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横浜市神奈川区|散水試験で出窓からの雨漏りを確認
今回は横浜市神奈川区にお住いのI様より雨漏りのご相談を頂き、現地での調査(散水試験)を行った時の様子をお伝えいたします。雨漏りを起こしたのは先月の台風の時期で、風雨が激しいと発生するようです。今月に入ってからは雨が降った際でも雨漏りまでは起きていないそうです。
雨漏りを起こしていた場所は出窓部分になり、天板が浮くほど水が浸透してきたそうです。乾いている現在でも膨れや雨水が浸透した形跡が確認できます。また、両サイドの壁(クロス)部分も膨れあがり、当時はサッシ回りと天板の上に水が溜まる程、漏れていたそうです。内側から見るからには原因が分からないので、まずは外からの調査になります。可能性としては出窓のサッシ回りからの雨水の浸入、続いて出窓の庇部分、さらに、屋根から(内部を伝って、出窓部分で雨漏り)、これらを考慮に入れて調査をします。
屋根に関しては多少、色褪せや塗膜の劣化などは見て取れますが、雨漏りを起こす原因となるほどの劣化は確認できません。屋根と壁の立ち上がり部分も特に気になる傷や隙間なども見受けられず、屋根からの雨漏りの可能性として考えられるのは棟の板金部分の釘穴(微妙な隙間)などから吸い上げて起こるケースなどです。しかし、そのような場合は通常の雨でも雨漏りの確認できると考えられます。続いて、出窓部分の調査ですが、こちらは建物の高さと位置の関係から直接見ることが難しい場所になります。室内、屋根と目で見ての調査で原因が特定できない状況ですので、出窓部分の調査には散水試験を行うことになります。
こちらが散水試験を行った様子です。
サッシ回りを中心に試験を行ったのですが、すぐには原因が特定出来ませんでした。その後、様々な角度で雨水の浸入の可能性がありそうな箇所を中心に散水を行いました。それでもすぐには漏れの確認が出来ず、試験を行った後、1時間以上も遅れてから、天板周辺からの雨漏りの確認がされました。出窓まわりが原因での雨漏りならば、ある程度散水を行った状態で水の浸入が確認ができると考えていたのですが、1時間以上も経過した後となると、多少、出窓部分から離れた箇所から浸入し、徐々に浸透していったとの事も考えられます。ここは、より的確に原因の特定をするために、雨漏りを起こしている部分(室内の壁紙・ボード)を一部剥がし、水の流れる経路を探る調査を行います。
すると、出窓の庇部分と外壁との隙間に散水をした所、室内(剥がした壁の内側)で水が流れてきたのが確認できました。どうやら水が浸入しても、壁内で断熱材や壁(下地やボード)で外部への浸透を遅らせていた様です。これで原因の特定が出来ました。あとは補修の仕方です。部分的なコーキング補修と撥水効果のある塗料を使った部分的な塗装を行うなどの方法になります。いずれにしても高所作業で足場の架設が必要になりますので、建物全体のメンテナンスも考慮に入れ、改めて、工事の進め方をしっかりと打ち合わせしていきたいと思います。
街の屋根やさんでは原因の特定が出来ていない段階で、安易に工事を勧めることは致しません。しっかりと原因を特定し、その結果に伴い最善の補修・工事のご提案を致します。他で特定できない雨漏りなど、お困りの方がおられましたら、点検・調査は無料です。フリーダイヤル0120-989-936までお気軽にご相談ください。
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