アスファルトシングル葺きの特徴とメリット・デメリット｜日本での普及状況も解説

アスファルトシングル葺きは軽量で耐久性に優れた屋根材として主に北米で使用されていますが、日本ではまだあまり普及していません。
そのためスレートや瓦などの屋根材と比較して馴染が薄く、アスファルトシングルをご存じない方のほうが多いかと思います。

そこで、この記事ではアスファルトシングル葺きの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
また、「塗装」が必要かどうかもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/

アスファルトシングル葺きとは？

画像は、川崎市中原区で撮影させていただいたアスファルトシングル屋根のお住まいです！

まず、アスファルトシングル葺きとはアスファルトを含んだシート状の屋根材です。
軽量で耐水性が高く比較的施工が簡単なため、特にアメリカやカナダで多く使用されています。

しかし、一方で日本ではまだあまり普及しておらず、住宅リフォームで見かけることは少ないのが現状です。
そのため、対応できる施工業者が限られているため、選択肢として考える際にはそうした面も注意が必要です。

アスファルトシングルの大きな特徴は、タイル風やスレート風などのデザイン性の高さです。
また、専用のカッターを使用すれば簡単に切断できる為、アメリカではDIYによって屋根を修理される方も多いようですね(^^♪

アスファルトシングル葺きのメリット

アスファルトシングル葺きの最大のメリットは、軽量で施工が比較的簡単という点です。
これにより、屋根への負担が少なく建物自体の耐久性が保たれるため、耐震性にも貢献します。

また、デザインのバリエーションも豊富で、どんな家にもマッチする柔軟性があるため、外観を重要視する方にとっても魅力的な選択肢です(#^^#)

アスファルトシングル葺きのデメリット

ただし、アスファルトシングル葺きにはデメリットもあります。

まず挙げられるのが、日本ではあまり普及していないため対応できる施工業者を見つけるのが難しいという点です。
屋根を施工した業者に依頼できれば良いのですが、新たな業者を探すとなると少し難易度が高くなるかもしれません。

また、主に接着によって固定されるアスファルトシングルは風に弱い点もあり、強風が吹くとシングル材が剥がれたり雨漏りの原因になったりすることもあります。
そのため、特に台風が通過する様なお住まいでは適していないかもしれません。

アスファルトシングル葺きに塗装は必要？

アスファルトシングル葺きのメリットと言えるのが、基本的に塗装を必要としないことです。
屋根材自体が高い耐水性と耐候性を持っているため、塗装をしなくても長期間屋根を守ることができます。

また、色あせや傷みが進んだ場合、見た目の改善を目的として塗装を検討することもできます。

ただし、油性塗料をしようしてしまうとアスファルト成分の溶け出しを招くため、必ず水性塗料を使用する必要があります。

アスファルトシングルの塗装工事をご依頼される場合は、施工実績をしっかりと持っている会社に依頼しましょうね(^^♪

まとめ

アスファルトシングル葺きは軽量でデザイン性に富んだ屋根材ですが、対応できる施工業者が限られている点や、耐候性にやや難があることもあります。

また、塗装については基本的には必要ありませんが、見た目の改善を目的とする場合には検討する価値があります。

街の屋根やさんでは、アスファルトシングルの塗装にもご対応可能です！
お気軽にお問い合わせくださいね(^^♪

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