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大和市渋谷でセメント瓦からエコグラーニ(エバーグリーン)へ葺き替えました

更新日:2020年02月08日

【施工前】

【施工後】

施工内容屋根葺き替え

築年数22年

平米数118.4㎡ 下屋あり

施工期間10日間

使用材料エコグラーニ(エバーグリーン)

費用317.1万円

保証10年間

ハウスメーカー池田建築設計事務所

足場アイコン火災保険アイコン台風アイコン屋根葺き替え

【お問い合わせのきっかけ】


担当:佐々木


大和市渋谷にお住まいになられているE様のお宅では、台風15号の影響により屋根に使用している洋瓦が破損してしまいました。
大和市渋谷E様のお宅の屋根はセメント瓦を使用した屋根でしたが、2階の屋根に設置されていたセメント瓦が台風の風圧により飛ばされてしまい、1階の屋根に直撃してしまいました。その結果2階のセメント瓦は飛ばされて割れてしまい、1階のセメント瓦も直撃で割れてしまいました。
既存のセメント瓦がまだ販売されていれば部分的な交換工事で済みましたが、現在セメント瓦自体がどのメーカーでも取り扱いがなく廃盤品・生産中止品のため代替する屋根材が存在していない状況でした。この状況に対して、大和市渋谷様は最近の新しい屋根材では、ガルバリウム鋼板製の屋根材に定評があることを知っており、数あるガルバリウム鋼板製の屋根材の中からエコグラーニをお選びになって屋根葺き替え工事を行うことになりました。
大和市渋谷にお住いになられているE様のお宅は築20以上が経過しており、これまで塗装などのメンテナンスは1度も行っていなかったそうです。
大和市渋谷E様のお宅の屋根に使用するディートレーディングさんのエコグラーニは、屋根材自体に30年のメーカー保証が付いている屋根材でメンテナンスフリーでもあります。ガルバリウム鋼板の表面に塗膜で仕上げてある屋根材の場合は、15年~20年くらいに間に塗装でのメンテナンスが必要にありますが、エコグラーニは、天然の石粒をセラミックコーティングさせて吹き付けてありますので、15年~20年くらいに間に塗装でのメンテナンスが必要ありません。要は工事が完成した後にメンテナンスコストがかかりづらいということです。
エコグラーニの色は全部で4種類あります。その4種類の色の中から周囲の建物の色やご自宅の外壁の色とも合わせやすい色をお選び出来ます。沿岸部に建てられている建物での使用にも定評があり、様々な環境下でも使用しやすい幅のある屋根材です。大和市渋谷E様のお宅では、その4種類の中からエバーグリーンを選んで屋根葺き替え工事をいたしました。兼ねてから次の屋根はグリーンにしたいと考えていたそうです。
大和市渋谷E様のお宅の屋根は、寄棟の形状をしていて下屋が2箇所あるため広さは118.4㎡と広めでした。屋根の重さが軽くなると建物自体の耐震強度も向上しますので、日本瓦や洋瓦、セメント瓦などを使用している屋根を軽量な屋根材へと葺き替えるのは屋根のメンテナンスとして最適です。
大和市渋谷にお住まいになられているE様のお宅では、台風15号の影響により屋根に使用している洋瓦が破損してしまいました。
大和市渋谷E様のお宅の屋根はセメント瓦を使用した屋根でしたが、2階の屋根に設置されていたセメント瓦が台風の風圧により飛ばされてしまい、1階の屋根に直撃してしまいました。その結果2階のセメント瓦は飛ばされて割れてしまい、1階のセメント瓦も直撃で割れてしまいました。
既存のセメント瓦がまだ販売されていれば部分的な交換工事で済みましたが、現在セメント瓦自体がどのメーカーでも取り扱いがなく廃盤品・生産中止品のため代替する屋根材が存在していない状況でした。この状況に対して、大和市渋谷様は最近の新しい屋根材では、ガルバリウム鋼板製の屋根材に定評があることを知っており、数あるガルバリウム鋼板製の屋根材の中からエコグラーニをお選びになって屋根葺き替え工事を行うことになりました。
大和市渋谷にお住いになられているE様のお宅は築20以上が経過しており、これまで塗装などのメンテナンスは1度も行っていなかったそうです。
大和市渋谷E様のお宅の屋根に使用するディートレーディングさんのエコグラーニは、屋根材自体に30年のメーカー保証が付いている屋根材でメンテナンスフリーでもあります。ガルバリウム鋼板の表面に塗膜で仕上げてある屋根材の場合は、15年~20年くらいに間に塗装でのメンテナンスが必要にありますが、エコグラーニは、天然の石粒をセラミックコーティングさせて吹き付けてありますので、15年~20年くらいに間に塗装でのメンテナンスが必要ありません。要は工事が完成した後にメンテナンスコストがかかりづらいということです。
エコグラーニの色は全部で4種類あります。その4種類の色の中から周囲の建物の色やご自宅の外壁の色とも合わせやすい色をお選び出来ます。沿岸部に建てられている建物での使用にも定評があり、様々な環境下でも使用しやすい幅のある屋根材です。大和市渋谷E様のお宅では、その4種類の中からエバーグリーンを選んで屋根葺き替え工事をいたしました。兼ねてから次の屋根はグリーンにしたいと考えていたそうです。
大和市渋谷E様のお宅の屋根は、寄棟の形状をしていて下屋が2箇所あるため広さは118.4㎡と広めでした。屋根の重さが軽くなると建物自体の耐震強度も向上しますので、日本瓦や洋瓦、セメント瓦などを使用している屋根を軽量な屋根材へと葺き替えるのは屋根のメンテナンスとして最適です。


