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鎌倉市材木座で起こった屋根の棟板金の不具合、貫板が傷んだことで棟板金が飛びました
鎌倉市の中でも海に近いところに位置している材木座。本日は鎌倉市材木座にお住いになられているC様のお宅にお伺いいたしました。「屋根に付いている材料が飛んでしまった」とお悩みのご相談がございましたので、屋根に上がってどこに不具合が生じているのか確認して参りたいと思います。鎌倉市材木座C様のお宅の屋根は、スレートを使用した屋根でした。
屋根の棟板金は固定している力が低下すると飛ぶことがある
屋根に上がってスレート屋根全体を見て回ると、すぐに無くなっている材料が何なのかが分かりました。飛んで無くなってしまったのは、棟板金と呼ばれる金属製の平板を折り曲げて作られた材料でした。この屋根の棟板金は、棟と呼ばれる屋根面の角度が変わるところに被せてあります。板金内部にある貫板と呼ばれる木製の板に固定してあり、この貫板が傷んでくると、固定する力が低下して飛ぶことがあります。
固定力は貫板が傷むことで低下するようになる
飛んでしまった棟板金を固定させていた貫板は、変色が見られていて傷んでいる状態でした。黒く変色していることろは指で触るとカサカサしていて、もう釘やビスで固定してもしっかりと固定することが不可能な状態となっておりました。棟板金交換工事を行えば現状は改善されますが、棟板金を交換する際は、必ず貫板も一緒に新しく交換して下さい。街の屋根やさんは、屋根の部分的なメンテナンスも承っております。棟板金の交換は街の屋根やさんにお任せ下さい。
記事内に記載されている金額は2019年08月04日時点での費用となります。
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