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川崎市幸区古市場で雨漏りの原因調査のため散水試験を実施しました
川崎市幸区古市場で雨漏りの原因調査をおこないました。
鉄筋コンクリート造(RC造)の建物で、通常の雨では雨漏りしないが吹き付ける様な風を伴った雨の時に雨漏りするそうです。
雨漏り修理の場合、どこから雨水が入り込むのかを特定する事が重要になりますので、確かめる方法は散水試験です。雨水の浸入箇所を想定し、そこに水をかけて雨水が入り込むのか雨漏り箇所に出てくるのかを確かめます。
天井の雨漏り箇所を確認
和室の天井が雨漏りによって穴が空いていましたが、散水試験をおこなうまえに穴を広げて天井裏を確認出来る様にしていきます。
ぱっと見木目の敷目天井の様ですが、実際にはビニールクロスで下地は石膏ボードでしたので、雨漏りの水を吸ってしまいボロボロになっていました。
散水試験で雨の状況を再現します
鉄筋コンクリート造で壁も床もコンクリートで出来ているのですが、床スラブにクラックが入っていて雨染みが広がっていました。この部分はちょうど天井に穴が空いている真上になるので、ここが非常に怪しいです。
真上にはサッシが取り付けてあり、調査段階からこの部分の可能性が高いと想定しておりましたので、水をかけて雨と風によってサッシに雨が掛かった状態を再現していきます。
雨漏りの原因箇所特定
散水試験を開始して30分が経過したところで床スラブのクラックから雨漏りしてきました。
散水試験を始めて直ぐに雨水が出る事もありますが、鉄筋コンクリート造の場合は90分程水をかけないと出ない事もありますので、今回は比較的早い段階で雨水の浸入箇所が特定出来ました。
川崎市幸区古市場で雨漏りでお困りの建物は、散水試験によって雨水が入り込む場所が特定出来ましたので、この部分の補修工事をおこないます。
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