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横浜市神奈川区白楽でスレート屋根の点検を行いました
築14年のスレート屋根を点検
横浜市神奈川区白楽にお住いのお客様から、築14年目の屋根の点検をお願いしたいとお問い合わせをいただき、現地調査にお伺いしてきました。早速屋根に上がらせていただくと、屋根材はコロニアルNEOというノンアスベストのスレート屋根が使われていました。コロニアルNEOはノンアスベスト屋根材の初期型モデルの一つで、建材を頑丈にするために使われていたアスベストを抜いたことにより強度に難ありの製品となってしいまったという背景があります。
各所にひび割れが見受けられました
コロニアルNEOは強度不足の影響でひび割れを起こしやすい屋根材と言われています。今回のお住いの屋根でもひび割れが散見される状態でした。スレート屋根は一枚の半分を重ねながら葺いていくため、私たちの目に見えているスレートは露出した残り半分のスレートとなります。つまり、見えているスレートにひびが入ったとしてもその下のスレートの残り半分が受け止めてくれる構造になっているため、そう簡単には雨漏りを起こさないようになっています。コロニアルNEOはその割れやすさのせいで塗装のメンテナンスが推奨できない屋根材ですので、もし全体的なメンテナンスをお考えであれば葺き替えかカバー工事をご提案いたします。廃材処分費がかからず比較的リーズナブルなカバー工事の価格は¥877,800(税込)~承っております。
棟板金の釘が少しずつ浮いてきていました
棟板金に設置された釘も少しづつ浮いてきている状況でした。釘は棟板金の中の貫板という木材に固定されているため、経年劣化でどうしても少しづつ浮いてきます。早急に対応必要かと言われればそうではないですが、定期的点検した方が良い部分にはなります。葺き替えやカバー工事の際にはどちらにせよ棟板金も一新されることになるので、大型工事との兼ね合いを見てメンテナンスをどのように行うか考えたいところです。
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