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横浜市瀬谷区中屋敷にて瓦屋根からの雨漏り、屋根葺き替えのご提案
本日は横浜市瀬谷区中屋敷O様宅にて行いました、屋根の雨漏り調査の様子をお伝え致します。O様宅は築４０年程になる瓦屋根のお宅です。数年前から雨漏りが確認されるようになり、今回は屋根全体の改修を目的に調査のご依頼をいただきました。
O様宅、屋根の様子
今まで屋根全体のメンテナンスは行ったことはないとのことですが、増築を行った際に部分的に瓦を載せ直したことはあるそうです。雨漏りが確認される箇所は一箇所で、その増築部分の軒裏から見られるそうです。日本の瓦の寿命（耐用年数）は５０年から８０年とも言われており長期的です。しかし瓦も定期的なメンテナンスは必要です。瓦の隙間部分に詰めてある漆喰（しっくい）のメンテナンスや下地（防水紙）のメンテナンスです。
防水紙の劣化
雨漏りが確認される箇所の瓦を外してみますと、防水紙が捲れて下地が見えてしまっている状態が確認できます。（前日の雨の影響で）周辺の下地の湿り具合からも、雨水が入っていたことが窺えます。こちらは経年での劣化で防水紙が傷んでいることによる雨漏りの可能性が高そうです。場合によっては雨漏りが確認される箇所の部分的な補修や葺き直しも行えますが、築年数や他の箇所の下地の状態も考慮に入れて全体的に見直すのが賢明でしょう。
瓦屋根の場合は既存の瓦を再利用して葺き直しを行うこともできます。ただし年数が経った瓦を載せ直すのにも割れや欠け、癖や歪みがついた瓦もございますので、ある程度の交換は必要になります。現在では軽い屋根材も多くございますので、重い瓦を載せ直すより新たな屋根材で「葺き替え」を行うことをおすすめいたします。耐震性を考慮に入れても屋根は軽いに越したことはございません。今後はいくつかのプランをもとにお見積り・ご提案を行いたいと思います。街の屋根やさんでは点検調査、お見積りは無用です。屋根に関してのご相談はお気軽にお声がけください。
記事内に記載されている金額は2019年07月16日時点での費用となります。
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