相模原市緑区鳥屋にて捲れた棟板金の交換工事を行いスレート屋根のメンテナンスを実施しました

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相模原市緑区鳥屋にて捲れた棟板金の交換工事を行いスレート屋根のメンテナンスを実施しました

更新日:2025年10月17日

【施工前】
捲れた棟板金

【施工後】
棟板金交換工事後の外観

施工内容棟板金交換

築年数24年

平米数21.1m

施工期間3日間

使用材料ニスクカラーつや消し Sブラック

費用36.2万円

足場アイコン火災保険アイコン台風アイコン棟板金交換

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


スレート屋根に使用される棟板金は、築年数が経つにつれて風の影響を受けやすくなります。
もともとスレートと棟板金の間には隙間があり、風が入り込みやすいためです。
さらに、経年により固定力が弱まることで、板金が外れやすくなることもあります。
屋根の軒先や端部、谷はスレートの下に板金を取り付けますが、棟だけはスレートの上に取り付けられるため、台風や強風の際に煽られやすく、外れて飛ばされる被害が多く見られます。
実際、屋根の被害件数としては雨樋と並ぶほど発生頻度が高い箇所です。
相模原市緑区鳥屋にお住まいのA様宅では、令和元年の東日本台風通過時に風で棟板金の固定が緩み、板金がめくれてしまいました。
破損した棟板金を修理するため、棟板金交換工事を行いました。
以前はカラー鉄板が主流でしたが、近年は耐候性に優れたガルバリウム鋼板がよく使われています。
今回の工事でも、ガルバリウム鋼板製の板金を使用して施工いたしました。
棟は屋根の角度が変わる部分で、スレートに切れ目が入っている箇所でもあります。
この部分はルーフィング(防水紙)が露出しており、破損すると雨漏りの原因となるため、板金で覆うことで保護する必要があります。
スレート屋根に使用される棟板金は、築年数が経つにつれて風の影響を受けやすくなります。
もともとスレートと棟板金の間には隙間があり、風が入り込みやすいためです。
さらに、経年により固定力が弱まることで、板金が外れやすくなることもあります。
屋根の軒先や端部、谷はスレートの下に板金を取り付けますが、棟だけはスレートの上に取り付けられるため、台風や強風の際に煽られやすく、外れて飛ばされる被害が多く見られます。
実際、屋根の被害件数としては雨樋と並ぶほど発生頻度が高い箇所です。
相模原市緑区鳥屋にお住まいのA様宅では、令和元年の東日本台風通過時に風で棟板金の固定が緩み、板金がめくれてしまいました。
破損した棟板金を修理するため、棟板金交換工事を行いました。
以前はカラー鉄板が主流でしたが、近年は耐候性に優れたガルバリウム鋼板がよく使われています。
今回の工事でも、ガルバリウム鋼板製の板金を使用して施工いたしました。
棟は屋根の角度が変わる部分で、スレートに切れ目が入っている箇所でもあります。
この部分はルーフィング(防水紙)が露出しており、破損すると雨漏りの原因となるため、板金で覆うことで保護する必要があります。


担当:高田

棟板金の点検調査

スレート屋根の棟板金の点検調査

相模原市緑区鳥屋A様宅の屋根は、寄棟(よせむね)と切妻(きりづま)が組み合わさった形状でした。

令和元年の東日本台風で被害を受けたのは、寄棟部分の棟板金です。

本来は釘で固定されている棟板金ですが、一部が浮き上がった状態になっていました。

寄棟の棟は、雨水がスレートと板金の隙間に入りやすく、内部の貫板が傷みやすい箇所でもあります。

スレート屋根の棟板金交換工事

スレート屋根の棟板金交換工事を施工 スレート屋根の棟板金交換工事の作業工程

棟は屋根の角度が変わる部分にあり、ほとんどの屋根に存在します。

部分的に棟板金に不具合が見られる場合でも、不具合のない部分の内部貫板が傷んでいることは十分に考えられます。

そのため、棟板金交換工事を行う際は、不具合がない部分も含めて交換することをおすすめいたします。

特に、工事の際に足場を設置する必要がある場合は、まとめて交換しておくと効率的です。

A様宅でも、玄関上の屋根にある棟板金も併せて交換いたしました。

既存の棟板金を撤去 既存の棟板金を撤去する作業工程

まず、既存の棟板金を撤去していきます。

棟板金は釘で固定されているため、打たれている釘を一つずつ抜いていきます。

すべての釘を抜くと、棟板金は貫板の上に被さっているだけの状態となり、簡単に取り外せるようになります。

棟板金を取り外すと、内部の貫板と呼ばれる下地板が露出します。

撤去後に確認したところ、不具合のあった部分だけでなく、浮いていなかった部分の貫板も傷んでいることが判明しました。

既存の棟板金を撤去後 既存の棟板金を撤去した屋根

棟板金交換工事では、貫板も同時に交換します。

棟板金が外れたり飛ばされたりする原因のひとつに、貫板の傷みが挙げられることがあります。

そのため、棟板金を交換する際は、貫板も新しいものに取り替えることが重要です。

また、貫板の下にあるスレートには、普段から小さなゴミやホコリが入り込んでいます。

そのため、貫板が載っているスレート部分は特にホコリがたまりやすく、雨水も同じ隙間から入り込みやすいことが想定されます。

棟板金交換工事にて樹脂製の貫板を使用 棟板金交換工事にて樹脂製の貫板を使用した後の屋根

A様宅の棟板金交換工事では、既存の木製貫板に代えて、A様のご希望により樹脂製の貫板を使用しました。

樹脂製貫板は、木製と比べて腐食のリスクを軽減でき、耐久性にも優れている点が特徴です。

近年では、瓦棒葺きの心木や洋瓦の棟においても、木製ではなく樹脂製が使われるケースが増えてきています。

新築時に樹脂製貫板を使用している例はまだ少ないものの、メンテナンス時には樹脂製貫板の使用をおすすめいたします。

樹脂製貫板の取り付けが完了した後、新しい棟板金を貫板に被せて固定していきます。

従来の棟板金は釘で固定されていましたが、街の屋根やさんでは棟板金の固定にビスを使用しており、ビスで固定することでより高い固定力が得られます。

この工程が終わり次第、今回の工事は完工となります。

完工

棟板金交換工事は無事に完成

A様宅の棟板金交換工事は無事に完成いたしました。

棟板金のみを交換する場合は、既存の屋根の色に極力合わせて施工しております。

A様宅の屋根は黒色で塗装されていたため、新しい棟板金も黒色を選定し、JFE鋼板の「Jクラフト極み-MAX」シリーズのジェットブラックで仕上げました。

板金の色は、工事前にお客様に選んでいただくことも可能です。

この度はご利用いただき、誠にありがとうございました。

 記事内に記載されている金額は2025年10月17日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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      棟板金交換,雨樋交換
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      25年
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      ガルバリウム鋼板製棟板金、シグマ90

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