棟板金の交換が必要とされる劣化症状とは？浮き症状のリスクや工事費用の目安まで解説！

　スレート屋根や金属屋根におけるメンテナンスが必要な場所の中でも、忘れてはならないポイントが「棟板金」です！

　棟板金の劣化を放置する事は捲れ・飛散など、大きな被害を招くリスクとなります(>_<)

　そこで、この記事では棟板金の場所・役割をはじめ、交換が必要とされる劣化症状やそのリスクについて、交換費用の目安と併せて詳しい情報を解説いたします！

棟板金の場所・役割とは？

　棟板金とは屋根の最上部「棟（むね）」と呼ばれる部分に取り付けられた金属製の板で、主に雨水の侵入を防ぐ役割を果たします。
　屋根材の接合部を覆い、建物内部への水漏れや腐食を防いでいます！

　また、併せて棟付近の屋根材を固定する事も棟板金の役割の一つです。

　一方、棟板金は強風の被害に遭いやすい特徴を持っている事から、特に台風により捲れ・飛散被害などを招くリスクが高い場所でもあります。

棟板金の劣化症状・リスク

　棟板金の劣化症状として、もっとも注意が必要なのが固定釘・棟板金自体の浮き症状です(>_<)

　棟板金は「貫板」と呼ばれる土台に固定されていますが、貫板の劣化が進行する事で徐々に固定力が失われてしまいます。

　さらに、固定釘は熱膨張による影響を大きく受ける為、昼夜の温度差による膨張・収縮を繰り返す事により浮きや抜けが発生します。

　これらの状態は棟板金と屋根材の間に隙間を生じさせ、さらにそこに強風が吹きこむ事で捲れ・飛散被害を招いてしまいます😰

　通行人への落下やご近所様の所有物を破損させてしまう２次被害の原因にもなりますので、非常に大きなリスクとなります！
　上記の様な被害を未然に防ぐ為にも、棟板金の定期的な交換工事は必要不可欠です。

飛散した棟板金の現地調査事例

　以下は、横浜市瀬谷区本郷のお客様よりご依頼をいただきました、飛散した棟板金の現地調査の流れです。

　飛散被害や劣化状況について詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください！

　また、こうした風災による被害の場合、一定の条件を満たしていれば火災保険を活用して復旧工事を行う事が可能です。

　街の屋根やさんでは火災保険を適用した復旧工事の施工実績も豊富に持っておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい。

　⇒横浜市瀬谷区本郷のお客様よりご依頼頂いた飛散した棟板金の現地調査

棟板金交換工事の方法・費用の目安とは？

　棟板金の劣化が著しく進行している場合、必要となるのが「棟板金交換工事」です！

　劣化・腐食が著しく進行している貫板ごと撤去して棟板金を交換する事で、棟板金の固定力・耐久性を大きく回復することが出来ます。

　街の屋根やさんでは、税込 154,000円/20m～を目安費用としてご案内しております。

　また、現在板金カバーの主流素材は「ガルバリウム鋼板」と呼ばれる耐錆性・耐久性に優れた金属素材ですが、土台となる貫板には水分に弱い木製素材が使用されている事が非常に多いです。

　そこで、耐水性に優れた樹脂製種類の貫板へ交換される事も非常におすすめです！
　棟板金の耐久性をさらに向上させることが出来ますので、ぜひこの機会にとご検討ください😊

訪問業者のターゲットとなりやすい棟板金

　現在、住宅リフォーム・屋根工事の訪問業者によるトラブルが非常に増えています(>_<)
　そうした中、じつは悪徳業者のターゲットとなりやすいのが棟板金です！

　「近くで工事をしているものですが、お宅の屋根の板金が浮いているのが見えたので…」

　などのセリフから屋根の点検を行い、強引に工事契約を迫るといったケースが増えています。

　確かに棟板金はトラブルが生じやすく、劣化の初期症状として浮きが生じている場合も多いです。

　しかし、実際そうした症状を確認する為には近くで拝見させて頂く必要があり、近くで工事をしていたからといってその症状を確認する事は困難です😥

　少しでも疑問・不安を感じましたら、屋根の上に上げてしまう事は避けることをおすすめいたします。
　また、ご心配であれば信頼できる施工会社へご相談・点検を依頼しましょう。

訪問業者に指摘された棟板金の現地調査事例

　こちらは、横浜市瀬谷区橋戸のお客様よりご相談いただきました、訪問業者に指摘を受けた棟板金の現地調査の様子です。

　点検を行わせていただきましたが、緊急性のある症状は確認されませんでした。

　全ての訪問業者が悪徳という訳ではありませんが、こうしたケースも多い事も現実です(>_<)
　その場で工事の契約をしてしまう事は、おすすめ出来ません！

　⇒横浜市瀬谷区橋戸のお客様よりご相談いただいた訪問業者よりご指摘を受けた棟板金の現地調査

棟板金の交換が必要とされる劣化症状とは？まとめ

　今回は、棟板金の交換工事が必要とされる劣化症状やリスクと併せ、工事費用の目安まで詳しくご紹介をさせて頂きました。

　棟板金の劣化症状の放置は捲れ・飛散被害を招く可能性があり、通行人への落下など重大な事故に繋がってしまうリスクとなります。

　そのため、そうした事態を防ぐ為にも定期的に屋根の点検を行い、必要に応じて適切な時期に棟板金交換工事などの修理を行っていきましょう。

　また、棟板金は悪徳訪問業者のターゲットとなりやすい場所でもあります。
　その場で工事の契約をしてしまうはもちろん、点検を依頼される事もおすすめ出来ません。

　街の屋根やさんは屋根塗装・補修工事と併せて、棟板金交換工事の実績も豊富に持っております！

　知識・経験豊かなスタッフが点検・お見積もりの作成まで無料にてご対応させていただきますので、ぜひご安心の上お気軽にご相談下さい。

　最後に、今回ご紹介させて頂きました横浜市瀬谷区では、その他にも多くのお客様よりご相談・ご依頼を頂いております。

　⇒横浜市瀬谷区のお客様よりご依頼をいただいた屋根工事の事例

　上記のページもご覧いただけますと幸いです！