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横浜市都筑区｜散水試験によって雨漏りの原因箇所を特定
本日は横浜市都筑区にあるお宅で行った「雨漏り調査と散水試験」の様子をお伝えいたします。こちらのお宅では以前、雨漏りの調査を行った際、バルコニー部分の防水が原因である可能性が高いと判断できましたが、細かい部分の特定までは出来ませんでした。今回、散水試験を行って、その箇所を特定します。はじめの調査日から２週間ほど期間が空き、その間に雨が降った際も同じ箇所からの雨漏が確認できたそうです。改めて雨漏り箇所の天井裏を拝見します。
水が浸入した影響で木が黒く変色してカビているのが確認できます。この箇所からも上階にあるバルコニーが原因であると判断は出来ます。あとはどの部分から雨水が浸入しているかの特定です。可能性としては排水口まわりか、床と壁との立ち上がり部分になるかと考えられます。早速、試験を行います。まず、排水口まわり中心に散水します。すると、外側の配管から水が漏れているのが確認できます。
こちらは詰まりによる漏れなのか、劣化によって（傷口などから）の漏れなのかを調べる必要があります。詰まりによるものであれば、うまく排水がされずオーバーフローを起こし、内部にまで水が浸入した事も考えられます。しかし、詳しく調査を行うと配管の詰まりはなく、菅自体の劣化が原因で水が漏れている様です。こちらが室内への漏れの原因として判断するのは難しいでしょう。続いて、床と壁の立ち上がり部分への散水です。天井裏の染みが確認できている所を中心に散水します。
すると、すぐに天井裏から水が染み出てくるのが確認できます。どうやら原因は立ち上がり部分にある様で、さらに詳しく調査をすると小さな傷が見つかりました。この傷口から水が浸入して下の階の天井裏へと伝い、雨漏りを起こしていたと判断できます。当初の予想通り防水の劣化が原因になります。細かい箇所も特定出来ましたので、後は補修の仕方です。外の配管の劣化も考慮に入れると、全体的に防水工事を行うのが時期的にも良いと考えられます。勿論、部分的な補修だけで雨漏りの原因だけを抑えることも出来ます。
ここからはお客様のご予算や全体的なメンテナンスの時期なども考えていく必要があります。お客様にとってより良い方法で工事に進めていける様、これからしっかりと打ち合わせを行っていきたいと思います。
街の屋根やさんでは点検・調査は無料です。雨漏りでお困りの方、また、雨漏りの原因が特定できずお悩みの方は、（フリーダイヤル０１２０－９８９－９３６まで）お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2018年08月29日時点での費用となります。
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