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重ね葺き(カバー工法)による屋根リフォームの利点とは?メリット・デメリットからおすすめのケースまでご紹介
寿命を迎えた屋根のリフォーム方法には、大きく分けて「葺き替え」と「重ね葺き(カバー工法)」の2種類があります。
どちらを選ぶかで費用や工期、屋根の寿命まで変わってくるので、しっかりと違いを知っておくことが大事です!
今回は、特に「重ね葺き」に注目して、どんな工事なのか?メリット・デメリットは?など、気になるポイントをご紹介いたします(^^♪
重ね葺き(カバー工法)」の施工方法
重ね葺き(カバー工法)とは、現在の屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
現在使用されている屋根材の上に防水シート(ルーフィング)を敷き、その上から新しい屋根材を取り付けることで屋根の機能や景観を回復できます(^^)/
既存の屋根材を撤去せずに工事を行うため、廃材処分の手間やコストを抑えられるのが特徴です!
重ね葺きのメリット
重ね葺きの大きな特徴は元々使用されていた屋根材を撤去する必要が無く、新しい屋根材を重ねる事で屋根が2重構造となる点です。
そうした特徴から、重ね葺きによる屋根リフォームには以下の様なメリットがあります!
①費用・工期を抑えられる
新しい屋根材へ葺き替えを行う葺き替え工事の場合、古い屋根材を撤去し処分するための費用がかかります。
しかし、重ね葺きではその作業が不要なため、その分コストを抑えて施工する事が出来ます(^^♪
また、撤去に掛る手間も抑えられる為、工期の短縮にも繋がります。
②断熱性・遮音性が向上
重ね葺きは屋根が2重構造になる事から、結果的に断熱性・遮音性が向上します。
特にガルバリウム鋼板屋根材を新しい屋根材に使用する場合、そのメリットは非常に大きくなります。
③アスベスト含有屋根材の処分費用が不要
健康被害の原因物質であるアスベストが含有されている屋根材は撤去・解体に特別な対応が必要であり、処分費用が高額になります。
カバー工法では屋根材の撤去が必要無いため、そうした処分費用を負担せずに施工可能です!
ただし、屋根の解体工事は将来的に必ず必要となる点には注意が必要です(>_<)
重ね葺きによる屋根リフォーム事例
横浜市緑区長津田のお住まいで施工させていただいた重ね葺きによる屋根リフォーム事例です。
既存の屋根材には耐久性に問題を抱えているコロニアルNEOが使用されており、屋根全体の劣化が進行している状況でした(>_<)
重ね葺き工事により屋根の景観・耐久性も回復したことで、お客様荷も大変お喜びいただけました。
重ね葺きのデメリット
一方、重ね葺きのデメリットとしては以下のような点があげられます!
①下地(野地板)の補修が出来ない
重ね葺きは既存の屋根を新しい屋根材でカバーする施工方法です。
そのため、屋根の下地である野地板の補修・メンテナンスを行う事はできません。
下地が傷んだままだと新しい屋根を施工しても強度が保てず、雨漏りなどの原因になることがあります。
屋根下地まで劣化が著しく進行している場合には重ね葺きによる施工はできず、葺き替え工事が選択肢となります!
②屋根の重量が増える
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、その分屋根の重量は大きくなります。
屋根の重量は住宅全体の耐震性に影響を及ぼすため、特に築年数が経過した古い耐震基準で施工されている住宅への施工には注意が必要です。
③瓦屋根・複雑な形状の屋根に適用できない
重量があり表面の凹凸も大きな瓦屋根は、基本的に重ね葺きが適用できません。
また、複雑な形状を持つ屋根への施工も難しいです(>_<)
使用されている屋根材・屋根の形状によっては、施工する事が出来ません。
重ね葺きがおすすめできるケース
以上の事から、重ね葺きが向いているケースとして以下の様な場合があげられます!
✅ 屋根の下地が比較的しっかりしている
✅ コストを抑えてリフォームしたい
✅ 工事期間を短くしたい
✅ 今の屋根材を撤去したくない(アスベスト含有など)
一方、重ね葺きが向いていないケースとしては、
🚫 屋根の下地が傷んでいる
🚫 瓦屋根・複雑な屋根形状のリフォーム
🚫 築年数が経過している住宅
などが挙げられ、いずれも葺き替え工事が主な選択肢となります!
まとめ
重ね葺きは施工費用・期間を抑えられる屋根リフォーム方法として近年人気を集めています!
しかし、一方で住宅の築年数・屋根の状態によっては施工が適さないケースもありますので注意しましょう。
街の屋根やさんでは、重ね葺きをご検討されている方、葺き替え工事と重ね葺き工事で迷われている方からのご相談もお待ちしております!
ぜひ、お電話・お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2025年03月05日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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- 施工内容
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