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横浜市磯子区にてアスファルトシングル屋根の剥がれを調査
アスファルトシングルとは屋根材の一種で、日本で古くから使われている瓦と違い100年くらい前に北米などで普及していた屋根材が日本でも2007年から使われるようになりました。アスファルトという名前の通り材にはアスファルトが使われ、表面には砂粒が施されている特徴があり、意匠性にすぐれていることや加工がしやすいといった利点があります。しかし、屋根材として常に風雨にさらされる環境で経年によって劣化し、アスファルトシングルが剥がれてしまうケースがあります。このページではアスファルトシングルの剥がれなどの補修についてご紹介いたします。
アスファルトシングルの剥がれなどの不具合
・剥がれ
まず挙げられるのは剥がれや浮きです。アスファルトシングルは釘や接着剤を使って屋根に設置していますが、経年によって釘が緩んでしまっていたり接着材部分からの剥がれということが起こります。スレートや瓦などと違い、アスファルトシングルは弾力がある材ですので、ちょっとした浮きや剥がれであっても風に煽られやすく、そこから剥がれはどんどん進行してしまうことがあります。
また、剥がれが進行するとアスファルトシングル自体が剥がれてしまい、そこから雨水の侵入での雨漏りということもありえます。
・表面の傷み
天然の砂粒が表面に接着されているのがアスファルトシングルの特徴です。これにより独特の景観がある反面、経年によってこの石粒が剥がれてしまうことがあります。この石粒は劣化が進めば進むほど砂粒がまとまって剥がれてしまい、最終的にはボロボロの状態になります。
一点補足として、もともとアスファルトシングルの表面の石粒は、施工時に剥がれ落ちることが想定されていることから多く取り付けられています。そのため、施工後1年ほどは石粒の剥がれが見られますが、それは問題ではないのでご安心ください。
アスファルトシングルの剥がれの補修方法
剥がれたからと言って交換が必要かというと程度によってはそこまでの工事は必要ありません。多くの場合は剥がれた箇所を再度接着することで補修できます。
補修方法として、まずは剥がれた接着剤を塗布する箇所を清掃し、そこに接着剤を綺麗に張り合わせます。接着剤による補修は比較的剥がれの範囲が少なく、早期の発見での補修となります。
他にも砂粒が経年によって剥がれ落ちるのを定期的な屋根塗装によって、寿命を延ばすこともメンテナンスの一つです。この時に使用する塗料は水性を使うようにしましょう。理由は素材のアスファルトが油性塗料を使うと溶けてしまうためです。
あまりにもアスファルトシングルの傷みがひどい場合は、屋根材の交換が必要となり、その場合は屋根葺き替え工事と屋根カバー工法をお選びいただくことになります。屋根葺き替え工事は既存のアスファルトシングルを撤去し、新しい屋根材を設置する工事です。この時に野地板の強度を高めるための野地板増し張りを行い、ルーフィングについても新品へ交換するいわゆる屋根を作り直す工事です。それに対して屋根カバー工法は、今の屋根の上に新しい屋根を作る工事で、アスファルトシングルの屋根の上に防水紙を敷いて、その上から新しい屋根材を設置します。屋根葺き替え工事も屋根カバー工法もどちらも接着剤による補修や屋根塗装よりも工事費用はかさんでしまいますが、一般的なアスファルトシングルは耐用年数が長くて30年ほどですので、時期に来た場合はこれらの工事を行う必要があります。
アスファルトシングルは施工できない業者もあります
ご自宅の屋根にアスファルトシングルが使われていて、いざ不具合が出たことから補修を依頼しても断られてしまった。といったご相談をお受けすることがあります。実は比較的アスファルトシングルが普及したのはそこまで古くなく、また施工数自体も多くないことから施工したことがない業者は一定数おります。また、施工のノウハウもなく施工して後で不具合が出てしまったということも考えられますので、できるだけアスファルトシングルの施工実績が十分にある業者に依頼するようにしましょう。私達街の屋根やさんではアスファルトシングルの施工を多く行っておりますので、点検からお見積りの作成まで無料で承っておりますのでお気軽にご相談ください。
アスファルトシングル屋根の現地調査
本日は横浜市磯子区のT様宅より、アスファルトシングル屋根の剥がれの調査にうかがってまいりました。T様宅は築6年の建物になります。先月の台風の影響で屋根材の一部が落ちているのに気づき、調査のご依頼をくださいました。まだ築も浅いこともあり、自宅の屋根に不具合が出るのは早いとも感じ、他から飛散してきたモノではないかとも思っていたそうです。確かに屋根の上の状況は上らなくては分からないこともございます。台風後の調査では、屋根材や板金の飛散のご相談をいただき、実際に現地の屋根に上ってみると、お隣の屋根のモノだったり、数件先の建物から飛散してきたモノだったりと、結構ございます。
「アスファルトシングル屋根」
落ちていた屋根材はアスファルトシングルになります。アスファルトシングルはシート状で表面を砂粒でコーティングしている素材になります。防水シートに意匠性を持たせた仕上げ材(屋根材)とも言えるでしょうか。アメリカで開発された屋根材で、北米やカナダでは約8割の住宅で使用されている屋根材にもなります。日本ではあまり普及していないこともあり、取扱いに慣れている業者さんは少ないのも現状です。接着剤を使用する屋根材でもあるので、各メーカーでの施工の仕方の講習を受けるなどの必要もございます。
屋根全体を調査しますと、一部で剥がれているのが確認できます。強風で煽られ捲れあがった様です。T様は自宅の屋根の不具合であれば、施工会社にも問い合わせを考えるとの事も仰っておりました。しかし今回の剥がれは台風(自然災害)による影響との事もあり、施工不備ではないと判断されるでしょう。この様な場合の保証は認められないケースが殆どです。一方、自然災害での被害となれば、火災保険の適用が認められます。復旧工事には保険を適用しての工事をご提案いたします。
今後は剥がれた箇所の補修を行います。幸い雨漏りに直結するまでの被害にはつながっておりませんので、保険の申請を行い、結果が出たのちに工事を行う事となりました。アスファルトシングル屋根は決して剥がれやすい素材ではありません。技術開発も進んでおり、しっかりと施工されれば20年~30年の耐久力があるとも言われております。街の屋根やさんでは、アスファルトシングルの施工も行います。屋根に関するご相談は「フリーダイヤル0120-989-936 まで」お気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2021年08月27日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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