ドーマーのメリット・魅力とは|雨漏りリスクやその他のデメリットまで解説!

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ドーマーのメリット・魅力とは|雨漏りリスクやその他のデメリットまで解説!

更新日:2025年03月01日

 屋根のデザインや機能性を向上させるために設置される「ドーマー」。

 欧米の建築によく見られるこの屋根窓は採光や通気性の向上に役立つ一方で、雨漏りリスクや太陽光パネルの設置が難しくなるといった注意点もあります

 今回は、ドーマーの特徴やメリット・デメリット、メンテナンスポイントについて詳しい情報を解説いたします(^^♪

ドーマーが設置されている屋根

ドーマーとは?

屋根に設置されたドーマー

 まず、ドーマーとは屋根から突き出た小さな屋根窓のことです。
 国内では「屋根窓」やその形状から「鳩小屋」と呼ばれる事もあります。

 デザインには三角形や四角形などさまざまな種類があり、屋根に設置するだけでヨーロッパテイストを住宅に取り入れることができます!

ドーマーのメリットとは

太陽の光を効率的に取り込む:
 屋根に開口部を設けることで、自然光をたっぷり取り込むことができます。
 屋根裏部屋が暗くなりがちな住宅では、ドーマーの設置が明るさを確保する有効な手段になります。

通気性の確保・湿気を逃がす:
 換気できる窓付きのドーマーを設置することで、風通しが良くなり、湿気やカビの発生を抑えることができます。
 特に夏場の蒸し暑さを軽減する効果も期待できます。

デザイン性の向上・洋風スタイルを演出:
 ヨーロッパでドーマーは一般的なデザインであり、設置するだけで屋根にヨーロッパテイストを取り入れることができます。
 特に、「住宅に個性を演出したい!」と思われている方にもピッタリです(^^♪

ドーマーの雨漏りリスクに注意!

ドーマーと屋根の取り合い部 棟板金が外れているドーマー

 ドーマーの設置は、上記の通り機能性・デザイン性において大きなメリットがあります。

 しかしその一方、ドーマーにおいてもっとも注意しなければならないのが「雨漏りリスク」です。

 一般的に住宅の雨漏りリスクは、その構造が複雑になるほど増加します😢

 ドーマーを設置する事は雨漏りリスクが高い場所を増やす事に繋がり、

 ・ドーマーと屋根の取り合い部からの浸水
 ・ドーマー屋根の棟板金の飛散からの雨漏り
 ・ドーマー窓のシーリングの劣化による水漏れ

 といった浸水被害を生じさせやすくなります。

 ドーマーからの浸水被害を未然に防ぐためにも、定期的な点検・メンテナンスはより一層重要となります!
 また、ドーマーが設置されていない屋根と比較して、メンテナンスにかかる手間や修繕費用も大きくなりやすい点にも注意が必要です(>_<)

ドーマーを含む棟板金交換工事の様子

 厚木市妻田北で施工させていただいた、ドーマー部分を含む棟板金交換工事の様子です。
 強風により隅棟の棟板金が飛散してしまったとの事でご相談頂き、併せてドーマー部の棟板金も交換させていただきました!

ドーマーの棟板金を交換する様子 交換されたドーマーの棟板金

 ⇒ドーマー部分を含む棟板金交換工事の事例

ドーマーのその他の注意点

 雨漏りリスク以外のドーマーの注意点として挙げられるのが、屋根の形状が複雑になることです。
 特に、太陽光パネルの設置が難しくなる為、将来的にご自宅の屋根で太陽光発電をご検討されている場合には不向きです(>_<)

 また、ドーマーは採光が大きな魅力である一方、熱源である赤外線を取り込みやすいです。
 そのため、適切な断熱対策を施さなければ室内温度の過度な上昇を招き、冷房効率も悪くなります。

 冷房機器の稼働が大きくなると言う事は、間接的に電気代増加にも繋がります!

まとめ

 ドーマーは機能面・デザイン性において大きなメリットがある一方、雨漏りリスクをはじめ様々なデメリットも存在します。

 雨漏りの怖いところは知らず知らずのうちに広がり、気づいた時には住宅に大きな被害を及ぼしている事です😢

 そうした被害を未然に防ぐためにも定期的な点検・メンテナンスを行い、ドーマーを含む屋根の状態を健全に保ちましょう!

 街の屋根やさんでは、ドーマーのメンテナンス工事の実績も豊富です。

 ・ドーマーについて詳しく話を聞きたい!
 ・ドーマーのメンテナンスについて考えている
 ・ドーマーから雨漏り被害に困っている…

 ドーマーに関するお問い合わせも、お気軽にご相談ください(^^♪

 

 記事内に記載されている金額は2025年03月01日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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