担当:佐々木


【調査の様子】

2階の棟瓦が落下

 

2019年9月9月に上陸した台風15号の影響により、2階の屋根に設置されていた棟瓦が台風の風圧により外れて落下しました。ちょうど真下には1階の屋根があり、その1階の屋根に台風の風圧により外れた棟瓦が落下してしまいました。

大和市渋谷E様のお宅の屋根で使用されていた屋根材は、セメントを固めて造られたセメント瓦と呼ばれる屋根材でした。このセメント瓦は、現在どのメーカーも生産を中止しており、破損した場合の代替品が存在しない屋根材です。

 

落下して割れたセメント製の棟瓦 落下してきたセメント瓦が当たって割れた下屋の瓦

 

大和市渋谷E様のお宅の敷地には、割れたセメント瓦が散乱しておりました。そして1階の屋根に使用されているセメント瓦も2階から落下してきたセメント瓦が当たった衝撃で割れてしまっておりました。これはまさにダブルパンチです。

セメント瓦は塗装でのメンテナンスが必要な屋根材ですが、表面には苔や汚れが付着しており、これまでに塗装でのメンテナンスを行ってはこなかったそうです。既存のセメント瓦が存在していれば部分的な改修工事で済みますが、既存のセメント瓦が存在しないため葺き替え工事を行う必要がございました。

 

【施工の様子】

葺き替え前のセメント瓦

 

足場を架けてドローンを使用して既存の屋根を撮影してみました。2階で使用されているセメント瓦は、元々の色が何色だったか分からないくらい褪せておりました。セメント瓦の表面は塗膜で造られておりますので、太陽の光を浴び続けると紫外線などの影響もあり色褪せてきます。

塗膜の寿命が訪れると雨が降った際に雨水が瓦に浸透してしまいますので、脆く割れやすくなる傾向にあります。脆くなったセメント瓦は調査のために歩いただけで割れてしまうこともあります。

 

 

【既存のセメント瓦を撤去】

葺き替え工事のために棟瓦を撤去 葺き替え工事のために棟瓦と内部の土を撤去

 

屋根葺き替え工事は、既存の屋根材から新しい屋根材へ替える工事になりますので、屋根材を分解するように解体して撤去していきます。

大和市渋谷E様のお宅はセメント瓦を使用しておりますので、棟に使用されている棟瓦や棟瓦の内部に詰まっている土や泥などを取り除いていきます。

撤去した棟の周りに土が散乱しているのは、詰まっていた土や泥です。棟瓦を固定していた心木と呼ばれる木材もありますので、心木も含めて撤去していきます。

 

セメント瓦の撤去作業 撤去したセメント瓦を荷降ろし

 

棟瓦や棟瓦に使用されていた部材・材料を撤去した後に、屋根面に設置されていた平らな瓦を1枚ずつ取り外していきます。セメント瓦は何枚かに分けて昇降機を利用して降ろしていきます。

屋根の上で昇降機の場所まで人力で何往復もしながら運びます。日本瓦や洋瓦も含めて重量のある瓦は、この何往復もする屋根の上の運搬作業に非常に労力を割きます。

雨が降っていたり、雨が降る予報の日には行えない作業ですので、天気予報に注意しながら日程を決める必要があります。

 

 

【野地板重ね張り・ルーフィング敷設】

セメント瓦を撤去した後に屋根面を清掃 セメント瓦を撤去して清掃した屋根面に野地板を重ね張り

 

セメント瓦を撤去すると土やゴミが屋根面に落ちます。これらを清掃して桟木や木ずりなどのセメント瓦を設置させるために必要な部材も撤去し清掃します。

屋根面がきちんと平らな状態になってから野地板を重ね張りしていきます。

板は国土交通大臣認定品の構造用合板厚さ12mmの物を使用しております。新しい屋根材や釘、ビスを新しい下地に固定出来るのは葺き替え工事の特徴であり、新しい野地板に屋根材を固定することになりますので、固定力は新築時に近い状態になります。

