相模原市南区相南にてディプロマットスターを用いた屋根カバー工法でパミール屋根を修繕

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相模原市南区相南にてディプロマットスターを用いた屋根カバー工法でパミール屋根を修繕

更新日:2025年10月23日

【施工前】
パミール屋根

【施工後】
ディプロマットスターを使った屋根カバー工法後の外観

施工内容屋根カバー工法

築年数20年前後

使用材料ディプロマットスター(カフェ)

費用詳しくはお問合せください

保証10年

屋根カバー工法

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


相模原市南区相南にて屋根カバー工法(工事)を実施いたしました。
今回は、そのご相談のきっかけから現地調査、そして完工までの流れをご紹介いたします。
お問合せのきっかけは、訪問業者から「屋根が劣化している」と何度も指摘を受け、不安に感じられたことでした。
実際にお伺いして確認したところ、築20年近く経過したお住まいの屋根にはスレート材が使用されており、経年による劣化や問題が見受けられました。
そのため、今後も安心してお住まいいただけるよう、耐久性・防水性に優れた現在主流の金属屋根材へ葺き替え工事を行わせていただくこととなりました。
それでは、現地調査の様子やスレート屋根が抱えていた具体的な問題点について、順を追ってご紹介いたします。
相模原市南区相南にて屋根カバー工法(工事)を実施いたしました。
今回は、そのご相談のきっかけから現地調査、そして完工までの流れをご紹介いたします。
お問合せのきっかけは、訪問業者から「屋根が劣化している」と何度も指摘を受け、不安に感じられたことでした。
実際にお伺いして確認したところ、築20年近く経過したお住まいの屋根にはスレート材が使用されており、経年による劣化や問題が見受けられました。
そのため、今後も安心してお住まいいただけるよう、耐久性・防水性に優れた現在主流の金属屋根材へ葺き替え工事を行わせていただくこととなりました。
それでは、現地調査の様子やスレート屋根が抱えていた具体的な問題点について、順を追ってご紹介いたします。


担当:高田

パミール屋根の点検調査

パミール屋根の状態を点検

屋根材スレートが広い範囲で剥がれていることを確認

私たち街の屋根やさんでは、ドローンを活用した屋根点検を行っております。

上空から屋根全体を確認したところ、訪問業者が指摘していた棟板金には特に浮きや外れは見受けられませんでした。

しかしその一方で、屋根材として使用されているスレートが広い範囲で剥がれていることを確認いたしました。

剥離の状態に特徴がありましたので、すぐに原因と屋根材の種類を特定することができました。

今回使用されていたのは「パミール」と呼ばれる屋根材で、過去に不具合が多く報告されている問題のあるスレートでした。

パミール屋根材の問題点を特定

パミール屋根材の問題点を特定

通常、スレート屋根は定期的に塗装を行うことで防水性や耐候性を維持し、長期間の使用に耐えられるよう管理していくものです。

しかしながら、同じスレート屋根であっても「パミール」と呼ばれる屋根材は例外です。

パミールの場合、塗装によるメンテナンスを施しても効果がなく、その機能を十分に回復させることができません。

破損した屋根材パミール

たとえ塗装で屋根材を保護しようとしても、パミール自体の耐久性が非常に低いため、経年による特徴的な剥離やひび割れを防ぐことはできません。

その結果、塗装膜も十分に定着せず、すぐに剥がれてしまうため、屋根塗装工事を行っても意味がない状態になってしまいます。

調査報告し「屋根カバー工法」をご提案

調査報告し「屋根カバー工法」をご提案

屋根材が大きく損傷したりひび割れたりすると、下地に敷かれた防水シートにも影響が及びます。

具体的には、雨水が屋根の裏側に浸入しやすくなり、下地で雨水を受け止め屋根裏への浸透を防ぐ防水シートへの負荷が増加します。

その結果、想定されていた耐用年数よりも早く防水シートが破れ、雨漏りが発生するリスクが高まってしまいます。

このままパミールを残しておくと屋根本来の機能を十分に果たせないため、既存の屋根の上に軽量の金属屋根材を重ねる屋根カバー工法をご提案し、工事をご依頼いただきました。

