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横浜市保土ケ谷区荒井町で強風により飛散したアスファルトシングルを部分補修

更新日:2019年03月06日

本日は横浜市保土ケ谷区荒井町M様宅にて行いました、屋根補修工事の様子をお伝えいたします。M様宅では去年の台風時に屋根材(アスファルトシングル)が部分的に飛散する被害がございました。

 

「飛散した屋根材」

被害箇所 飛散した屋根材

M様邸はなんと築5年程度ということで、この様な被害が出るのは珍しいです。台風の被害で報告を受ける多くは、経年での劣化も伴っての飛散や雨漏りです。また、築が浅くても部分的にほんの一部の被害なら想像はつきますが、今回M様宅での被害は屋根面の三分の一の屋根材が剥がれております。施工時の不備も疑わざるを得ないとも思ってしまいます。実際にアスファルトシングルを施工するには施工マニュアルの確認(研修)が必要とされております。葺き方はスレート材同様、軒から棟にかけ釘で留めながら重ねて葺いていきます。そしてアスファルトシングルの場合は釘で留めるのとあわせ、セメントと呼ばれる接着剤も併用します。マニュアル通りの施工が行われてないと、強度が保たれず、剥がれやすくなります。現に今回飛散したシングル材を確認したところ、接着箇所に形跡がございませんでした。台風による被害ではありますが、ここまでの被害は防げたのではないかと思われます。

 

「屋根補修工事開始」

新規屋根材(アスファルトシングル) 釘抜き

施工店に問い合わせたようですが、自然災害での保証は認められないとの事の様で、今回は火災保険を適用しての部分的な補修工事を行う事になりました。既存の屋根は塗装が施されている様で、今回は部分的な補修とのこともあり、屋根材は既存の屋根材に近いモノ(色)での代用になります。まずは残った釘を丁寧に抜き、穴を塞ぎます。部分的に棟を外し、傷んだ箇所の防水紙は貼り直します。

シール打ち 屋根材葺き直し

シングル材は種類によっては接着箇所に粘着テープが貼られているいるタイプなどもございます。今回は部分的にシールを打っての施工になります。柔らかい素材で施工しやすい分、海外などではDIYで補修を行う方が多いとも聞かれます。しかし、相応の施工を行わないと早期剥がれや場合によっては雨漏りにつながるなどの不具合が生じる恐れもございます。専門知識と技術を持った職人に任すのが安心です。

 

「屋根補修工事完了」

屋根補修工事完了

最後は新規に棟板金を設置し、補修工事完了です。M様宅同様に、台風(強風)による影響で屋根材の飛散のご相談は多々ございます。しかし未然に防げたであろう被害も結構ございます。被害を受ける前に定期的に点検・メンテナンスを行う事をお勧めいたします。街の屋根やさんでは点検調査は無料です。お気軽にご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2019年03月06日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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