横浜市港北区篠原町で現地調査！ケラバ瓦の割れや防水紙の破れを確認！

　横浜市港北区篠原町にて、「屋根瓦の端部分の瓦」が強風で落下してしまったお住まいへ現地調査に伺いましたのでご紹介致します。
　今回、瓦の落下によりお怪我や近隣への被害は無く幸いでしたが、瓦を含む屋根材は非常に重い為、重大なケガや事故に繋がる可能性もございますので、屋根材の落下を防ぐ為の定期的なメンテナンスをオススメ致します。

　それでは、早速現地調査の様子をご紹介致します！

ケラバ瓦の落下や、瓦の割れを確認

　屋根に上がらせて頂きますと、お話に伺っておりました「屋根の端部分の瓦」が落下しておりました。

　この瓦は「ケラバ瓦」と言い、切妻の瓦屋根の両端の雨樋がついていない部分にある瓦で、ほかの瓦とは形状が違い日当たりの調整や雨の吹込みの防止などの大事な役割を担っています。

　また、ケラバ瓦の落下とは別に、他の瓦に割れが発生している個所が確認出来ました。

ケラバ瓦の落下は番線の緩みが原因

　ケラバ瓦は、雨風の影響を受けやすい為、現在の施工方法は、釘などによる固定です。
　しかし、今回のお住まいでは、昔の施工方法である「下地の木材に打った釘に番線をくくって瓦に空いてある穴を通して屋根に固定する」施工方法でした。
　番線での固定は、台風や地震などで徐々に緩んでしまう為、緩んだ番線部分のケラバ瓦が強風によって一気に捲れ上がり、落下してしまったことが推測できます。

　写真は、ケラバ瓦のが落下してしまった部分ですが、固定用の番線がすべて同じ方向を向いている為、その方向へ非常に強い強風が吹いたことが分かります。

防水紙の破れ

　続いて、割れていた瓦内部の防水紙を確認した所、破れや劣化が確認出来ました。

　多くの雨水は、瓦などの屋根材で防がれますが、それでも屋根材内部に侵入してしまった雨水は、この「防水紙」で防がれています。
　瓦に割れなどがあっても防水紙がしっかりと機能していれば雨漏りがすぐ発生する事はありませんが、防水紙がこの状態では雨漏りが発生する可能性がございます。

　防水紙の耐用年数は、使用環境や種類にもよりますが「20年程度」となりますので、この期間を経過したお住まいの屋根には、注意が必要です！

点検結果のご報告とケラバ瓦の補修の補修工事

　落下したケラバ瓦と割れた瓦の状態、劣化した防水紙についてお客様へ報告させて頂き、施工についてのご相談をした所、今回は「ケラバ瓦の補修工事」を承りました。

　施工方法としては、ケラバ瓦の固定に「番線」では無く、「パッキン付きのビス」を使用することで、ビス穴からの雨水の侵入を防ぎつつ強く出来る為、台風や強い雨風の日にもお客様に安心してお過ごしいただけます。

　私達、街の屋根やさんは、専門スタッフによる無料点検により、お住まいの屋根の不具合やお困り事の原因を突き止め、最適な施工方法をご提案させて頂きます。
　「瓦の部分交換」では、税込み330円～(作業費別)、「瓦の並び直し工事」では、税込み16,500円～ご提案させて頂いております。

　手指の消毒とマスク着用の上でお伺いさせて頂き、適切なソーシャルディスタンスを保って点検・ご相談をさせて頂きますので、どうぞお気軽にご相談ください。

　記事内に記載されている金額は2023年03月03日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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