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セメント瓦の葺き替え工事で瓦を降ろして分かる木材の傷み|横浜市南区

更新日:2017年12月04日

横浜市南区D様のお宅で、セメント瓦からエコグラーニへ葺き替え工事を行いました。葺き替え工事は既存の屋根材を撤去して、新しい下地を設けて新しい屋根材を取付ける工事です。葺き替え工事では、最初に既存の瓦を降ろすことから始まります。横浜市南区D様のお宅は築20年以上経過した建物で、新築時から今まで同じセメント瓦を使用しておりました。すでに塗装しても長持ちしない状態でしたので、今後のことも含めて葺き替え工事となりました。実際に瓦を降ろしてみると、セメント瓦を固定するために設けられた木材に傷みがありました。

 

【瓦の下も傷みがありました】

セメント瓦葺き替え工事① セメント瓦葺き替え工事②

セメント瓦は、既存の屋根にはまだ使用されていることがありますが、現在は殆ど販売されておりません。そして、横浜市南区D様のお宅に使用されているセメント瓦と同じ形状のものは、すでに販売されておりません。セメント瓦は古くなると割れやすいので、あまり屋根の上を歩き回ると割れてしまう可能性があります。割れても交換が出来ませんので、屋根の上を歩く際は、慎重に調査をしなければなりません。

 

 

セメント瓦葺き替え工事③ セメント瓦葺き替え工事④

瓦を降ろす際は、1枚ごとに捲っていき重ねて移動させます。集めた瓦は昇降機に載せて降ろします。瓦はトラックで運搬しますが、1台の最大積載量は決められておりますので、屋根の広さによっては、処分場と現場を何回か往復することになります。

 

 

セメント瓦葺き替え工事⑤

瓦を降ろしていくと、桟木や木ずり、防水紙が見えてきます。金具で立ち上がっているのは、心木という棟瓦を固定するために必要な木材ですが、傷んでしまい今にも折れそうな状態でした。心木が折れてしまうと、棟瓦が倒れて下に落下する危険性があります。今回は横浜市南区D様のご要望が最初から「葺き替え工事を行いたい」という事でしたが、この心木を見ていると葺き替え工事を今行って良かったと思います。築年数が経過してくると、屋根材以外にも色々なところで傷みが発生するようです。セメント瓦を使用している屋根は、築年数が経過していることが非常多いので、まだメンテナンスを行っていないお宅が御座いましたら、街の屋根やさんまでご連絡下さい。

フリーダイヤル0120-989-936まで。

 

 

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