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スレートとガルバリウム鋼板の特徴を徹底比較!屋根材選びのポイント
屋根材にも様々な種類があるので、いざリフォームしようと考えた時に迷ってしまいますよね。
本記事ではそんな方へ、日本国内でもかなりメジャーな屋根材「スレート」と、ここ最近で新常識となりつつある「ガルバリウム鋼板」の2種類の屋根材について詳しく解説します!
ぜひ参考にしてみてくださいね(*^-^*)
スレート屋根材とは
スレートは主にセメントや繊維を混ぜて薄い板状に成形し、表面を着色・加工することで仕上げられている屋根材です。耐久性と美観を兼ね備えた屋根材として広く使用されています。
その特徴として、瓦などの伝統的な屋根材に比べて軽量で建物の構造に負担をかけにくく、地震の多い日本では特に人気があります。
また、フラットでシンプルな外観になるため、住宅デザインにおいても現代的で洗練された印象を与えてくれます✨
スレート屋根の耐用年数は一般的には20年から30年と言われています。しかし、定期的なメンテナンスを怠ると、寿命が短くなる可能性があります。スレート屋根の寿命を延ばすためには、定期的な点検や塗装メンテナンスが重要です。
特に水分の吸収・乾燥による影響を受けやすいので、定期的なチェックと修理が必要です!
放置すると雨漏りの原因にもなりかねないので、注意しましょう。また、劣化症状に合った補修方法を選ぶことも大切です!
コロニアルNEOやパミールなどのスレート屋根材では、塗装しても劣化が防げない場合があると報告されています。これらは10年程度でひび割れや剥がれが起こりやすく、塗装によるメンテナンスが推奨ていないのです!
そのため、こうした屋根材の場合や、劣化が進行した場合には屋根カバー工法や葺き替え工事を検討するのが一般的です。
スレート屋根材の選択にあたっては、耐久性だけでなくメンテナンス費用や長期的なリフォームの計画も重要です!
ガルバリウム鋼板とは
ガルバリウム鋼板は、軽量で高い耐久性を持つ金属屋根材として広く普及している材料です。ガルバリウムは、鋼板の表面にアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%を組み合わせたメッキ層で保護された素材で、錆びにくさと強度に優れているのが大きな特徴です。
このメッキ層が酸化や腐食から鋼板を保護するため、一般的なトタンなどに比べて長期間にわたって美しさを保つことができます!
軽量であるガルバリウム鋼板は、建物の構造にかかる負担が少なく、特に耐震性が求められる日本の住宅に適しています。また、施工が簡便で、短期間で屋根工事が完了できる点もメリットの一つです。
ガルバリウム鋼板は薄いながらも強度があるため、瓦やスレートと比べても軽量でありながら防水性や耐風性に優れ、強風や雪害に対しても比較的耐性を発揮します。
ガルバリウム鋼板の欠点としては、金属ならではの断熱性や防音性の低さが挙げられます。特に夏場は日差しの影響で表面が高温になりやすく、断熱材や遮熱塗装の追加が推奨される場合もあります。また、雨音が響きやすいことから、防音対策を施す住宅もあります。
しかし、こうした弱点も対策を施すことで緩和可能です。
また、ガルバリウム鋼板はカラーやデザインのバリエーションが豊富で、さまざまな住宅デザインに調和することから、現代の住宅や商業施設において採用が増加しています。
耐久年数は一般的に30年以上とされ、定期的なメンテナンスを行うことでさらに長持ちするため、ライフサイクルコストも抑えられるといえます。
ガルバリウム鋼板は、近年では屋根だけでなく外壁材としても利用され、コストパフォーマンスの高さから住宅や商業施設の幅広い用途で選ばれています!
スレートとガルバリウム鋼板の比較
スレートとガルバリウム鋼板は、どちらも住宅の屋根材として広く使用されているものの、特徴が異なるため用途や好みによって選び方が異なります。
スレートはセメントや繊維を薄く成形した非金属系の屋根材で、軽量ながらも安価で、シンプルでフラットなデザインが特徴です。
一方、ガルバリウム鋼板はアルミニウムや亜鉛でメッキした金属系の屋根材で、耐久性が高く、錆びにくくて軽量なため、特に耐震性が求められる建物に適しています。それぞれ比較しながら詳しく見ていきましょう!
