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川崎市幸区古川町のお住まいのスレート屋根では、縁切り不足による雨漏りや、棟板金飛散の危険性もありました
川崎市幸区古川町にお住まいのH様より、屋根調査のお問い合わせをいただきました。現地に到着し、H様にお話を伺うと、お住まいは築25年で15年前に屋根塗装を行っているとのことでした。
屋根に上らせていただくと、屋根材に使用されているスレートが変色している箇所が多くありました。この変色は屋根材が水分を吸い上げてしまうことで起こる現象です。このようなことが起こる原因を探っていきます。
なお、街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますので、調査、点検、工事は安心してお任せください。
隙間が無いことによって劣化が早まります
スレート材を使用した屋根では、もともとは屋根材同士が重なる箇所に隙間が空いています。この隙間は、台風などの風が強く横殴りの雨が降ったときに屋根材の下に入り込んでしまった雨水などの水分が抜けていくために必要なものです。しかし、H様のお住まいの屋根では、この隙間が空いていなかったり、狭くなってしまっている箇所が多くありました。屋根塗装時には塗料がこういった隙間を塗料が埋めてしまわないため、縁切り作業を行います。H様のお住まいの屋根でも縁切り作業に使う道具を差し込もうとしましたが、やはり隙間がほとんど空いていないため差し込むことが出来ませんでした。
そういったことが原因で、屋根材の下に滞留した雨水をスレート材が吸い込んでしまうことで屋根材が変色したり、右上の写真のように苔やカビが繁殖することで、屋根材も更に傷みます。更には屋根材の下に雨水が溜まり続ける状態が続くと、建物内部への雨漏りが発生することも考えられるため危険な状態です。
棟板金も飛散の危険が
屋根頂上部にある棟板金も劣化が進んでおりました。棟板金を固定する釘が緩んで抜けそうになっているだけでなく、左上の写真の丸で囲った箇所では釘が完全に抜け落ちてしまっていました。このような箇所から雨風が入り込むことで板金を固定している下地の木材が腐り、更に釘が緩みやすくなります。
また、棟板金とケラバとの境目に当たる箇所も板金が浮き上がることで隙間が空いてしまっていました。釘が緩んでいる箇所と同様に、こういった箇所も雨風が入り込みます。固定力が弱くなり浮き上がった板金が台風時などの強風に煽られると、棟板金の落下や飛散が発生することが多くあります。棟板金飛散は、ご近隣にご迷惑をお掛けしてしまうなど、思わぬ二次災害を起こす危険がありますので、特に注意が必要です。
H様には、築年数が25年ということ、屋根材の下に雨水が滞留していることで雨漏りの危険性が高まっていること、棟板金も劣化による飛散の危険性があることを考慮し、屋根葺き替え工事をお早めに行うことをご提案させて頂きました。
記事内に記載されている金額は2021年07月08日時点での費用となります。
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