横浜市緑区寺山町にて雨漏りが発生した瓦屋根調査、要因は経年劣化していた瓦桟や防水紙など複数ございました

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横浜市緑区寺山町にて雨漏りが発生した瓦屋根調査、要因は経年劣化していた瓦桟や防水紙など複数ございました

更新日:2021年10月30日

 横浜市緑区寺山町にお住まいのお客様より、吹き付けるような風と雨が重なる雨漏りしてしまうので修繕をしたいと街の屋根やさんへご相談を頂きました。

 築40年程経過しているお住まいで、瓦が使われているとの事でした。さっそく現地調査にお伺いさせて頂き原因特定をする事に致します。

 緊急事態宣言が解除されましたが、新型コロナウィルス対策としてソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用の徹底に努めてまいります。

 

下屋根室内への雨漏り

下屋根に雨漏りが発生 棟と外壁の取合いに隙間

 

 現地調査にお伺いさせて頂いた時の様子です。一階室内の天井や壁面に雨染みが確認できましたので、外から外観を確認し瓦屋根に上がる事に致しました。

 一階に屋根があると必ず屋根と外壁がぶつかりあう取合いが生まれてしまい、そちらから雨水が侵入するケースが多い傾向にあります。特に瓦の場合は瓦同士の接着や固定を漆喰に頼っており、その漆喰は経年でどうしても劣化してしまい、瓦の固定が緩くなりがちです。その為、瓦屋根でも漆喰のメンテナンスは定期的に行う必要がございます。

 

瓦屋根は漆喰や防水紙の経年劣化で雨漏りに繋がります

壁際の隙間からの漏水 瓦を捲っている様子

 

 棟と呼ばれる所とモルタル外壁のぶつかり合う取合いを近くで確認すると、漆喰が剥がれて大きく隙間が出来てしまっている所が確認できました。ちょうど雨漏りはこの直下になり、ここから始まっている可能性が強いと分かります。また、棟だけではなく他の部分も雨漏りに繋がっていないか確認する必要があります。

 桟瓦をランダムに捲っていきます。写真右は4枚ほど捲っている所ですが、中央に見えます瓦桟が折れてしまっている事や防水紙に孔が開いてしまっている事が確認できました。これでは横殴りの強風を伴う降雨時に雨水が入り込んだ際にこちらから建物内部へ雨水が侵入してしまいます。

 

瓦桟が経年劣化で雨水を吸い折れてしまっている

 

 瓦自体は長くご使用できる屋根材ですが、それを支える漆喰や防水紙は経年で必ず劣化してしまいますのでメンテナンスが必要です。瓦屋根の固定に使用する漆喰は目視ですぐにメンテナンスの必要性がわかるのですが、瓦を捲らないと分からないのが防水紙や瓦桟です。写真の様に室内から上がってくる湿気や雨水を吸い込み折れてしまっていたり白カビが発生している場合は瓦がまともに固定が出来ておりません。雨漏りだけならず、飛散する事も考えられます。

 今回は雨漏りしている事と築年数も考慮し、防水紙から新しくし瓦は再利用できる屋根葺き直し工事のご提案をさせて頂きました。

 私たち、街の屋根やさんでは瓦屋根に関する雨漏り調査や、その修繕の実績も豊富にございます。瓦屋根でお困りに場合は街の屋根やさんへご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2021年10月30日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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