 

葺き替え工事で野地板重ね張り中 屋根葺き替え工事で野地板の重ね張り

 

野地板を重ね張りすると、一度屋根全体が板で埋まる格好になります。構造用合板は基本的に36版と呼ばれる決まった大きさの物を使用しております。

建築資材では36版のサイズは一番よく使用されるサイズです。36版は1820mm×910mmと決まっているサイズです。

屋根の大きさは縦の長さも横の長さも建物によって違いますので、この36版サイズの構造用合板を屋根の形に切断して合わせるように張っていきます。

 

屋根葺き替え工事でルーフィング(防水紙)敷設 屋根葺き替え工事でルーフィング(防水紙)の敷設を行いました

 

新しい野地板を張り終えると、軒先側から棟側に向かって横方向に防水紙を敷設していきます。棟に差し掛かると左右両側から重ねて棟の部分は2重にします。

上下の重ねる幅も決まっており、規定の幅に合わせて敷設していきます。屋根からの雨漏りは防水紙により防がれている部分が多く防水紙の敷設はとても大切な工程です。

ルーフィング(防水紙)が雨漏りを防いでいると言っても過言ではございません。棟に継ぎ目が来ないように張って、万が一でも雨漏りしない状態を作り上げます。

 

 

【エコグラーニ取付け・棟納め】

屋根葺き替え工事でエコグラーニを取付け 屋根葺き替え工事で屋根面にエコグラーニを設置

 

ルーフィング(防水紙)の敷設、軒先やケラバ、雨押えへ水切り取付けが終わると、平場(屋根面)にエコグラーニを取り付けていきます。

エコグラーニは、上下で組み合わせて専用のパッキン付きビスを使用して固定していきます。左右は組み合わせることはございませんが、組み合わせなくても雨水が侵入しないようにエコグラーニ自体が造られております。どの屋根でも同じですが、一番端は切断して切り詰めるようにして納めます。

他の屋根材では軒先から2段目と3段目に雪止めを設置することが多いですが、エコグラーニは屋根面の勾配が6寸勾配以下であれば雪止めを必要としません。エコグラーニの表面がザラザラとしておりますので、屋根面全体で雪が止まるようになっております。

 

エコグラーニの棟納め エコグラーニの棟を取付け

 

エコグラーニは軒先から棟に向かって横方向に設置していきます。屋根面にエコグラーニを葺き終えたら屋根葺き替え工事は終盤に差し掛かります。棟のラインに合わせて両側に貫板と吹き込み防止用の部材を取り付けたら、その上に棟包み用の板金部材を被せて貫板に固定します。

棟包み用の板金部材は、屋根面と同じように天然石粒をセラミックコーティングさせたものを吹き付けた仕上げのタイプと塗膜を吹き付けたタイプに2種類ございます。大和市渋谷E様のお宅では、屋根面と同じように天然石粒をセラミックコーティングさせたものを吹き付けた仕上げのタイプのものを使用しました。

 

 

【完成】

エコグラーニ葺き替え工事の完成

 

エコグラーニのエバーグリーンへ葺き替えると、屋根全体が緑色になるので屋根の印象だけではなく建物全体の印象も変わります。大和市渋谷E様のお宅のセメント瓦からエコグラーニ(エバーグリーン)への屋根葺き替え工事が完成いたしました。最初から緑色にしたいと仰っていた大和市渋谷E様もご満足のご様子でした。

ディートレーディングさんが販売するエコグラーニの色は全部で4種類の色からお選びいただけます。エバーグリーン以外には、カフェ(茶系)、ブラックオニキス(黒)、ツイードグレー(灰色)がございます。

ジンカリウム鋼板(ガルバリウム鋼板)の表面に天然石粒をセラミックコーティングさせたものを吹き付けて仕上げてあります。軽量かつ意匠性も高いですが、何よりも30年メンテナンスフリーな屋根材です。塗装などのメンテナンスを必要としないのがエコグラーニ最大の特徴です。沿岸部でも使用しやすいという点でも優れております。この度はご利用頂きまして、誠にありがとう御座いました。

 

 

【一ヵ月点検、ドローン撮影】

エコグラーニエバーグリーンへの屋根葺き替え工事

屋根葺き替え工事が完工して約一か月が経過致しましたので一か月点検を実施行いました。

施工した範囲全体を捉えることが可能なのがドローン撮影の特徴です。これは足場の上や屋根面からでは撮ることが出来ません。職人や担当者は屋根の上で確認出来ますが、お客様の場合なかなかそうはいきません。

施工した範囲全体が納まっている写真があった方が、より確認しやすくご安心いただけるのではないでしょうか。街の屋根やさんではドローンを導入した現地調査や定期点検も行っております。次回点検は1年点検となります。よろしくお願いいたします。

 記事内に記載されている金額は2020年02月08日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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