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川崎市宮前区馬絹にて化粧スレートからスーパーガルテクトの屋根にカバー工法

【お問い合わせのきっかけ】

現地調査の様子

スレート屋根には色褪せが目立ち、破損している様子もあります

 

　Ｎ様邸は化粧スレートの屋根です。所々色褪せており、藻も発生し始めていました。また、台風のせいか、ひび割れてしまっているスレートも見られます。
　幸い、落下はしていませんでしたが、今にも落ちてきそうな様子です。雨漏りの心配もありますので、屋根が被災してしまった場合には、まず応急処置を行いましょう。私たち街の屋根やさんでも、養生を行っておりますので、ご自分でなさらず、ご依頼ください。

 

台風15号によりケラバ板金に飛散や浮きが見られました

 

　こちらは、ケラバの様子です。ケラバとは、屋根の妻側（雨樋が付いていない側面）にある端部のことを言います。お客様がおっしゃっていましたように、板金に飛散や浮きが見られました。ケラバは、雨漏りしやすい箇所であり、それを防ぐ為に板金が取り付けられています。強風などの影響を受けやすく、台風によって被害を受けてしまうケースも多々あります。

 

棟板金とそれを固定している釘が浮いてきています

 

　棟板金を固定している釘が浮いていました。板金の下には、「貫板」と呼ばれる下地が設置されており、この貫板が腐食してしまうと、釘も抜けやすくなってしまいます。耐久性を高めたい場合、腐食に強い樹脂製の貫板がお薦めです。
　点検後には、お見積りを作成し、郵送にてお送りさせていただきました。現在、新型コロナウィルスが流行しておりますので、書類などはできるだけ郵送でお送りしております。築年数や劣化症状から、今回は屋根カバー工法を実施することになりました。

屋根カバー工法の様子

ルーフィング敷設・スーパーガルテクト葺き

 

　既存の棟板金や貫板を撤去し、ルーフィングを敷設していきます。防水紙には、田島ルーフィング株式会社が販売している「タディスセルフ」を使用しました。こちらは遅延粘着型なので、張り直すことも可能です。敷設から2時間ほど経過しましたら、強固な粘着力と防水効果を発揮します。
　ルーフィング敷設後、軒先から屋根の頂上部に向かって、新規屋根材を葺いていきます。こちらはスーパーガルテクトです。スーパーガルテクトは、屋根材と断熱材を一体化した金属屋根になります。非常に軽量な為、屋根カバー工法にもお薦めの屋根材です。

 

貫板と棟板金を設置

 

　スーパーガルテクトを葺き終えましたら、貫板と棟板金を取り付けていきます。前文でご紹介した樹脂製の貫板を使用しました。私たち街の屋根やさんでは、棟板金を固定する際に、ステンレス製のビスを使用します。鉄製の釘と比べても錆びにくく、抜けにくい特徴があります。

 

屋根カバー工法が竣工

　表面に施された特殊な「ちぢみ塗装」によって、高級感のある仕上がりになりました。スーパーガルテクトは、ガルバリウム鋼板製なのですが、他のメーカーと比べてメッキ層が厚く、より腐食しにくくなっております。また、塗膜・赤錆・穴あき保証といった、様々なメーカー保証が付いていますので、工事後も安心して生活することができます。屋根カバー工法を検討している方は、スーパーガルテクトを使用してみてはいかがでしょうか。

　記事内に記載されている金額は2020年08月24日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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