コロニアルNEOの塗装はNG!塗装をしない方がいい理由と最適なメンテナンス方法を紹介します

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コロニアルNEOの塗装はNG!塗装をしない方がいい理由と最適なメンテナンス方法を紹介します

更新日:2024年10月27日

 「コロニアルNEO」は、クボタ株式会社(現:ケイミュー株式会社)によって製造されていたスレート系の屋根材の一種で、アスベストを使用していないノンアスベスト製品として知られています。

 しかし、コロニアルNEOは、2000年頃から製造が開始されましたが、耐久性に問題があることが指摘され、現在では製造中止となっています…。😖💦

 

コロニアルNEOは問題の多い屋根材です

 

 今回は、コロニアルNEOの特徴や塗装が推奨されない理由、最適なメンテナンス方法などについて、実際の調査の様子を交えつつ、詳しく解説していきます!

 

コロニアルNEOの問題点と塗装が推奨されない理由

耐久性が低い

 コロニアルNEOは、表面が薄く、製品自体の耐久性が低いため、通常の屋根材と比べてひび割れ欠けが生じやすいという問題があります。特に、建物の築年数が10年を超えると、経年劣化による症状が顕著に現れるケースが多いです。

 

コロニアルNEOの劣化症状としてひび割れ・欠け・変色があります

 

 雨漏りや防水性能の低下が懸念され、外壁や屋根材の破損により、建物全体の耐久性が損なわれる恐れがあります。

 

塗装の施工後の不具合

 塗装を施すと一時的に美観は保たれるものの、短期間で塗膜が剥がれたり、変色したりといった症状が出ることが確認されています。実際に、コロニアルNEOに塗装を施した多くの事例では、施工後1年以内に無数のひび割れや欠けが発生しています。

 塗料が表面にしっかり密着せず、塗装による防水効果も期待できないため、コロニアルNEOに対して塗装を行うことはお勧めできません。

 

いずれ高いメンテナンス費用が必要になってしまう

 コロニアルNEOに塗装を施した場合、短期間で再び修繕が必要になる可能性が高いため、メンテナンス費用がかさむことが多いです。

 雨漏りのリスクが高まると、二次的な費用が発生することもあり、費用対効果を考えた際に塗装工事をするメリットは少ないと言えます。

 

コロニアルNEOに最適な施工方法は屋根カバー工法

 コロニアルNEOのメンテナンスには、「屋根カバー工法」がおすすめです。

 屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて施工する方法で、費用対効果も高く、廃材が少ないため環境にも優しい工法です。コロニアルNEOのような劣化した屋根材にも対応できるため、再度塗装を行うよりもコストパフォーマンスが高いといえます!

 

屋根カバー工法

 

カバー工法のメリット

・耐久性の向上
・施工期間が短い
・低コストでの施工が可能

 

 既存の屋根材を撤去することなく新しい屋根材で覆うため、防水性が向上し、雨漏りのリスクを大幅に軽減できます。
 また、葺き替え工事と比べて作業がシンプルなため、施工期間が短く済むことが多く、住宅への影響も少なくなります。
 さらに、屋根材の撤去が不要なため、工事費用が抑えられ、廃材処分費も削減されます✨

 

費用の目安

 屋根カバー工法の費用の目安は30坪ほどの戸建住宅なら80~150万円程度です。

 街の屋根やさんでは、屋根カバー工法を

 

 税込877,800円~から行っております。

 

葺き替え工事をした方がいい場合もあります

 コロニアルNEOの状態によっては、屋根材を撤去して新しい屋根材に交換する「葺き替え工事」が必要な場合もあります。特に、屋根材の劣化が進んでいてカバー工法が適用できない場合におすすめです。

 

屋根葺き替え工事

 

葺き替えのメリット

 葺き替え工事では屋根の下地(野地板防水紙)も交換できるため、長期的に見て耐久性が非常に高まります。また、屋根材自体を新しいものにするため、見た目も大きく改善されます!

 

野地板・防水紙の敷設

 

 既存のコロニアルNEOを撤去し、新しい屋根材に交換します。撤去作業が必要なため、廃材の処理費用がかかりますが、雨漏りの原因や不安を解消することができ、長期的には非常に効果的な方法です。

 

費用の目安

 葺き替え工事の費用の目安は30坪ほどの戸建住宅なら150~200万円程度です。

 

 葺き替え工事は屋根カバー工法と比べて費用が高くなる傾向にあります。費用の詳細は現場の状況や屋根の大きさによりますが、事前に見積もりを依頼し、予算を確認しておくことが重要です!

