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屋上防水を徹底解説!シート防水・塗膜防水(ウレタン・FRP)の特長と選び方とは?
屋上(陸屋根)は、建物の中でも特に雨水や紫外線、熱などの外的要因によるダメージを受けやすい部分です。そのため、適切な防水工事が必要不可欠です。
ここでは、屋上防水工事の中でも一般的な「シート防水」「塗膜防水」のウレタン防水、FRP防水について、それぞれの特長やメリット・デメリットを解説します!
シート防水
シート防水とは、防水性能を持つシートを建物の屋上や床面に貼り付けることで、水の侵入を防ぐ工法のことです。
この方法は、雨水や湿気から建物を保護し、長期間にわたる耐久性を確保するために採用されます。
シート防水には、塩ビシートやゴムシートなど、使用する素材によっていくつかの種類があり、それぞれの特性に応じて施工方法が異なります。施工が比較的簡単で工期が短いことから、新築だけでなく改修工事にも幅広く利用されています!
それぞれの耐用年数は一般的に、ゴムシート防水は10~15年程度、塩ビシート防水は10~20年程度と言われています。太陽光や熱による影響で劣化しやすい点がデメリットとして挙げられます。
さらに、シートの剥がれや浮き、捲れが発生すると防水性が低下し、雨水が浸入して雨漏りが起きたり、シートの密着性の喪失が起こります。そのため、定期的なメンテナンスや早めの対処が必要です💦
塗膜防水
複雑な形状の屋根や狭い箇所にも施工可能で、継ぎ目がないため、水漏れのリスクが少ないという特徴があります。
ウレタン防水
ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を施工面に塗布し、硬化させて防水層を形成する工法です。液体であるため、複雑な形状の屋上にも対応できる点が特徴です。
シームレスな防水層を形成できて施工後の仕上がりが美しく、均一な防水性能を発揮します。
しかし、硬化までに時間がかかるため天候の影響を受けやすく、長期間の紫外線に弱いため、定期的なトップコートの再塗布が必要というデメリットがありあります。
FRP防水
FRP防水は、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)を使用する防水工法です。ガラス繊維に樹脂を含浸させて硬化させることで、非常に高い強度と防水性能を発揮します。
施工時に専用の技術が必要で、工期がやや長いこと、他の工法に比べてコストが高めというデメリットがありますが、耐摩耗性が高く、車両の通行にも対応可能なほど高耐久で、歩行可能な屋上やバルコニーに最適です。
屋上(陸屋根)の防水工事、どれにするかを選ぶのは簡単ではありませんよね。
困ったときは、建物の用途、環境、予算、メンテナンス性などを考慮して最適な工法を選ぶことが重要です。各工法には特長があるため、条件に合わせた適切な選択をすることで、長期間にわたって建物を保護することができます。
専門業者に依頼をして一度状態を見てもらい、プロのアドバイスを活用しながら、最適な防水工法を選定しましょう!
陸屋根で雨漏りが起きているお住まいで調査を行いました!
こんにちは!
今回は「雨漏りが起こってしまったから調査と修理の見積もりが欲しい」とご連絡をいただき、横浜市鶴見区北寺尾へ調査に伺いました。
雨の強い日に雨漏りが良く起こるそうなのでその原因も突き止めていきましょう( `ー´)ノ
それでは早速調査開始です!
浮いたクロス
室内のクロスは雨漏りが原因で浮いてしまっていました(;´∀`)
クロスが剥がれる原因の一つとして、壁の内部に雨水が浸透することが挙げられます!
雨漏りによって壁の内部が湿気を含むと、クロスが剥がれやすくなります・・・。
特に、クロスの裏側が湿気を吸収しやすい素材でできている場合、雨漏りによる影響を受けやすくなります。
雨漏りによって壁面の素材自体が劣化することもクロスの剥がれを引き起こす原因となります!
壁面の素材が腐食や変形を起こすと、クロスがしっかりと貼り付けられなくなり、剥がれやすくなります(;´Д`)
特に、雨漏りが長期間放置されていると、壁面の素材が劣化しやすくなるため、クロスの剥がれが起こりやすくなります!
陸屋根の様子
原因の調査に陸屋根の調査をしていきます!
シート防水から雨漏りが起こる原因としては、シートが劣化している場合老朽化や日常的な摩耗によって防水性能が低下し、雨水が侵入してしまう可能性があります!
また、シートの破れや穴がある場合も、防水層が傷ついてしまい、雨漏りの原因となります(;´∀`)
さらに陸屋根は日光などを遮るものがなく、気温や日当たりの影響をとても受けやすいです!
気温や日当たりによってシート防水が膨らんだり収縮したりすることがあり、その際に隙間ができて雨水が侵入する可能性があります(´Д⊂ヽ
剥がれたシート防水
雨漏りの直上箇所の点検をしてみましょう!
雨漏りの直上のシート防水は大きく剥がれてしまっていました・・・。
その他にも剥がれが起きている箇所が何か所も発見できたため経年劣化によってシート防水が剥がれてしまったのかと思います(;´Д`)
雨漏りの直上という事もあり、こちらの部分からの雨漏りとみてほぼ間違いないでしょう!
今回の調査の結果から工事のご提案として
・陸屋根防水工事
陸屋根防水工事の価格は街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください。
をご提案しました(=゚ω゚)ノ
屋上防水は建物を守る重要な工事です。シート防水、ウレタン防水、FRP防水それぞれの特長を理解し、最適な工法を選ぶことで、長期間にわたり建物を保護できます。プロに相談して、最適な防水対策を行いましょう!
街の屋根やさん横浜店では、横浜市瀬谷区の屋根工事をはじめとした、神奈川県全体でのリフォーム工事の対応が可能です。
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記事内に記載されている金額は2024年11月20日時点での費用となります。
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