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横須賀市逸見が丘にて棟土の流出により浮き上がった棟瓦の調査
横須賀市逸見が丘にお住いのお客様より『屋根の一番上の棟がズレている』とのご連絡をいただき現地調査へ伺いました。この時期、本格的に台風が来る前に・・ということでご連絡いただくお客様も多くなっています。私たち街の屋根やさんでは、まず現地調査を行わせていただき、現状で最適なご提案をしております。状態により、工事着工まで状態が悪化しないよう養生をさせていただくこともあります。
S形の瓦屋根
使用されていた瓦の種類は、S形の洋瓦でした。表面に艶がある「陶器瓦」で、成形した粘土を乾燥させた後、釉薬(ゆうやく:ガラス質の粉末)をかけて焼き上げます。釉薬によって瓦にさまざまな色とツヤを出すことが可能です。耐用年数:50~60年以上。耐水性・耐久性にすぐれており、多少の色褪せはあるかもしれませんが、割れない限り陶器瓦自体のメンテナンスは不要です。
棟瓦の浮き
大棟部分の棟瓦/冠瓦(丸瓦)が部分的に浮き上がっている状態を確認しました。瓦は、一枚一枚に重さがあります。一枚ズレるだけで徐々に全体のバランスが崩れ始めてしまいます。一枚浮き上がったことで、重なり合う隣の棟瓦が一緒に持ち上がって連鎖したようです。
棟土の劣化
浮き上がった棟瓦から内部の状態が確認できました。屋根と棟瓦部分から棟土に直接雨水が当たらないよう、内部に雨水が浸入するのを防ぐために漆喰を施しています。棟の土台となる棟土(台土)が流れ出てしまったり、経年により痩せてきていました。そのため、せっかく固定していた番線(針金)も緩くなってしまったようです。棟部分は、雨水浸入や、地震などの影響で少しずつズレが発生し、棟土(台土)が崩れやすくなります。
棟瓦の修繕方法は、棟瓦の状態により2通りあります。今回は、棟瓦の取り直しをご提案しました。
●漆喰の詰め直し工事・・漆喰の剥がれや崩れやなどの劣化が比較的軽微な場合
●棟瓦取り直し工事・・瓦がズレてしまった、漆喰が殆どなくなってしまったなど重症な場合。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスの予防対策として、点検等でお伺いする際は、マスクの着用・ソーシャルディスタンスを取り、安全に配慮しております。
参考価格
●漆喰工事 税込み4,400円/m~
記事内に記載されている金額は2022年09月06日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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