状態です。サッシと硝子の隙間から雨水が室内に侵入しているのは間違いないでしょう。写真を撮る際に膝を乗せた板が沈みました。膝元を見てみると板が湿っておりました。思い切り押せば割れるくらいの柔らかさです。隣にあるふすまのレールや立上りの壁、板の真上の天井を見ても塗れた形跡は全くありませんでした。窓はFIXされているので雨が降ったからといってここだけに降り注ぐことはありません。今まで確認してきた現象を整理しても原因には辿りつきません。

スケール スケール②

今まで確認してきた現象を整理しても原因には辿りつかないのなら、行動するしかありませんのでさらに調査を進めます。外壁から板までの距離を測ります。そしてガレージへ戻り外壁から雨漏り地点までの距離を測ります。

スケール③

すると室内側の外壁から板までの距離とガレージ側の外壁から雨漏り地点までの距離が同じであることがわかりました。板の湿りとガレージの亀裂に関係がある可能性が出てきました。ただ、コンクリートは水分や湿気を含みますが、果たして外壁から1メートル近く離れたところに、サッシと硝子の隙間から入り込んだ雨水が伝うのか?とも思います。

蟻① 蟻②

コンクリート内に亀裂があった場合は、確かに亀裂を伝って雨水が流れていくことはあります。何か他にも情報は無いかと舐めるように見わたします。すると湿ったコンクリートとコーキングの隙間から蟻が出てくるのを見つけました。そしてその蟻はサッシと硝子の隙間へと入っていきました。雨漏り、サッシと硝子の隙間、コンクリートの亀裂、板の湿り、蟻。このキーワードを合わせると、板の湿りと蟻に関係があり、蟻の浸入経路と雨水の浸入経路が同じなのではないか?と考えました。しかし、これはあくまで推測で確実な証拠はありません。この状況でこれ以上の確実な証拠を押さえることはできません。壊していけばわかると思いますが。不確定な目的に対して多大なコストをかけるのは無理があると思います。ここはまず、①サッシと硝子の隙間のパッキンを外してコーキングに替えて、外部から雨水(蟻)が浸入しないように隙間をことごとく埋める。今わかっている浸入経路を無くすということです。②板を外す。蟻が原因と確定した訳ではありませんので、湿りの原因を確かめる。この2点を行うことで、もしかしたら雨漏りが止まるかもしれませんが、まずこの結果を確認する必要があるでしょう。雨漏りの原因は、今回のようにすぐに究明できないこともあります。調査だけでの明らかにならないのであれば、今の状況を動かしてみることで解決の糸口が見つかります。ただその動かし方も的が外れていれば意味がありませので、今起きている現象をしっかり確認してその中でプランを立てます。雨漏りにお悩みの方は弊社にお任せください。横浜市南区ガレージの雨漏りで意外なところから雨水の浸入をお伝えしました。

 

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