耐久・メンテナンス面
耐久性の面で見ると、スレート屋根は紫外線や風雨による劣化が避けられません。スレートの耐用年数は20年程度で、劣化が進むとひび割れや剥がれが発生しやすいため、約10年ごとに再塗装を行うことで美観と防水性を維持する必要があります。
一方、ガルバリウム鋼板の耐用年数は30年以上とされ、錆びにくいメッキ層により酸化や腐食にも強いです。そのためメンテナンスの手間が少なく、長期的なライフサイクルコストを抑えやすい傾向にあります。ただし、ガルバリウム鋼板も表面の光沢が低下してくるため、塗装の再施工が必要になる場合があります。
デザイン性
スレートは薄くフラットな外観が現代的で、シンプルな住宅デザインに向いています。
ガルバリウム鋼板もバリエーションが豊富で、シンプルからモダンまで対応可能ですが、金属特有のシャープな質感が特徴です。最近では色や形状の選択肢も増えているため、デザイン面での制限は少なくなっています。
断熱性・防音性
防音性については、スレートがやや有利です。
スレートは厚さが5mm程度ですが、セメントが遮音の効果を発揮します。断熱性は低く、太陽の熱を直接吸収してしまうため、屋根裏の温度が上昇しやすいです。断熱性の問題に関しては、遮熱・断熱塗料で塗装することで改善することができます!
そして金属であるガルバリウム鋼板は熱伝導率が高く、夏場は表面温度が上がりやすいため、断熱材を併用するケースが多いです。さらに、金属特有の雨音も響きやすいので、防音対策が必要になる場合があります。
総合的に見ると、スレートはコストパフォーマンスが良く、シンプルなデザインが好まれる住宅に適しています。一方で、ガルバリウム鋼板は耐久性と軽量さが必要な場合や、長期的なメンテナンスコストを重視する方に向いています。それぞれの特徴を理解し、住宅の条件や好みに合わせて選択することが大切です!
スレートからガルバリウム鋼板へのカバー工法・葺き替え工事がおすすめです
スレート屋根からガルバリウム鋼板へのカバー工法や葺き替え工事は、耐久性やメンテナンス性を向上させたい方におすすめの方法です。スレートは軽量で安価な点が魅力ですが、経年とともにひび割れや色褪せ、剥がれといった劣化が見られることがあり、約10~15年ごとに塗装メンテナンスが必要になります。
また、スレート屋根材の中には、特にパミールやコロニアルNEOといった一部の製品で、塗装が適さず、別の補修手段を考慮すべきケースもあるため、将来的なリフォームプランとしてガルバリウム鋼板への変更は非常に有効です!
屋根カバー工法
屋根カバー工法は、既存のスレート屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねて施工する方法です。撤去工事が不要なため、工期が短縮でき、廃材処理費用も抑えられるためコスト面でメリットがあります。また、スレートに重ねることで、二重の屋根が断熱や遮音効果を高めることにもつながり、既存の構造に負担をかけずに屋根材の性能をアップグレードできます。
地震の多い日本では、ガルバリウム鋼板の軽量性も大きな強みであり、建物の耐震性が向上する点も魅力ですよ!
屋根葺き替え工事
屋根材がすでにひどく劣化している場合には葺き替え工事が推奨されます。葺き替えは既存のスレート屋根をすべて撤去し、新しいガルバリウム鋼板に置き換える方法で、屋根下地から完全に新しい状態にリフレッシュできます。これにより、漏水のリスクも抑えられ、耐久性をしっかりと確保できるため、長期的なメンテナンス頻度が減少し、ライフサイクルコストが抑えられるというメリットがあります。
ガルバリウム鋼板はアルミニウムと亜鉛でメッキされているため、錆びにくく、メンテナンス頻度も少なくて済むうえ、耐用年数が30年程度とされ、スレートからのカバー工法や葺き替えで選ばれることが多くなっています。また、カラーバリエーションやデザインも豊富で、住宅の美観を保ちながら長期的にメンテナンスコストを抑えたい方にとって非常に魅力的な選択肢です。
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スレート屋根は軽量で扱いやすい反面、経年劣化が進むとひび割れや色褪せが発生しやすく、約10~15年ごとにメンテナンスが必要です。そのため、耐久性が高くメンテナンス頻度が少ないガルバリウム鋼板へのリフォームは、今後の屋根維持費を抑えるための効果的な選択肢といえます!
ガルバリウム鋼板は高い防錆性能を持つため、長期にわたって美観を維持できるのが特徴です。また、デザインのバリエーションも豊富で、住宅の外観に合う色や形をお選びいただけます。
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