「屋根葺き替え工事」とは？新規屋根材におすすめな「ガルバリウム鋼板屋根材」と併せて詳しく解説！

　戸建て住宅やアパートにおける屋根全体の改修・リフォーム方法は、一般的に「屋根葺き替え工事」「屋根カバー工法」「屋根塗装メンテナンス」の３つに分けられます！

　その中でも、屋根葺き替え工事は特に「屋根全体を新品同様に出来るリフォーム方法」です(^^)/

　この記事では、屋根リフォームの失敗・後悔を防ぐ為にも知っておきたい屋根葺き替え工事の特徴・メリット・デメリットをはじめ、近年屋根の葺き替え先として注目を集めている「ガルバリウム鋼板屋根材」について詳しい情報を解説させて頂きます😊

屋根葺き替え工事とは？

　屋根葺き替え工事は、既存の屋根材を全て撤去した上で新しい屋根材に交換する大規模な改修工事です。

　屋根材と併せてその下地材である「野地板」「ルーフィング」のメンテナンス・新設が行われる為、「屋根を新品同様に出来るリフォーム方法」と言われています！

　また、新しい屋根材には瓦屋根・スレート（コロニアル・カラーベスト）屋根・金属屋根など、様々な種類の屋根材に葺き替えることが可能です。

葺き替え工事のメリット

　屋根葺き替え工事には多くのメリットがあります！

　まず、利点と言えるのが徹底した屋根のリフォームで、生じている問題を全て解決出来る事です。

　屋根材を替えることはもちろん、野地板を含む下地材の交換・メンテナンスを行う事で、経年劣化や雨水の浸水被害による劣化症状を一度に改善出来ます😊

　また、新しい屋根材の種類を比較的自由に選択できることも大きな魅力です。

　軽量性・断熱性・施工性など地震が重要視されているポイントを踏まえて屋根材を選定できる他、外観が一新されるため家の印象を大きく変えられる事も出来ます！

　さらに、屋根リフォームを良い機会と考え、太陽光パネルの設置や換気システムの改善など、新しい機能を追加する方もいらっしゃいます。

　まずは、信頼できるリフォーム会社・専門業者へ「葺き替え工事を検討している」と相談してみましょう。

葺き替え工事のデメリット

　一方、屋根葺き替え工事にはいくつかのデメリットも存在します。

　最も大きな注意点が、他の屋根リフォーム方法と比較して施工費用・価格が高額なりがちな事です。

　屋根全体を取り替える事から部分的な補修・塗装と比べて工事費用の相場はどうしても高くなり、特に工場・倉庫などの広い面積を持つ屋根の工事では足場の仮設費用も大きくなります。

　また、アスベストなどの有害物質が含まれている場合は特殊な処理が必要になる事が理由となり、さらにコストが上がる可能性もありますので注意しましょう。

　さらに、工期日数が比較的長く、雨や雪の影響といった天候によって工事が遅れてしまうこともあります。

　葺き替え工事は屋根全体を一新できる工事方法ではありますが、それだけ規模の大きな屋根リフォーム方法です。

葺き替え工事によるリフォームが必要・適している屋根とは？

　屋根の葺き替え工事が必要となる状態は、主に屋根の経年劣化や損傷が著しく進行している場合です。
　例として、既存の屋根材の上に新規屋根材を被せる施工方法である屋根カバー工法は、屋根の下地材（ルーフィング・野地板）の劣化が著しく進行している状態では採用できません(>_<)

　特に広範囲での雨漏りや屋根材の割れ・反りなどが見られる場合は早急な対策が必要となりますが、屋根の構造部・屋根材の固定先である野地板のメンテナンスを行える屋根リフォーム工事は一部を除いて葺き替え工事のみに限られます。

　また、上記に加えて表面の凹凸が大きい瓦屋根もカバー工法を施す事は出来ません！
　その為、瓦屋根のリフォーム方法は、既存の瓦を再利用する「葺き直し工事」か「葺き替え工事」のどちらかが選択肢となります。

葺き替え工事をご提案させていただいた現地調査の様子

　下記は、横浜市瀬谷区中屋敷のお客様よりご相談いただいた、瓦屋根の現地調査の様子です！
　瓦屋根の劣化症状を確認させて頂いた現地調査の流れ～葺き替え工事のご提案までを詳しくご紹介させて頂いておりますので、ぜひご覧ください😊

