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横浜市緑区で雨漏りしている瓦屋根を直します
横浜市緑区で雨漏りの調査をおこないました。先日の豪雨で2階の天井から雨漏りしたそうで、何が原因なのか屋根に上ってみてみましょう。
2階にある和室の敷目天井が雨漏りで捲れているのが分かります。先週の豪雨の時に急に雨漏りしてしまったそうで、結構な量の雨が流れてきたとの事でした。天井の上には屋根がありますので、原因になっている屋根の状態を見に上ってみました。
屋根は瓦葺きです。屋根が2面で造られている切り妻屋根で、棟がずれている棟違いの屋根でした。全体的にはズレたりしていませんが雨漏りしている天井の丁度真上の部分を見てみると、有るべきところの瓦が無いのが見えました。棟の両はじには有る鬼瓦の外側には巴瓦(ともえかわら)という瓦がありますが、無くなっているのが分かります。
無くなった巴瓦は棟違いの下の屋根に落っこちていました。巴瓦は割れていませんが、落ちた先にある桟瓦が割れていました。
外れた巴瓦部分は下地の野地板に傷みが出ていて、ここ数日での傷みでは無さそうですので、大分前から外れていた様です。落ちて割れた桟瓦を外すとしたじの野地板と防水紙が見えますが、防水紙はアスファルトルーフィングではなく、木を薄く削いでシート状に編み込んが『とんとん』が葺いてあり、経年によってボロボロに傷みが出ていましたので、瓦で抑えきれない雨水が雨漏りとして階下に出てしまいます。瓦屋根は、瓦の表面だけでなく防水紙で雨を防ぎますので、この様にボロボロになっていては雨漏りを止めることは出来ません。屋根面全体の防水紙が同じように傷んでいますので、他からも雨漏りしてしまう可能性が非常に高くなっています。横浜市緑区の雨漏りしている瓦屋根は、葺き替え工事で野地板と防水紙を新しくして軽い屋根材へ葺き替える事をおススメします。軽くて耐久性の高い屋根は、屋根が軽くなって建物への負担も少なくなりますので、瓦から葺き替えて雨漏りのリスクを無くして安心してお住まいになれる建物へしていきましょう。
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