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築２０年の化粧スレートにエコグラーニで屋根カバー｜横浜市神奈川区

【お問い合わせのきっかけ】

【調査の様子】

７寸勾配というかなり急な勾配により、屋根の上を歩きながらの調査が出来ません。弊社で行っていた、お隣様の屋根・外壁塗装工事中に設けた足場を使用して撮影しました。ちょうど１０年前に屋根塗装工事を行っておりましたが、白く見えるところは全て塗膜が剥がれて中身が露出した状態となっている部分です。雪止め金具に塗られた塗膜も塗膜が剥がれておりました。

 

化粧スレートの傷みは、棟側よりも雨水が多く通過する軒先側の方が、先に傷みだすことが多いです。塗膜や化粧スレートの傷みは、建てられているご自宅の環境、特に直射日光により大きく変わります。同時期に建てられたお隣様の屋根は、直射日光に当たらない環境であったため塗装工事が可能でしたが、横浜市神奈川区Ｍ様のお宅の屋根は、直射日光が屋根前面に当たる環境であったため屋根カバー工事を行う必要がありました。

 

 

【施工の様子】

軒先に水切りを取付けて、防水紙を張っていきます。防水紙はロール状で納品されますので、横方向にグルグルと１段ずつ敷いていき、重なり目から雨水が浸入しないように端を重ねながら、軒先から棟へと張っていきます。エコグラーニは、６寸勾配までは雪止め金具を取付ける必要がないとされておりますが、横浜市神奈川区Ｍ様のお宅の屋根は、７寸勾配ということで６寸勾配よりも急なので、雪止め金具を取付けます。

 

防水紙を張ったあとは、屋根を構築している垂木の位置をライン出しします。墨出しと呼ばれる作業です。エコグラーニを取付ける際は、このラインにビスを打って固定します。エコグラーニではない他の屋根材を使用するときも同様の作業を基本的に行います。

 

横浜市神奈川区Ｍ様のお宅の屋根は半分が寄棟仕様になっておりますので、降り棟の部分に屋根材を切断して合わせていきます。端部を曲げて吹き込み防止のために立上げます。最後に下り棟と大棟に貫板を取付けて、棟用のエコグラーニを取付けて完成します。エコグラーニは、棟や上下の重なり部分を専用のビスを使用して固定します。専用のビスにはパッキンが付いており、雨水が浸入しない仕様で造られているのでとても安心です。

 

横浜市神奈川区Ｍ様のお宅の屋根カバー工事が完成しました。どのような屋根材が良いか、Ｍ様と車で周囲の屋根を見て参考にしながらエコグラーニに決めました。完成した屋根をみて「全く別のお宅の屋根を見てるみたい」と、代わり映えにとても満足されておりました。神奈川県横浜市Ｍ様の屋根では、エコグラーニのブラックオニキスという色を使用しました。他の３色と比べてみると、引き締まった印象を受けるのがブラックオニキスです。この度はご利用頂きまして、誠にありがとうございました。

 

 

 

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