庇の読み方は?庇の場所や役割などの基本情報、軒との違いや主な劣化の症状をご紹介!

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庇の読み方は?庇の場所や役割などの基本情報、軒との違いや主な劣化の症状をご紹介!

更新日:2023年05月31日

 庇はお住まいを守る重要な役割を持っています。
 今回は、庇の読み方からその役割、軒との違いや設置場所まで庇に関する情報をお伝えいたしますので是非ご覧ください!

庇の基本知識

庇の読み方、役割と重要性

 庇の読み方は「ひさし」となります。

庇(ひさし)

 庇(ひさし)は「霧除け」とも呼ばれ、建物にとって重要な役割を果たしています。
 その主な役割は、雨や日差し、風などの外部の自然環境から建物や室内を保護することです。
 庇が適切に設置されていると、雨水や紫外線から建物を守り、室内の温度や湿度の調節にも役立ちます。また、庇は建物の外観にも大きく影響し、美しいデザインや個性を演出することができます。

混同しがちな「軒」と「庇」の違い

庇 軒

 「軒(のき)」と「庇(ひさし)」は、建物の外部に存在する要素であり、しばしば混同されることがありますが、実際には異なる意味を持っています。

 軒は建物の屋根の一部分で、外壁から突き出ている部分を指します。一方、庇は独立した小さな屋根を指し、特に建物の出入り口や窓の上に設けらます。
 庇は軒よりも狭い範囲をカバーし、主に雨や日光を遮る役割を果たします。

 つまり、軒は建物全体の屋根の一部を指し、庇は出入り口や窓など特定の箇所に設けられる小さな屋根を指すと言えます。

 続いて、庇の気を付けるポイントについて詳しくご説明いたします。

庇の設置の際に気を付けるポイント

 庇の設置には以下のような点を考慮する必要があります。

 スペースの制約:庇を設置することで、建物の周囲のスペースが制約される場合があります。特に狭い敷地や近隣の建物との距離が制約要素となることがあります。

 メンテナンスの必要性:庇は外部要素にさらされるため、定期的なメンテナンスが必要です。葉やゴミの除去、塗装の補修などを定期的に行うことで、庇の機能や外観を保つことができます。

 コストの面:庇の設置には初期費用がかかる場合があります。また、メンテナンスや修理の費用も考慮する必要があります。

 建物の特性や環境、使用目的を考慮しながら、庇の利点と欠点をバランス良く判断することが重要です。

 次に、庇の主な設置場所についてご紹介致します。

庇の設置場所

庇の設置場所はどこが適していますか?

  • 出入り口や玄関の上
     人々を雨や日差しから守り、快適な出入りを実現します。

  • 窓の上
     直射日光を遮り、室内の過熱や日焼けを防ぎます。

  • 建物の側面やベランダ
     雨水や日差しの直接当たりを防ぎ、壁面の劣化を軽減します。

 また、建物の用途やデザインに応じて、以下のような場所にも庇を設置することがあります。

  • 商業施設の店先
     庇を店先に設置することで、通行人や来店者を雨や日差しから守り、快適なショッピング体験を提供します。また、庇は店舗のアピールポイントとなり、視覚的な魅力を高めます。

  • レストランやカフェのテラス
     庇をテラスに設置することで、食事やドリンクを楽しむお客様を雨や直射日光から守り、屋外でのくつろぎの空間を提供します。庇は屋外席の魅力的な要素となり、テラス利用を促進します。

 庇の設置場所や条件に関しては、建築の専門家や設計士に相談することをおすすめします。専門家のアドバイスを得ることで、適切な庇の設置が可能となります。

庇の主な劣化症状

庇の腐食 庇の捲れ

 庇は時間とともに劣化することがあります。以下に庇の主な劣化症状をいくつか挙げます。

塗膜の色褪せや剥がれ
 長期間の日光や気候の影響により、庇の表面の塗装が劣化し、色褪せや剥がれが生じることがあります。

ひび割れや浮き・捲れ
 経年劣化により庇の材料や構造が変形したり、ひび割れや浮きが生じる可能性があります。

腐食や錆
 湿気や雨水の影響により腐食や錆が発生することがあります。

カビや藻の発生
 湿度の高い環境や不適切な通気によって、庇の表面にカビや藻が発生することがあります。

 これらの劣化症状が放置されると、庇のひび割れ等の破損部分から雨漏りが発生するなどの被害が拡大してしまうリスクありますので、定期的な点検・メンテナンスが重要となります。

庇の定期的な点検・メンテナンスは街の外壁塗装やさんにお任せください

 以上の様に、庇は経年劣化などを理由に様々な劣化症状発生致します。
 庇はお住まいを保護するといった役割上、強い日差しや雨水などを直接受ける為、劣化が進行しやすく注意が必要です。
 長く安心して庇を利用する為にも、定期的な点検・メンテナンスは、非常に重要となります。

 私達、街の屋根やさんは庇の点検・メンテナンス等の施工実績も豊富にございます。
 点検から詳細なお見積りの作成まで無料にて承っておりますので、庇の点検やメンテナンスをお考えの方がおられましたら是非一度ご相談下さい!

 

 記事内に記載されている金額は2023年05月31日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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