コロニアルNEOの劣化症状と適切なメンテナンス方法を徹底解説

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コロニアルNEOの劣化症状と適切なメンテナンス方法を徹底解説

更新日:2025年07月02日

屋根材として幅広く使用されている「コロニアルNEO」は、コストパフォーマンスに優れる一方で、経年による劣化が避けられません。

今回は、実際に横浜市港北区で確認された劣化事例を画像とともに紹介しながら、コロニアルNEOの劣化症状と適切なメンテナンス方法をわかりやすく解説します。

コロニアルNEOとは?

コロニアルNEOは、ケイミュー株式会社(旧クボタ松下電工外装)によって2001年に販売開始されたスレート系屋根材です。

アスベストを含まないノンアスベスト製品で、施工性やコスト面で高い評価を受けていました。

しかし、販売から数年経つうちに、割れや反りといった不具合が多発したことで現在は生産中止となり、メンテナンスや葺き替えを検討する必要のある屋根材として知られています。

よくある劣化症状とその実例

以下に、横浜市港北区で確認されたコロニアルNEOの劣化事例をご紹介します。

スレートの反り
屋根表面のスレートが反り上がっている状態です。
これは含水と乾燥の繰り返しにより発生する現象で、放置すると強風などでスレートが飛散する危険があります。

雨樋の汚れ
苔や藻が発生し、雨樋に汚れが蓄積してしまう状態です。
雨水の流れを阻害し、排水不良の原因になります。

スレートの汚れ
屋根全面に苔やカビの付着が見られます。
この状態では見た目だけでなく、撥水性能の低下や劣化の進行を招きます。

スレートのひび
ひび割れは雨水の浸入を許し、野地板や下地の腐食に直結する可能性がある重大な劣化です。
放置せず早急な対処が求められます。

コーキングの劣化
屋根の板金部分に施されたコーキング材が硬化・ひび割れを起こしていました。
接合部からの雨水侵入リスクが高まるため、定期的な打ち替えが必要です。

コロニアルNEOの劣化がもたらすリスク

・雨漏り
・下地材(野地板)の腐食
・外観の著しい劣化
・台風や強風時の屋根材飛散

これらのトラブルが発生すると、メンテナンスでは対応できず、「全面的な葺き替え工事」が必要となるケースもあります。

コロニアルNEOのメンテナンス方法

劣化の度合いに応じて、以下のような対処法があります。

 

【1】屋根カバー工事

既存のコロニアルNEOの上に新しい屋根時を乗せる工事です。

工期が短かったり、既設屋根材の撤去料金がかからないのが最大のメリットです。

【2】屋根の葺き替え工事
割れ・反り・防水性の低下が広範囲に及ぶ場合には、根本的な対策として「葺き替え工事」が最も確実な方法です。
特に、コロニアルNEO特有の割れや反りが多数確認された場合は、塗装や補修では限界があります。

メンテナンスのタイミングと判断基準

コロニアルNEOは、耐用年数が短めで、約10年を過ぎたあたりから本格的な劣化が進行しやすくなります。
次のような症状が見られたら点検を依頼しましょう。

・屋根材にヒビが入っている
・屋根が変色してきた
・雨樋に苔や砂が溜まっている
・強風の後に屋根材が落ちていた

街の屋根やさんからのアドバイス

コロニアルNEOは、メンテナンス性に課題があり、施工の際には注意が必要な屋根材です。
私たち「街の屋根やさん」では、コロニアルNEOの劣化に精通した屋根診断士が無料点検を実施し、最適なプランをご提案しています。

また、劣化が著しい場合には、軽量・高耐久の金属屋根材「スーパーガルテクト」への葺き替えも視野に入れたご案内が可能です。

まとめ

コロニアルNEOは、経年とともに割れ・反り・汚れなどの劣化が進行する屋根材です。
早期発見と正しいメンテナンスを行うことで、大規模な修繕を未然に防ぐことができます。

横浜市港北区をはじめとした地域で、コロニアルNEOの点検・補修・葺き替えをお考えの方は、ぜひ街の屋根やさんまでご相談ください。
わかりやすいご説明と安心の施工で、皆様の大切な住まいを守ります。

 記事内に記載されている金額は2025年07月02日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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