 

 街の屋根やさんでは、屋根葺き替え工事を

 

 税込1,097,800円~から行っております。

 

 お住いの面積や使用する屋根材によって料金は異なってまいりますので、詳しくは街の屋根やさんまでお問合せください!

 

業者選びのポイント

 コロニアルNEOのような塗装が推奨されない屋根材に対して適切なメンテナンスを行うためには、専門知識を持った業者に依頼することが重要です。

 

施工事例の確認:過去のリフォーム事例をチェックし、施工の品質や耐久性について評価が高い業者を選びましょう。

相見積りで相場を確認:多くの業者が無料で見積もりを提供しているため、複数社から見積もりを取り、費用や工法の提案を比較することをおすすめします。

保証内容の確認:施工後の保証が充実しているかどうかも業者選びのポイントです。コロニアルNEOの施工後に生じる問題に対応するため、保証期間が長い業者を選ぶと安心です。

お客様のなど、評価をチェック:口コミやブログでの評判も参考になります。過去に同様の施工を行ったお客様の声を確認し、施工内容や業者の対応についての満足度を把握することができます。

 

 

 業者に依頼した場合、どのように見てもらうのか気になる…という方へ、コロニアルNEOが使われた屋根の調査の様子をご紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね😊👍✨

 

屋根調査の様子をご紹介します!

 

屋根全体

 

 

 今回は「風で棟板金が飛んでしまったから修理がしたい」とご連絡をいただき、海老名市に調査に伺いました!

 

 

 それでは早速調査開始です(=゚ω゚)ノ

 

 

飛散した棟板金

剥がれた棟板金

 

 調査のために屋根に上ると棟板金が飛散して無くなってしまっていました!

 

 

 棟板金が飛散する原因の主たるものは、その下にある貫板の劣化です!

 

 

 貫板は木製であり、経年劣化や雨水による腐食などによって劣化が進みます・・・。

 

 

 貫板が劣化すると、板金をしっかりと固定する力が弱まり、風などの外力によって板金が飛散してしまうことがあります(ノД`)・゜・

 

 

浮いた棟板金固定釘

抜けそうな釘

 

 こちらは棟板金を固定する釘が抜けそうになってしまっていました!

 

 

 釘が抜けてしまう事によって棟板金の飛散が起こってしまいます(;´Д`)

 

 

 一部分ではなく全体的に貫板が劣化していそうな状態でした!

 

 

 このように釘が抜けそうになってしまったりしているところに強い風が吹くことによって棟板金の飛散の危険性が高まってしまいます!

 

 

 歩いている時にこんな大きなものが飛散してしまい、周りの住宅や車、更には通行人などに当たってしまう危険性もあります(;´∀`)

 

 

 棟板金だけでなく屋根全体の定期的な点検の大事さが分かりますね( `ー´)ノ

 

 

割れたスレート

割れたスレート

 

 使われていた屋根材は”コロニアルNEO”という屋根材でした!

 

 

 コロニアルNEOはアスベストが使用できなくなる時期に発売されたノンアスベストスレートです。

 

 

 この時期に発売されたノンアスベストスレート全部に共通して言える特徴として「割れや欠けが起きやすいスレート」という事です(;´Д`)

 

 

 建材などを強くするために使われていたアスベストが使えなくなったことにより脆弱なスレートとなってしまいました・・・。

 

 

 今回の調査の結果から工事のご提案として

 

 

 ・屋根カバー工事

  屋根カバー工事の価格は¥877,800(税込)~承っております。

 

 

 をご提案しました( `ー´)ノ

 

まとめ

 コロニアルNEOは、製造中止になっていることや塗装の施工後に不具合が発生しやすいことから、「塗装が推奨されない屋根材」の一つです。外壁や屋根の耐久性や防水性能を維持するためには、再塗装ではなく屋根カバー工法や葺き替え工事が適しており、長期的な費用対効果を考えたメンテナンスが必要です。

 

 また、施工業者の選び方も重要で、適切な工法の提案を行える専門知識と経験豊富な業者に依頼することで、安心してリフォームを進めることができます。

 コロニアルNEOのメンテナンスで悩んでいる方は、信頼できる業者に相談し、現地調査や見積もりを活用して、最適なメンテナンス方法を見つけてみてくださいね!

 

 街の屋根やさんでは、海老名市の屋根工事をはじめとした神奈川県全体の地域のリフォーム工事に対応しております。

 また、点検やリフォームのお見積り作成を無料で承っておりますので是非ご活用ください!✨

 

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