　⇒横浜市瀬谷区中屋敷のお客様よりご依頼を頂いた瓦屋根の現地調査

葺き替え先として人気の「ガルバリウム鋼板屋根材」

　近年、屋根葺き替え工事や新築住宅の新規屋根材として人気を集めているのが「ガルバリウム鋼板屋根材」です！　

　一昔前の金属屋根材と言えば「工場の様なつまらない外観…」「錆びやすい印象が強い…」といったネガティブなイメージが強い屋根材でした(>_<)

　しかし、ガルバリウム鋼板屋根材は表面に施されたアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%のめっきによりサビに非常に強い特性をもち、デザイン性も高い事から工場をはじめ一般的な住宅・建物にも幅広く使用されています。

ガルバリウム鋼板屋根材の特徴・メリット

　ガルバリウム鋼板屋根材は、多くの優れた特性を持つ人気の屋根材です！

　以下にその特徴・メリットについてそれぞれご紹介いたします。

〇耐久・耐錆性に優れる
　ガルバリウム鋼板屋根材は耐久性に優れ錆に強く、従来、金属屋根材としてよく使用されていた「トタン屋根」と比べても約3倍も強く長寿命を誇ります。

　耐用年数は約25～30年と長く、メンテナンス頻度も少なくて済むため長期的なコスト面でも有利です！

〇軽量性
　金属屋根材特有のメリットと言えるのが、その「軽量性」です！
　屋根を軽くすることは建物の構造部へかかる負担を少なく出来る上、耐震性の向上にも繋がります。

〇加工しやすく幅広い屋根に施工可能
　ガルバリウム鋼板は加工がしやすい素材のため、様々な屋根の形状・勾配に対応可能な点も魅力です。

　大きく分けて「縦葺き（立平葺き）」「横葺き」の２つの葺き方があり、どの様な屋根にも柔軟に施工可能です。

　また、各メーカーの商品によるデザイン面・カラーの豊富さも魅力です！

　お好みのお色を選ぶ事で、ご自身のご希望に近づける事や地域環境に溶け込むお住まいの景観を実現できます！

ガルバリウム鋼板屋根材のデメリット・注意点

　続いて、ガルバリウム鋼板のデメリット・注意点についてご説明いたします。

　まず、金属素材特有の問題点として、断熱性・遮音性が低い事です。

　室内における「暑さ・寒さ」の調整が難しく、雨音や台風時の騒音が大きくなる傾向があります。

　特に二階建ての住宅では、上階の部屋で音が響きやすいです😰

　ガルバリウム鋼板屋根材をご使用される場合、断熱材を使った対策や「スーパーガルテクト」などの断熱材一体型の屋根材を選定する必要となります！

　また、ガルバリウム鋼板屋根材は優れた耐久性を誇り錆にくいものの、メンテナンスフリーという訳ではありません！

　経年劣化による腐食や塗装の剥がれが発生する為、そうしたリスクを抑える為にも定期的な点検・塗料の塗り替え等のメンテナンスは行っていく必要となります。

　飛来物の落下による傷付きから錆が発生してしまうケースも多い為、特に大型の台風・強風を伴う雨風・降雹などの後にも点検もご検討されることがおすすめです！

葺き替え工事による屋根リフォームもお任せください！

　今回は、葺き替え工事の特徴やメリット・デメリットから、人気の金属屋根材「ガルバリウム鋼板屋根材」について詳しくご紹介させていただきました！

　私達、街の屋根やさんは部分的な修理・塗装メンテナンスはもちろん、今回ご紹介をさせて頂いた葺き替え工事による屋根の改修工事まで豊富な実績をもっております！

　「屋根工事と併せて外壁塗装や防水工事を行いたい！」
　「塗料や屋根材の性能・色・耐久性について詳しく聞きたい！」
　「天災を原因とした住まいの被害を火災保険を活用して直したい！」

　など、お困り・ご不安事がございましたらお気軽にご相談下さい！

　知識・技術を持つスタッフが現地調査にお伺いをさせて頂き、お客様のご要望をもしっかりとお聞きした上で最適な施工方法をご提案させて頂きます(^^)/

　点検～お見積もりの作成・ご相談まで無料にて実施させて頂きますのでご安心ください。

　また、街の屋根やさんは今回ご紹介させて頂いた瀬谷区におきましても多くのお客様にご相談を頂いております！

　⇒瀬谷区のお客様よりご相談頂いた屋根工事・屋根リフォーム事例

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