ディプロマットスターを用いた屋根カバー工法

防水シートの新設

防水シートの新設

屋根カバー工法では、新しい屋根材を設置するだけでなく、防水シートも併せて敷設します。

築20年ほど経過した建物では、既存の防水シート(防水紙)もあと数年から10年程度で寿命を迎えることが想定されます。

今回は既存の屋根材の上から新しい屋根材でカバーする形となりますが、その際に新しい防水シートを設置することで、屋根全体の防水性をしっかりと確保しています。

粘着タイプの防水シートを使用して固定

防水シートは、新築や屋根の葺き替え工事の際には、野地板にタッカー(ホチキスのような器具)で固定することが一般的です。

しかし屋根カバー工法では、既存の屋根材が下地の役割を果たすため、屋根へのダメージを最小限に抑える必要があります。

そのため、多くの場合は粘着タイプの防水シートを使用して固定しています。

ケラバや軒先に役物を設置

ケラバや軒先に役物を設置

新しい屋根材を取り付ける前に、ケラバや軒先には水切り板金と呼ばれる役物を設置します。

業者によっては、この水切り板金を「軒先唐草」や「ケラバ唐草」と呼ぶこともあります。

この役物があることで、屋根の端から雨水が直接外壁に伝わるのを防ぎ、雨樋へ流したり地面へ適切に排水させることができます。

屋根材ディプロマットスターを敷設

屋根材ディプロマットスターを敷設

今回採用した屋根材は、金属屋根材の一種であるジンカリウム鋼板を基材とした『ディプロマットスター』です

カラーバリエーションの中から、今回はブラウン系の「カフェ」をお選びいただきました。

表面に施された石粒仕上げが独特の質感と風合いを生み出し、他の金属屋根材にはない個性的な印象を屋根に与えてくれます。

屋根材ディプロマットスターを敷設の作業工程

ディプロマットスターの基材であるジンカリウム鋼板は、錆びに強く耐久性に優れた金属素材であり、約30年近くの耐用年数を実現できます。

現在、金属屋根材としてよくおすすめされるのはガルバリウム鋼板ですが、ジンカリウム鋼板と構成や特性はほとんど同じです。

さらに、ディプロマットスターの表面に吹き付けられた石粒は、遮音性や断熱性の向上に加え、鋼板を保護して錆びにくい環境を作る役割も果たしています。

具体的には、台風などで飛来物が衝突しても鋼板が傷つきにくく、そこから錆が発生することを防ぐ効果があります。

屋根材ディプロマットスターを加工

ディプロマットスターは表面が石粒で覆われているため、鉄部がむき出しにならず、潮風による塩害の影響も受けにくいとされています。

棟板金の取り付け

棟板金の取り付け

ディプロマットスターの設置が完了した後は、最後に棟部分を仕上げて工事完了となります。

棟に使用する貫板には、防水性に優れた樹脂製のものを採用しました。

これにより、腐食しやすい木製貫板に比べて、棟板金をしっかりと長期間固定することが可能です。

棟板金の取り付け後の状態

屋根カバー工法(工事)により屋根はディプロマットスターへと生まれ変わり、訪問業者による指摘で抱えていたご不安も解消されました。

完工

ディプロマットスターを用いた屋根カバー工法が無事完工

ディプロマットスターを用いた屋根カバー工法が無事完工しました。

ディプロマットスターをはじめとする金属屋根は、現在の主流であり、軽量であることからカバー工法にも最適な屋根材です。

私たち街の屋根やさんでは、金属屋根への葺き替え工事にも豊富な実績があります。

屋根リフォームをご検討の際は、ぜひお気軽にお見積もりをご利用ください。

 記事内に記載されている金額は2025年10月23日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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