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軒と庇(ひさし)の違いとは?それぞれの場所や役割まで詳しく解説!
屋根の一部など、住宅における部分的な名称は分かりにくく混同してしまうケースも少なくありません!
そうした中、街の屋根やさんにご相談を頂く中でも混同されがちなのが「軒」と「庇(ひさし)」です(>_<)
もちろん、しっかりとした名称が分からなくとも、しっかりとサポートさせて頂きますので安心してご相談頂ければと思います。
しかし、大切なご自身のお住まいです!
部分的な名称やその役割を覚えておいて、損をする事はありません😊
そこで、この記事では軒と庇(ひさし)の違いをはじめその場所・役割・劣化症状・必要なメンテナンス方法まで詳しい情報を解説いたします(^^)/
軒と庇の違いとは?
まず、軒と庇の大きな違いとして言えるのが、「軒が屋根の一部である一方、庇は独立して設置される小屋根」という事です。
以下に、それぞれの場所や役割について、詳しくご紹介いたします(^^)/
軒の場所・役割
軒は建物の屋根が外壁から突き出した部分を指し、主に外壁を保護する役割を持っています!
紫外線・雨水が直接外壁に降り注ぐ事を防ぎ、外壁の劣化進行を低減する事が出来ます。
また、軒は室内環境の調整にも大きなメリットがあります。
夏は強い日差しを遮る一方、冬は低い角度の太陽光を取り入れることで室内の温度管理を向上する効果にも期待できます(#^^#)
屋根の一部である軒は、建物の外周において広く活躍してくれます!
庇の場所・役割
一方、庇は建物の窓や出入口の上部に取り付けられる小さな屋根状の構造物を指し、その主な役割は雨や直射日光から窓・玄関などを守ることです!
庇があることで雨天時でも窓を開けられるようになり、室内の換気を可能にします!
また、軒と同様に室内に差し込む強い日差しを遮る事で、室内の温度上昇を抑えると共に内装の劣化進行を低減させられるメリットもあります😊
さらに、庇の材質やデザインを選定する事でお住まいの景観を向上させることも出来ます!
軒が屋根の延長として建物全体を覆うのに対し、庇は特定の開口部を保護する目的で設置される違いがあります(#^^#)
軒と庇に使用される材質とは?
前述の通り、軒と庇は設置場所・役割をも違いますが、それに加えて使用される部材をも違ってきます。
次に、それぞれに使用される部材についてご紹介いたします!
軒(軒天)に使用される部材
軒は屋根の一部ですが、それを下から見上げた場所を「軒天」と呼びます。
現在、軒天に使用される軒天に使用される最もスタンダードな材料としては「ケイカル板」が挙げられます!
耐水性に優れた合成建材であり、特に不燃性素材であることから近隣住宅で火事が発生した際に延焼リスクが抑えられるメリットがあります。
一方、築年数が経過されている住宅に多いのが「ベニヤ板」です。
ケイカル板と比較して安価である事が特徴ですが、耐久性も低く可燃性素材であることから延焼リスクも大きい素材と言えます(>_<)
現在、軒天にベニヤ板を使用されている場合、ケイカル板へ交換される事もおすすめです!
庇に使用される部材
庇に使用される部材は様々ですが、主にアルミニウムやガルバリウム鋼板など金属素材が使用されることが多い傾向にあります。
これらの金属素材は錆びに強く耐久性にも優れる事から、雨水・紫外線を常に受け続ける庇においても安心して使用する事が出来ます!
ただし、絶対に錆びないという訳ではありませんので、定期的な点検・メンテナンスは必要となります。
また、デザイン性の向上やその他の理由からポリカーボネート、ガラス、木材が使用される場合もあります。
その為、使用される部材に併せ、それに適したメンテナンスを行う事も大切になります😊
軒と庇に共通して必要となる「塗装メンテナンス」
ここまで、軒と庇の違いについて詳しくご紹介をさせていただきました!
そうした中で、軒と庇に共通して必要となるメンテナンスと言えるのが「塗装メンテナンス」です!
庇は雨水・紫外線の影響を受け続ける過酷な環境にあり、軒(軒天)はそうした影響を受けにくい場所ではありますが湿気が溜まりやすい場所です(>_<)
定期的な塗装メンテナンスによる景観や景観・保護機能の回復を欠かす事は出来ません!
もちろん、使用する材質によりその必要性や頻度は変わってきます。
しかし、最低でも約10年に1度は点検を依頼し、必要に応じてメンテナンスを行う事がおすすめです(^^)/
まずは、信頼できるリフォーム会社や施工業者に相談してみましょう!
軒と庇は雨漏り被害にも注意!
軒と庇の共通点としてもう一つ挙げられるのが、雨漏り被害を生じさせやすいと言う点です😰
庇屋根の多くは傾斜が緩く設計されており、特に外壁と庇屋根の取り合い部から雨漏りが生じてしまうリスクが高いとされています。
また、軒は直接的な雨漏り原因になる事は少ないですが、屋根で発生した雨漏りは軒天に流れ着いてしまう可能性が高い場所です。
軒・庇は雨漏り被害が生じやすいリスクが高い為、注意しましょう!
以下は横浜市瀬谷区のお客様よりご依頼をいただきました、軒天の剥がれの現地調査の様子です。
軒天の剥がれから雨漏り調査の流れまでご紹介しておりますので、是非ご覧くださいね(^^♪
⇒瀬谷区のお住まいで実施させて頂いた軒天の剥がれ・雨漏り被害の現地調査
軒と庇の違いとは?まとめ
今回は、軒と庇の違いを中心にそれぞれの場所や役割と併せ、使用される部材やメンテナンスのポイントまでご紹介をさせていただきました!
軒と庇はその場所や保護する範囲、使用される部材においても大きな違いがあります😊
一方で雨漏り被害を生じさせるリスクが大きく、 定期的な点検・メンテナンスは共通して必要となります!
長く安心してご使用いただく為にも、定期的な点検・メンテナンスをしっかりと行っていきましょうね(^^♪
私達、街の屋根やさんは屋根のリフォーム工事はもちろん、軒・庇の補修・塗装工事の実績も豊富に持っております。
点検~お見積りの作成・ご相談まで無料にて実施させていただきますので、お気軽にご相談下さい(^^)/
また、街の屋根やさん横浜では、今回ご紹介をさせて頂きました「瀬谷区」につきましても多くのお客さまよりお住まいのご相談を頂いております!
瀬谷区のお住まいにおける屋根工事・屋根リフォームのご相談も、ぜひ街の屋根やさんにご依頼ください。
記事内に記載されている金額は2024年12月04日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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