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横浜市港南区最戸にて太陽光パネル周辺の屋根スレート材の割れの原因
本日は横浜市港南区最戸K様宅にて行いました、屋根調査の様子をお伝えいたします。お問い合わせのきっかけは、近くで工事を行っていると言う業者さんより、屋根材の割れの不具合を指摘されたことによります。
K様宅屋根の様子
今回調査のご依頼をいただいたのは、12年程前に増築した太陽光パネルが載った屋根です。太陽光パネルのメリットは、発電するときにCO2を出さないことが魅力の一つです。空気を汚さず、騒音もなく、発電の電気を自家消費すれば、電気代の節約につながります。しかし、屋根やさんからの目線になりますと、屋根の上にモノを載せるのはおすすめできません。屋根が重くなるほか、固定するために穴を開けることがほとんどで、その穴から雨漏りが起こるリスクが高いのも事実です。
太陽光パネル周辺のスレート材の割れ
特に後付けで載せる場合、載せるまでの作業で屋根材の割れを誘発するリスクが伴います。載せた時にできたひびや割れかは定かではございませんが、載せたことによりできたひびや割れの可能性が高いと考えられます。屋根も経年で劣化しますので、ひびや割れが見られるのは傷んだところからです。重いものが載せられた箇所は傷みが出やすいことも考えられます。
その他でもスレート材の割れの原因にはスレート材自体の強度に問題があるケースもございます。2004年以前に建てられたお宅の屋根材(スレート材)には、大半はアスベストが含有されております。アスベストが使用されている分、スレート材の強度が保たれておりましたが、ノンアスベストの製品が出回るようになった当初のスレート材には数々の不具合が社会問題化しています。強度が保たれていないことにより、スレート材の表面が剥がれやすくなっていたり、ひびや割れが起きやすくなったりと、改良されるまでの間のスレート材が使用されているお宅では屋根の不具合のご相談を多くいただきます。屋根材のひびや割れに関してはシール材などを使用して補修を行い、塗装により撥水効果をもたらし、割れのリスクを軽減するメンテナンスが必要です。スレート材の表面が剥離するような塗装が困難な場合は葺き替えかカバー工事を選択するしかございません。
幸いK様宅の屋根は補修を行い塗装ができる状態でもありますので、今後傷みが拡がる前に対策(メンテナンス)を行うことをご提案いたします。因みに太陽光パネルが載せられた下への補修や塗装が困難な場合は、パネル廻りまでの処置になります。パネル下の屋根を手当てする場合はパネルの脱着工事が必要になるケースもございます。太陽光パネルを載せる場合は、先々のメンテナンスや載せることによって起こるリスクも考慮に入れた上で検討することが大切です。
記事内に記載されている金額は2019年07月22日時点での費用となります。
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