軒天(のきてん)の場所・役割とは｜ケイカル板を使用するメリットや必要なメンテナンスをご紹介！

　何となくのイメージで知っていても、軒天(のきてん）の場所を聞かれて答えられない方も多いのではないでしょうか。
　ですがそうした場合、いざご自宅の軒天に不具合が発生した際に困ってしまいますよね(>_<)

　今回は軒天（のきてん）の場所・役割と併せて、軒天に使用されるケイカル板のメリット・必要なメンテナンスをご紹介させて頂きます(^^)/

軒天(のきてん)の場所・役割

　「屋根」はお住まい全体に被せる様に設置され、降り注ぐ紫外線や雨から常に保護してくれていますよね(#^^#)
　その中でも外壁から飛び出している部分を「軒」と呼び、それを下から見上げた際の天井を「軒天(のきてん)」と呼びます！

　軒・軒天の役割としてまず挙げられるのが、外壁の保護です。
　直射日光・雨が直接外壁に浴びてしまう事を防ぎ、汚損・劣化進行を低減させます。

　また、屋根裏は熱気・湿気が滞留しやすい場所です(>_<)
　軒天に換気孔・換気口を設けられている場合には、熱気や湿気の排出口として役割を担います。

　さらに、軒天にケイカル板・金属などの不燃性素材する事で、火災発生時の延焼を抑えられます。
　例えば、ご近所で火事が発生した際、屋根に火が回る事を抑える事で火災による被害を最小限に抑える効果に期待できます。

軒天に最も使用されているケイカル板のメリット

　軒天に使用される部材として最も普及しているのがケイカル板です！

　ケイカル板はケイ酸質原料・石灰質原料・補強繊維を主原料とする部材で、ケイ酸カルシウム板とも呼ばれます。

　一昔前に良く使用された合板・ベニヤ板などと比較して値段は高いですが、耐火性・耐久性・断熱性に優れた素材です。
　さらに水分に強い特徴を持っている事から、湿気が溜まりやすい軒天部分に適した屋根材です(#^^#)

軒天に必要なメンテナンス

　軒天は、その構造から雨風の影響を直接受ける事は少ないです。
　しかし、だからといってメンテナンスフリーという訳にはいきません😥

　砂・ホコリが混じった強い風が外壁に吹き付けられた場合、向かうのは軒天です。
　それによって汚損が発生してしまう可能性は十分にあります(>_<)

　また、現在最も普及しているケイカル板も含め、一般的に軒天には定期的な塗装メンテナンスが必要となります。
　塗膜の劣化は防水性を低下させ、カビ・苔の発生や汚損、劣化促進の原因にも繋がります。

　最低でも10年に一度は清掃・塗装メンテナンスを行いましょう！

　さらに、雨漏りは屋根のどの部分でも発生する可能性がありますが、軒天は屋根傾斜の終着点です。
　その為、軒天は雨漏りの原因になる可能性は低いですが、屋根で発生した雨漏りの症状が出やすい場所と言えます(;_;)

　そうした場合には根本原因である雨漏りの修繕を行った上で、軒天ボードの交換が必要になる場合もあります！

軒天の定期的な点検・メンテナンスも忘れずに行いましょう！

　お住まいのメンテナンスと言えば、どうしても瓦・スレートなどの屋根材や外壁に目が行きがちですよね(^^)
　ですが、軒・軒天も屋根の一部であり、お住まいを保護する為に大切な役割を担っています！

　屋根・外壁と併せて、軒天の点検・メンテナンスも忘れずに行いましょう！

　私達、街の屋根やさんは屋根・外壁はもちろん、軒天の塗装・張替え工事にも対応可能です。
　外壁塗装と併せて、軒天の補修や塗装などの同時施工も可能ですので、ぜひお気軽にご相談下さい(^^)/

　点検からお見積りの作成まで無料にて承っております！